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　　 　マロウブルーの髪と漆黒の瞳の魔法使い。 　黒蝶の翅のようなものが背中に生えている以外は人間のような姿形をしているが、見目がかなり中性的で作り物のよう。 　一応喜怒哀楽などの感情はあるが希薄で、どこか達観している。 　見聞きした知識をさも経験してきたかのように語る節があるのが悪い癖。 　 　「読書はいい、だけれど…実際に触れてみるのもいいものだよ。君はどう思う？」 　「もう雪融けの季節だね」 　「変わらないものなど、何もありはしないよ」 ◆特徴表 5-1：動物に好かれる 　独特のたたずまいのおかげか、たいていの動物がなついてくる。 2-6：アウトドア派 　暇さえあれば季節を問わず、野外活動に繰り出している。 　〈ナビゲート〉〈博物学〉〈追跡〉にそれぞれ＋20％ ◆フレーバー ・誕生日　　　：3/15 ・誕生花　　　：クンシラン「情け深い」「誠実」／アセビ「犠牲」「献身」／勿忘草「真実の愛」「私を忘れないで」 　　　　　　　　イベリス「甘い誘惑」／フタリシズカ「いつまでも一緒に」／毒人参「あなたは私の命取り」「死も惜しまず」 ・一人称　　　：私 ・二人称　　　：君 ・口調　　　　：～なんだろう等少し硬めの口調 ・好きな食べ物：175.クッキー／161.チーズケーキ ・嫌いな食べ物：96.つめたいもの／85.エビ ・名前の由来　：蝶々を意味する韓国語から　 　　　　　　　　自身で身体的特徴から付けたため、全ての言語の中から発音が一番短い音のものという決め方 　　　　　　　　あとは一応ナビ→ナビゲート等から、「導き手」というニュアンスも込めて ・モチーフ　　：蝶 ・血縁探索者　：― ・アライメント：混沌-善 ・イメソン　　：人間みたいね - キタニタツヤ／在り処 - ぼくのりりっくのぼうよみ ・カラーコード：ベルフラワー（#443e7e） ◆通過シナリオ ・Last Resort（HO2）　　　　END：β-1 『二人の楽園』 　KP：茶菓子さん／HO1：リナックスさん ※以下「Last Resort」HO2バレあり注意 □HO2：魔法使い 　あなたは先日人間を創った　あなたは愛を理解できない 　1.あなたは魔法使いだ、魔術の扱いに長けている。 　　POW15以上固定、残りは1d3で算出する。 　2.あなたは特殊な道具を用いて魔法を使っている。それは森の中にあるものを加工して作っている。 　　道具の形状、設定を自由に決めて良い。 　　(例えば宝石、果実、植物など。好きなモチーフを決めて魔法使いを作れるイメージ) 　　ポイント消費せず制作:魔法道具を50%所得 　3.あなたは元々感情を理解するため感情に関する研究を行っていた。 　　ある程度人間の感情が理解できるようになった頃、唯一全く理解できないものに出会った。 　　それは"愛"と呼ばれているらしい。 　　あなたは最近子供を拾った、ということにしている。 　　それはあなたが愛を知るために作り出した"幼い人間のようなもの"だ。 ✦｢あなたについて｣ 　あなたはあなた自身のことが分からない。 　目が覚めたら木造の小屋の中にいた。 　小屋には本がびっしりと並び、何やらよく分からない器具が大量に置かれていた。 　あなたは何故か読み書きができ、生きるための知識が備わっていた。 　そして、本を読み生きていく中でいくつかのことを知った。 　1つ、この世界には"人間"と呼ばれる知性ある生き物が多く暮らしていること。 　2つ、自分は姿や構造が人間に近いということ。 　3つ、人間には感情があり、寿命があるがあなたには無いということ。 　4つ、小屋の周辺に人間はおらず、また周囲には森しかないということ。 　　　 そして、いくら歩いてもこの森からは抜け出せないということ。 　5つ、あなたは人間になりたいと思っているということ。 □あなたの目的 ✦「人間になる」 　目が覚めてからしばらくすると、あなたには1つの欲求が湧いた。"人間になりたい"という欲求だ。 　どうしてそう思ったのかは分からない。 　何を以て人間とするのか、そうなりたい理由なども自由に決めて良い。 　ただ、今は漠然と何かが足りないと感じている。 ✦｢創った子供について｣ 　あなたは愛を知るために人間のようなものを創った。 　人間の全てを理解していない者に正しくそれが人間だと判別はできないだろう。故にそれは"人間のようなもの"だ。 　今のところ文献で確認した人間との違いは確認されていない。 　あなたは小屋にあった器具や本、習得した魔術などから子供を創るための呪文を編み出した。 　子供は作り出した時点で7～15歳の外見とある程度の知能が備わっている。 　また、あなたは子供にさらに呪文を1つ仕込んでいる。 　それは｢自分が森で拾われた｣と認識させるための呪文である。 　人間の精神は冒涜的、神話的な現象に対して非常に脆いため真実を知った際に人としての心を保てない可能性があるからである。　 　そのためあなたは、子供に「あなたは森に倒れていた」と説明しなければならない。 ✦｢魔法について｣ 　あなたは小屋にあった本を解読しいくつかの魔法を会得した。 　その内容や種類はシナリオ内で開示される。 　また、あなたはこの世界において"冒涜的"とされる所謂神話的存在や現象があることを知っている。 　クトゥルフ神話+20% □PLに向けて 　普段はどのように過ごし、何を食べて生きているのか。(食べてなくても寝てなくても生存できます。) 　