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・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥… ▼『一夜獄に一身殺』 「この街にさ、 　ヤバイ肉屋があるらしいんだけど 　 お前知ってる？」 「獄地街」という街にある肉屋には、「人の肉を売り捌いている」といった浮評がある。 あなた達はこの肉屋で働きながら、緩やかで血腥い日々を送っている。 ・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥…━…‥・‥… # HO1『食人』-------------------------------------------------- あなたは「人の肉」を食らわなければ生きていけない。 あなたはHO2『不死』の肉を食らって生き存えている。 ------------------------------------------------------------------ ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・ 「建守狗久。好きなように呼んでくれて構わない」 「アンタは何を買いに来たんだ？……まぁ。此処は肉屋だから肉しか無いけども」 「しがない肉屋だよ。少し特殊なだけさ」 ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・ 一人称：俺 二人称：アンタ、貴方、〇〇さん 【名前】 建守狗久（たてがみいぬひさ） →モチーフ：ハイエナ（鬣犬） 【職業】 肉屋 『ナイフ』『聞き耳』『言いくるめ』『信用』『値切り』『経理』『心理学』 ＋次の技能から一つ選択『運転（自動車,二輪車）』『コンピューター』『生物学』 ＋個人的な関心のある技能 1 つ 【特徴表】 ＜2－4　愛読家＞ あらゆるジャンルの蔵書を持っている。＜図書館＞に+２０％。 さらに図書館にでかけなくても、自宅の書庫で＜図書館＞ロールが可能となる。 ＜1-6 強固な意志＞ 何事にも動じない、強靭な精神の持ち主だ。 能力値POWおよびSANは変動しないが、現在正気度ポイントに+5。ただし増加する上限は、最大正気ポイント（99-〈クトゥルフ神話技能〉）となる。 【設定】 とある精肉店「建守屋」の店主。 隈のある目元にぼさぼさの髪、やや猫背ぎみの立ち姿が特徴的の男。 用意する肉の鮮度の良さや綺麗に切り分けられた肉、生き物に対しての知識量が豊富な為一定ラインの客は居る。 笑顔をつくるといった愛想はあまりない…というよりも笑顔を作ると逆に怖がられる事が多かったため、あまり作らないようにしているとか何とか。 そういったこともあり、態度はあまりよくないものの、思いの外面倒見はよい。 HO2やバイトのメンバーに対して好意的な印象を抱いている。自分から喋らないが聞かれれば自分の意見は色々言うタイプ。 案外相手の話は聞く方。融通も効くタイプ。 人が嫌がる行為を無理強いする気はあまりないとの事。 イメージCV(津田健一郎） 【通過シナリオ】 ・一夜獄に一身殺　エンドＡ ・拝啓、不器用な貴方へ　END1 ╸概要╺ プレイヤー人数：2人 推定プレイ時間：ボイセ 7～9時間 ほど/テキセ 21～27時間 ほど 舞台形式　　　：2033年日本 推奨技能　　　：探索系技能/ナイフ/他 肉屋に相応しい技能 探索者　　　　：新規限定/職業「肉屋」固定 ロスト　　　　：あり ーーーーーーーーーーーーー以下「一夜獄に一身殺」秘匿設定ーーーーーーーーーーーーーーーーーー -------------------------------------------------------------------------- ▍ HO1 食人 あなたは「獄地街」という町の一角で精肉店を営んでいる。 肉屋はそこそこの売り上げがあり、毎日ある位程度の客がやってくる。 あなたが肉屋として働き始めた理由は簡潔で、あなたが変わった体質の持ち主であるからだ。 あなたは人の肉しか食らうことが出来ない。 人の肉、皮、爪、骨、それら以外を口にすると途端に気分が悪くなり、戻してしまう。 所謂「食人鬼」というものである。 ╸過去╺ あなたは生きていく為、人間を殺めては解体し、調理し、食らっていた。 これはどのような手段を用いていてもいいが、少なくともあなたが生きるために人を殺したことがあることだけは事実である。 まさに鬼のように肉を追い求める日々で出会ったのが HO2 だった。 HO2 はこれまた変わった身体の持ち主で、どれだけ身体を切り刻もうとも、磨り潰そうとも死なない。 そんな奇妙な体質を持つあなた達が隠れ蓑として選んだ仕事が「肉屋」だった。 あなたは少し変わった仲間たちとこの街で日々を過ごしている。 