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〇草薙律紡(くさなぎ・りつ)/『見果ての綸紡』HO4：霊能力者 【クサナギカズラ/スマイラックス】：「勝利」「我が勝利」 「……こんの、すっとこどっこい馬鹿兄貴共！！！！！　もういい、あんたらにこの神社任せてられるか、あたしが継ぐ！！　あんたらは黙って私についてこい！！！！」 ・男勝りな性格。 　男性よりも女性にもてるタイプ。 　細かいことは気にせず、器が広い。 ・とある片田舎にひっそりとお稲荷さま須佐之男命を祀る神社の跡取り娘。 　上の兄が四人おり、少し歳が離れて生まれた唯一の長女。そのため家族から愛された――――というよりも、兄らがなんやかんや頼りがなかったために、その兄らの尻を蹴っ飛ばしながら成長した結果、見事な男勝りな性格に育ってしまった。 ・それなりに、というよりも、半ば由来も分からないほどに以前から続いている由緒正しい神社であり、主神は須佐之男命。 　代々長兄が神職として神社を継ぎ、親から子へ、またその親から子へと代々世襲してきた。 　本来であれば、祖父から父へ、父から兄へ代々継がれることになる予定だったが――――四人兄弟の長男が夭逝。次男は昔ながらのやり方に拒否をし家出、三男は気弱な頭脳派の為圧倒的に人付き合いが向かず、四男は病弱。そして、その上で父親がぎっくり腰をやらかした上に、手伝いをしていた祖父も転んで足の骨を折った。 　一番末のひとり娘であったために、甘やかされ、好きにいきていいと言われていた為に、都会の有名宝飾企業に就職をしてバリキャリのキャリアウーマンとして営業をしていたが、流石にまずい、と焦った次男から連絡を受け、とんでもない家の現状が発覚。このままでは神社がつぶれる、もう放っておけるか、とうるさい男共を一喝し、半ば無理やり跡継ぎの座を奪い取った。うっさいこの神社潰す気か馬鹿兄貴ども！！！！！！！！！ 　ということで、バリキャリキャリアウーマンから一転、まさかの二十代なかばから、巫女職に転職をした。 ・一先ず自身が巫女として神社を継ぎ、何とか理解がある旦那を捕まえて、出来ることならば神社を継いでもらえるよう。何とか説得する心積もり。 　だが、恋人は現状おらず、大抵の男性陣からは「君の方がカッコよすぎる……」と振られたことが多々あるため、現状は先ずは経験と知識を得て、きちんと神社を立て直すところからはじめたい。というか、はじめないといけない。 ・学生時代は空手部のエース。全国大会常連。優勝経験こそないものの、主将を務めたこともあり、その実力はかなりのもの。 　体力作りや自衛の意味合いも兼ねて、今でも近場の道場で暇を見ては鍛練を付けてもらっている。 ・#26896D　フォレストグリーン 【特徴表】 20：前職　→　元空手部　キック+60 25：鋭い洞察　目星+30 【花言葉】 16：紫苑（しおん） 「遠いあの人を想う」「思い出」「追憶」 心にいるのはいつまでも過去の人。心の大半が過去にひきづられていることだろう。それは足かせかもしれない。けれど、幸福だと心から貴方は信じている。 76：椰子（やし） 「勝利」 勝ち時を上げよう。祝福の声を。貴方の勇気を称えよう、皆の士気を高めよう。貴方にはそれしかない。勝ちを確信する心しかない。けれどそれで十分だと開き直った貴方は、だからこそ誰よりも強い。 96：土筆（つくし） 「向上心」「意外」「驚き」「努力」 まっすぐ上を向いていて。歩みを止めず、一歩、一歩を確実に。それはきっと報われるだろう。貴方の突然の成長に、周りが驚く時もあるだろう。貴方は歩を止めず、成長する。いつしか皆が貴方についてくるだろう。貴方は導だ。上を向け。 ＜以下『見果ての綸紡』HO4秘匿情報有り＞ ・家族が、そして、今は亡き母と長兄が愛した実家の神社を潰したくない、ただその一心。 ・長男は幼少期に病気で、そして母親は自身が高校時代に事故で亡くなっている。 ・その実、幼い頃から何となく、霊感のような、何か不思議なものを感じるような、そんな感覚はずっとあった。 　特に見えるわけでもない、聞こえるわけでもない。ただ、何となく、何かを感じるくらいの、その程度。 　だが、それはあまり人に言うべきではないよ、と一番上の兄から言われてきており、優しかった兄の助言通り、そのことはずっと黙ってきた。 　成長するうちにいつしかその感覚もなくなってしまっていて、今回の騒動が無ければ、それこそ、遠い先でぼんやりと子ども時代の不思議な出来事だったなぁ、と思い返す程度だったかもしれない。 　然し、巫女として神社を継ぐにあたって、様々に勉強を重ねる中で、仲良くなった霊能力者のひとりから、今回の村の噂を聞いた。 ・知識としては昔から得ており、一般の人間としては詳しいかもしれない。然し、本職としてはまだまだ知識が乏しいために、その勉強として。 　そしてまた、霊力が強いと噂が高いイタコたちが多くいるこの村で、修行をして身につけることが出来たら、家の役にも立つかもしれない。 　そのために、今回村へと向かうことを決めた。 ・そのため、昔から霊や超常現象に関する理解が深く、知識もまた有している。抵抗感もさしてない。 　だが、別に他者へと話すことでもないため、ほとんど誰かに話したことはない。強いていうのであれば、そういった話題が好きな相手に対して話を合わせる程度。 　ただ、もし本当に、自身が降霊術を得ることが出来て、或いは幽霊やそういった類の存在を見ることができるようになったら。 　……亡くなってしまった、母親といちばん上の兄に、もう一度会えたりしないだろうか、なんて。 　そんなことを少しだけ、考えてもしまった。 　そんな欲深いこと考えるの、いちばんよくないことだって分かってるんだけどね。でも、仕方ないでしょ。 ・あまり詳しくは知らないけれど、母もまた、とある神社の家系の出身らしい。 　彼女の姉もまた、家を継ぎたくない、とその実家の神社を飛び出したようで、血って似てしまうのね、と家出した次男のことを思って苦笑していた。 　母の旧姓は「白射」。 HO4　占い師などオカルト生計を立てている探索者 ◆探索者の目的 ・生きて村から帰る事 ・無事に巫女の儀式を完遂し、降霊術を得る ◆ HO 情報 あなたは霊に関しての知識を持っている【女性】である。ただし霊を自分に降ろすということは行った事がなく、霊が見える体質などではない。 ある日、同業者から珍しい話が舞い込んだ。 イタコ文化を持つ「綸紡村」でイタコ例祭の際に才能のある者を呼び、イタコになる為の修行を受ける事が出来るという。 「綸紡村」の巫女の長によれば「この村の人口は日々減っており適正者も同様に減り続けている。こういった文化を受け継げる者を探している」という事だ。 あなたはこの村のイタコが自分よりも強い霊力を持っている事を知っている。修行を受ける機会は稀有であり、貴重な経験となる事を期待している。 あなたは 10 月 1 日から綸紡村へやってきている。1日から 11 日までの間、イタコの知識を得て 12 日に儀式を行い修行は完了する。修行のため自由に村を歩けたりはしていないが、12 日は儀式が行われる夕方の時間まで自由に行動する事を許可されている。 この村について修行以外で知っている事は「17 時〜19 時の間、村の吊り橋を渡ってはならない」という事くらいだ。 ◆探索者設定 ●あなたは霊的なものへの理解があり、才能もある。POW は 17 以上で設定する。 ●職業は占い師、霊媒師、巫女などを選択する。オカルト技能を必ず持っていること。 ●巫女の儀式を受けられるのは「女性」のみ。 　男性や性転換をした探索者は作成出来ない。 　また、日本人であることが好ましい。

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