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2015ホスト・ホステスベース（値切り⇄変装） 勤務時など完璧な身だしなみを整えている際はAPP+2(18)。 --- 3-9(スポーツ万能)：合計4つの運動系技能にボーナスを入れる。　 5-9(ド根性)　　　：あらゆる抵抗表を使用したロールで、成功率+5% マーシャルアーツって区分的に戦闘技能じゃなくて運動系技能なんだ…… --- 9歳で人生終わった女。 父が小さなレジャー系事業をやっていた会社の社長。 小さな時に実母と父は離婚しており、微かな記憶しかなかったが、事故までは義母と妹たちとそれなりに幸せに暮らしていた。 事故で義母と妹は死亡。遺体は義母のものだけが陸に帰った。父は借金や誹謗中傷に耐えかねて海での無理心中をはかる。 父は死んだが、自分は生き延びてしまった。 その後は実母を頼る形で上京。 渋々ながら受け容れられたが、3年後に義父に性的虐待を受ける。 実母の怒りは“父に似て美しい娘”に向き、そのまま児童養護施設に捨てられた。 16歳まで施設で過ごすが、自身を知る同郷の男に事故や心中のことをチラつかせた脅迫を受け、2年間その男の元で過ごした。 もうこの男を殺して自分も死ぬかあと考えていたら男は反社会的勢力の“お嬢様”の男だったらしく、なんだか勝手に死んでしまった。 しかしどうやら自分はとことん身に覚えのない加害者で、“お嬢様”は泥棒猫に風俗嬢以外の道を残さなかった。 東京湾に沈められなかっただけマシだったのかもしれない。そうして生きながらえること3年。 このまま惰性で生きるのもそろそろしんどいな。家族のいる場所に還ろうと海へ向かう途中に初恋の男を見つけた。 どうにも死にそうな顔をしていたものだから、ああ、これは、きっと自分のせいだな。そう思って声をかけた。 これが少しでも慰めに、贖罪になりやしないかしら。 けれど、どうやら自分は根っからの加害者であるらしいから、やっぱり、そうなる前に死んでしまうのが良いのだわ。 煙草は吸うが、仕事の時以外は香りを纏うことはない。 声はすぐに忘れられるけれど、匂いを忘れるのは最後らしいからさ。ありきたりでつまんない匂いしか残さないの。 --- 鳰川 郁とは同類として友人。搾取される側でありながら加害者にしかなれない女たち。

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