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クトゥルフ2015 警察官を基準にしています。 職業技能：言いくるめ、聞き耳、心理学、説得、追跡、法律、目星、運転（自動車、二輪車）、拳銃 説得→応急手当に変更。 特徴表 3-09/スポーツ万能：1つの技能に+20%、3つの技能に+10%、合計4つの運動系技能にボーナスを加える。 5-10/受け身：どんなときでも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。ショックロールの成功の範囲に+20%。 イライジャ・ヒューイット　27歳 #88b5d3 BOI捜査官。 グレージュの髪に薄い青色の瞳の青年。 雑務に追われているためか、睡眠時間が少なく目の下のクマが特徴的。 それでも教会への参拝は欠かさない。 以下、秘匿HOネタバレあり。 目を閉じれば、恨みの声が聞こえる気がする。 責め立てる声に起こされては、また微睡む、を繰り返すせいで目の下にはクマができてしまった。 それでも、逃がしたアイツを捕まえなければ。 死んだ2人に顔向けができない。 教会で捧げているものは神への救いを乞う祈りではなく、自らが死に追いやった2人への伝言である。 「まだ、死なない」 「必ず捕まえるから」 「待っていてくれ」 【非公開HO】 「あなたは過去を求めている」 あなたは去年の夏、カナダの売人とマランツァーノの密造酒の取引現場にて、マラン ツァーノの構成員を確保する任に就いていた。 取引現場からシモンズを逃がすも、追いかけ路地裏まで追い詰めた。 シモンズはあなたに向かって3発発砲したが、間一髪のところで避けることが出来た。 だが、あなたが避けたことで弾丸は市民達が通る歩道へと突き抜け、偶然歩いていた女性とその子どもが被弾してしまう。 あなたが怯んでいる隙に、シモンズは逃亡。 偶然通りかかった医者だと名乗るHO8が、倒れる二人に治療を施すも二人は死亡してしまった。 「pm12:22」 あなたが銃弾を避けたことでケイトとクレアが被弾してしまった時刻である。 あなたの時は「pm12:22」で止まっていて、心に根のように張り付いた恐怖心と共に生きている。 【事前情報】 数か月前にマフィアのドンが一度に死ぬ事件が発生している。 その後のマフィアの動向を探るため、ディランとハリーを含む三人でニューヨークに滞在 している。 (ディランとハリーとは同じマンションに住んでいる) 【探索者作成】 ・職業:BOI捜査官 ・年齢:20歳以上 ・人種:白人 ・個別推奨技能:拳銃、聞き耳 「事件の後遺症:人々の視線・声に恐怖を抱いている」 音や声に関する<聞き耳>をする場合、-30の補正が発生する。 ◆HO5 事件現場で何があったのかな……教えてもらえないのかな。 ◆HO6 何度謝罪しても足りない。 どう責められても、甘んじて受けよう。 ◆HO8 最善を、尽くしてくれたのだとは思う。 それでもどうにかならなかったのか、という言葉を吐きそうになり、感謝こそすれそんなことを言う資格はないと飲み込んでいる。 【回想・夏の暑いあの日】 ジリジリと夏の日差しが降り注ぐ中、HO7はニューヨークの街を走っていた。 目の前には、マランツァーノファミリーの幹部であるシモンズ。 HO7は彼を追いかけていた。 シモンズは、道を歩く人々を手で無理矢理どかしながら走っている。 シモンズは人気のない路地裏へと入っていった。 人気のない場所へ行ってもらったほうが捕まえやすい。 HO7も路地裏へと入ろうとした。 しかし、路地裏にはこちらに銃口を構えているシモンズがいた。 軽率な行動をしてしまったと後悔するにはもう遅く、三発の銃弾が銃口より放たれる。 一発の銃弾が頬を掠めながらも、間一髪で避け、胸元から拳銃を取り出し構えた。 同時に、背後から人々の悲鳴と、何かが倒れる音がした。 HO7の脳裏に、嫌な想像がよぎる。 考えうる限り、最も最悪な状況であると。 銃を握る手が微かに震える。 額から流れた汗が、頬から顎へと伝い、地面へぽたりと落ちる。 その隙に、シモンズが姿を消してしまっていた。 追いかけようとするも、背後から誰かに抱きしめられているかのように、この場を離れるこ とができない。 ゆっくりと、顔を後ろへ向ける。 目に痛いほどの赤が、視界に飛び込んできた。 血を流し、倒れる女性と、小さな女の子。 胸からドクドクと溢れ出る血が、地面を鮮やかな赤で染めていく。 倒れる女性と女の子に駆け寄り、処置を施そうとする人。 近くの公衆電話から、救急車を呼ぶ人。 何があったんだとザワザワと周りを囲む人。 皆が視線をこちらに向けた。 その不気味さと恐怖に、嘔吐感を覚える。 言葉にされずとも、皆の視線だけで充分だった。 「お前が死ねばよかった」と。 12時22分。 あなたが罪を犯した時刻である。

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