どの程度人間に近く感情があるふりをしているのかなど、 　あなた自身に対する理解度も含め様々なことを自由に決めてもらってかまわない。 　また、人間の形を保っていればある程度外見に人外要素があってもかまわない。 　二人の関係性についても自由で、是非話し合って決めて欲しい。 　話し合う時に相手に伏せたい秘匿を伝えてしまわないよう注意すること。 　「『天に星、地に花、人に愛』……」 　「…それほどまでに当たり前のものを、なぜ私は知らないのだろう」 🦋人間になりたい理由 　手持ち無沙汰だったから、図鑑で見かけた種があったから、命について学びたかったから、 　…そんな色々が重なって小屋で植物を育てるようになる。 　植物が小さな種から成長して、花を咲かせてやがて種を遺し散って枯れていく姿を幾度と見た。 　やっと外に出て、森で暮らす生き物の姿を見た。 　彼らのうち、番の二匹のうさぎを育てて見たことがあった。 　数匹の子を成してしばらく、親兎たちはどんどんと弱って亡くなった。 　それが、彼らの"生"らしかった。 　だのに自分といえば、時が経てど枯れることがないどころか、変わることがなく。 　自分は、文献で見た「人間」という生き物だと思っていた。 　しかし違った。それは疑いようもない、自らは「人間に似た何か」である。 　彼らは他の人間と助け合い、動物と同じように共に生き、そしてその共に生きるものを「愛す」。 　そして、その内にその生涯を閉じる。 　足りない何かが彼らにはあるような気がした。 　同じような姿をしているのに、自分にはない何か。 　それをもし獲得できたら、その時は自分も「人間」になるだろうか。 　 　自分にないものは学ぶしかないだろう。 　そうして、人間のようなもの(HO1)を創った。 　生まれた人間のようなものは、所謂「子ども」だった。 　人間は大人が子どもを育てる、だから見よう見まねで優しく接している。 　それがきっと彼らの「愛」だと思うから。 　こういった存在を人間が何と呼ぶのか知っている。だから、私はこの子の「親」になる。 　完璧な「親」に、「家族」になれたなら、その時は。 　きっと私も何かを為しているだろう。 　人間になりたい/愛を知りたい理由は、本人談としては「何となく」。 　しかし、本質としては「何かを遺した上で他の数多と同じように終わりを迎えたい」「他者と接し、心を通わせたい」 　という願望がある。（と思う） 　常にどこか漠然とした虚無感や孤独感がある人。 🦋HO1について 　HO1に対しては面倒見の良さもあり、優しさを持ちつつもどこかずれている。 　また、「人間」と違うことなく創れたHO1に対して気遣ってしまう節がある。 🦋魔法について 　触媒に用いるのは、地に堕ちた蝶の翅や朝露に濡れる蜘蛛の糸、輝く蝶の鱗粉、それから落ちた花びらなど。 　（どれか一つの方が都合が良ければ最も多いのは蝶々だと思います…！） 　殺生はしないし、花もできるだけ枯れているものを選ぶ。 　それは自分が脅かすものではないから。 　自身の魔法に自然に近しいものを触媒としていることもあってか、動植物や季節の移り変わりを好んでいる。 🦋普段の暮らし 　普段は主に本を読んで過ごし、食事や睡眠もとっている。 　食事に関しては、魔法に似通ったところがあったため、料理本を読んで実践するうちにかなり習得した。 　一時期作ることに拘っていたことがあるほど。 　食べる方の楽しみはそんなに見出していない。 　しかし、人間は食べなければ死ぬらしいから、人間になるならと思い摂取している。 　そのくらいの認識でいるせいか、何かに熱中したり作業中はたまに飲食を忘れていた。（※拘り時期を除く） 　HO1は人間に近しい構造にできているようなので、HO1が来てからは改善される。 　子どもを育てるには充分な食事と書かれていた言葉を鵜呑みにしているので、出す食事の量は多め。 　好き嫌い等は止めないタイプ。 　好きな物を食べればいい。食べられないものがあるのなら、その分他の物を沢山食べればいい。そう書いていた。（曲解） 　睡眠も同様にいつもは夜が暮れ、動物たちの声もしなくなったら眠るようにしているが、 　何かの作業中はたまに失念して朝焼けを見てから眠りに就く。 　睡眠自体を必要とはしていないので、起きる時間は一律で、鳥の鳴き声がしたら目を覚ます。 　 🦋オリジナル魔法 　『導きの魔法』 　あなたの歩いた軌跡は残されている。 　この魔法は迷った等で目的地へと辿り着けなかった時に、その場所まで蝶々が導いてくれる魔法である。 　しかし、導き手の蝶々が生息できるような場所でのみしか発動できない。 　また、魔法の性質上術者が一度行ったことのある場所でないと辿り着くことは不可能。 　[指定した場所へ迷わず帰れる魔法。効果範囲は森の中のエリアごとに指定するか、森の中全域で選択可能。 　エリアごとはMP2Pの消費だが、森の中全域から目的地を探す場合はMP消費量が倍になる] 🦋HO1の名前について 　エル（aile） 　由来：仏語で翼を意味するエール（aile）から 　こちらは身体的特徴（蝶々の翅）から名前を取っているため、天使の翼のイメージ。 🦋不定の狂気 ・10:『運命の輪（正位置）』（Last Resort-2024/08/7） 　リスクジャンキー。 　自身の運気上昇を妄信している。 　技能で失敗した際に異様な落胆を感じSANを【-1】

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