あなたの特異な体質がどのようなきっかけで形成されたのか、生まれ持った性（さが）だったのか、それはあなた次第だ。 ╸HO2╺ どれだけ食らっても死なず再生することから、あなたは無差別に人を殺めることをやめ、HO2 の肉のみを食らって生活をしている。 手間が省けるという点も勿論あるのだが、何よりあなたは HO2 の肉を大変美味に感じている。HO2 の血肉は今まで食べて来た人間の誰よりも美味いのだ。 HO2 はどれだけ切っても抉っても死なないが、通常の人同様に痛覚はあるようで、暖かな血も流れる。 それらを気にするのであればあなたは何かしらの対処法――例えば痛覚を麻痺させる方法であるとか――を考え実行する必要があるだろう。 また、死にはしないものの再生にはある程度の時間が掛かるようだ。 通常の人間の治癒速度ではないものの、四肢の一部を食らえば 2～3 日は不便な生活を強いることになってしまう。 -------------------------------------------------------------------------- ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・ 「俺の食事は人の道を外れてるかもしれない。だが、悪いとも思ったことは無い」 「…アイツとは仲良くやれてると思う。本人がどう思っているかわからんが」 ━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・━・ 【設定】 生きていく為、人間を殺めては解体し、調理し、食らっていた。 目立ちたいわけでもなく、猟奇的な事をしたいわけでもない。 ただ生きる為に人を喰らっている。 殺害方法は至ってシンプル。相手を固定し、致命傷になるような傷を負わせる方法をとっていた。 これは手口がバレないようにするというのは勿論、相手が痛みを感じたり、苦しむ事がすくないようにしたいという考えが大きい。 解体する際は豚や牛、鹿などの屠殺方法と同じく、吊して血抜きをし、可食部を切り分け、冷たい場所に保管し、自身が食事をする際にそれらを使用し料理を作る。 殺人と人体の解体に対して、人の道を外れた行為だと言う事は理解している。 だが、それに対して特に悪いと思っていない。 豚や牛を喰らうのと同様に、自分は人を喰らっているだけだ。 人肉以外を受け付けないこの体は、一般的な社会に溶け込めない一種のアレルギー体質のような物と考えている。 なので倫理的には悪い事と理解しつつも、やめたら死ぬので止める気は無いし悲観もしていない。 遺体をわざと損傷させたり拷問したりといった趣味はない。殺人に対して興奮したことも無い。 むしろ快楽殺人などに対しては理解が出来ないという顔をする。 肉に影響が出る可能性を考慮し、毒なども使用したことはない。 現在は精肉店の店主として人の肉を喰らう事以外は細々と暮らしている。 どちらかといえば家計管理もしっかりするし、無駄遣いもしない。無駄に貯金だけはある。 基本的に食事は自炊。 作った人肉は他者に提供する事はほぼ無い。 （それをほしがる相手や、自分の様に体質的に人肉しか食べられないときは別） 人肉を喰らうときも「いただきます」「ごちそうさま」をきちんと言い、命に対して感謝の気持ちはある。 【過去】 体質が現在のようになったのは少年時代。 元々親は居らず、親戚の家をたらい回しにされていた。 幼少期は通常の食事をする事が出来たが、ふとしたとき、食事の際に吐き気がこみ上げ嘔吐してしまったのが切っ掛け。 その後、自身の体質を理解し親戚に迷惑をかけるのもな…と思い家を出て一人で暮らすように。 初期の頃は流石に殺人は…と思う部分もあり、新鮮な遺体をどうにかくすねて対応使用と考えて居た。だが、運悪く性格の悪いチンピラに絡まれてしまう。 抵抗し、押しのけた男は酔っ払っていたのか転倒し、後頭部を強打。 そのまま動かなくなった。 その男をバレないように家に持ち帰り、解体し調理。 その際、「自身の行為が生きる為であり、他の動物に行う屠殺と同じ事」という思考を得て現在に至る。 【HO2に対して】 どれだけ喰らっても再生する体質は純粋に凄いと思っている。 それと同時に自分に付き合ってもらっているな…と申し訳無いような、ありがたいような気持ちも抱いている。 痛みは感じるという話を聞いてからはできる限り傷みを与えないようにした方がいいのでは…？と応急手当の勉強を最近はじめた。 自身のオススメの部位を値引きシールで知らせる行為に対して若干謎に思っているものの、その部位以外はなるべくとらないようにしている。 自分は凄く感謝しているし、肉は美味しし、お礼を言いたいと思っているものの、自分が無愛想な自覚が有るためHO2にどう思われているかわからず若干不安。

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