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ユーリ･オースリバー(Yuri Authriver)ICV:川澄綾子 30歳　灰色髪（白髪混じり）　青目 170cm60kg 一人称｢わたし」 二人称｢あなた」｢お前」 三人称｢あなたたち」｢お前たち」 ────────────── 【職業】 基本ルルブ6版『私立探偵』モデル 言いくるめ、鍵開け、心理学、追跡、図書館、法律、目星、任意技能→聞き耳 【特徴表】 8．銃火器の達人 銃火器とは何かの縁があり、普段から親しんでいる。火器技能5つ（拳銃、サブマシンガン、ショットガン、マシンガン、ライフル）の基本成功率は50%である。 →昔取った杵柄で得意。 ────────────── 【性格】 勝ち気な性格。淑やかではあるが報復は絶対するタイプ。負けず嫌い。 賭け事が好き。努力家。若い頃は老け顔に見られることを気にしていたが、30歳に入った現在は逆に若く見られるようになっている(APP16)。美魔女の部類。 【人となり】 探偵事務所の所長。 日系二世。クォーターなので東洋人の特徴は髪色ぐらい。 一児の母。10歳の男の子を育てながら探偵事務所の所長をしている。APP16の美貌を誇る。顔の美しさには自覚的。日本には昔いたことがあり、和名を持っている。しかし現在、ほとんど日本語は喋れない。 【余談】 この時代においては珍しいシングルマザー。結婚する前に別れた。 世間一般から見れば『捨てられた』側である。 彼女は親類を大いに巻き込みながらなんとか育てきり、NYで居を構えている。 【通過シナリオ】 AconiteⅡ:HO5→全生還 以降、AconiteⅡ HO5の秘匿バレ込みの設定あり。 ｢マフィアの世界は──裏切りに謀略、そして暴力がある。秩序があってもひとたび花火が起きればとたんに崩れる。そういうものだと、よくわかってるのよ」 ｢でも、わたしが彼らを裏切ることを許容する理由にはなりはしないわ」 ｢私はあくまで、根からのマフィアじゃなかった。そう、彼らと同じものになれなかったことに後悔はないわ」 「これでよかったのと思ってしまったわたしは、アウトローにもなれず、かといってまともな陽の当たる世界にいるには暗すぎる」 元BOIの捜査官。マランツァーノファミリーに潜入し、そして裏切った女。 同胞殺しの恐ろしさに拳を打ったのち、BOIをやめていった。 恐怖そのものを植え付けられたままでいるが、薬を飲んでなんとか抑えている。 現在探偵事務所を構えており、彼女なりの第2の人生──否、第3の人生を送っている。 彼女にとっての第2の人生がBOI捜査官としての堅実な暮らしであったのだ。 ──────────────────── 【第1の人生について】 では彼女にとっての第1の人生とはなにか。 彼女はマランツァーノに潜入する前からマフィアがどういうものかを知っている。 彼女は別マフィアに属する人間の元恋人だ。元恋人の名前はヴァルバロッサ・メルディアーノ（HEY水のAconite探索者:HO1）。メルディアーノファミリー（通過時のPCたちのファミリー)の次期ドンでもあった彼と、18歳の時に出会い恋に落ち、20歳の時に彼との子である息子のヴァイロンを産んだ。 彼に迎えられ、メルディアーノファミリーに行くはずだった。10年前…人殺しをしたと言うヴァルバロッサから、別れを切り出されるまでは。 熾烈な口論ののち、ユーリ・オースリバー、もといユリ・アヤセガワ、綾瀬川瑜里は息子のヴァイロンと共に一時的にNYを離れることになった。私生児がいることがバレてはいけないと、ユーリと息子の身の安全と、ヴァルバロッサの潔白のために。 ヴァルバロッサへの愛情は確かにあるし、今でこそ落ち着いてはいる。心配もする。だが息子や、探偵事務所の仲間、ひいてはBOIの元同僚たちより遥かに優先度は低い。 ヴァルバロッサから定期的に送られる慰謝料は──使いもしない。少なくとも自分は使わず、いつかヴァイロンが本当に必要になった時のためにと貯蓄している。 あの時終わった愛情ならば感受するわけにはいかず、自身の足で立ってみせている。それがユーリ・オースリバーの誇りでもある。

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