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国の名前：ディネルア神聖王国 オリジナル職業：製作：兵器、コンピューター、化学、図書館、サブマシンガン ディネルア神聖王国の第13王女。正真正銘のお姫様である…のだが、政治には全く興味がなく、とにかく技術開発が楽しくて仕方がなかった子。 幼いころから才能を発揮し、15歳で王立技術研究所所長となった。 本人は兵器開発については「私は最高に美しいもの作ってただけだもん」「使うことについては知らないよ。お母様とお姉様たちに聞いて？」ってかんじ。 ナイフで人が刺されたとして、ナイフを作った職人に責任を追及するなんておかしな話だよね。 盗まれた技術に関しては「自分の娘が誘拐婚させられた挙句毎日酷い暮らしをさせられてるのを見せられてる気分」らしい。 今でも普通に家族のことは好きだし、研究所のやつらがくいっぱぐれてなきゃいいなあ～と思っている。 だいぶオタク気質で、自分で作った兵器や技術のことを「うちの子」と呼ぶ。(「うちの子そんな酷い使い方しないで欲しいんだけどー！」) ◆ディネルア神聖王国について◆ 首都：ディーネ 月と知恵の女神ディネルアを信仰する、代々女王が治めている国。 国土は背後に山、前面に海と海と山両方の恵みを受けている場所。資源は量は少し心もとないが、希少なものも取れる。 技術開発や学問が非常に盛んな国であり、研究者には国が手厚い支援を行う国。 半面、政治は現在も王制であり、民主主義への移行の動きはない。そのような動きが出た場合は秘密裏にその動きは「なかったこと」にされる。 「優れた妻は何よりの宝」という価値観が王家によって根付かされているため、基本的にこの国は女が強い。 ◆王家について◆ 月と知恵の女神ディネルアを祖としているとされる、女系家族。必ず女が家と国を継ぐことになっている。 かなり多産な家であり、リウィアは末っ子。 代々非常に頭が良い家系であり、政治は女たちが取り仕切り、夫はその臣下という形になっている。 血が薄まり過ぎないように、そして濃くなり過ぎないように結婚は非常に注意しつつ、優れた血を取り入れるように行っている。 王家の者たちは自分たちが一番賢くあること、そしてその賢さによって国を導くことを使命としている。(たまにリウィアみたいな技術とか学問一筋の子が生まれることもある。そういう場合は研究をやらせていた方が益になるので好きにさせておく) 結婚によって各地に親族の女たちを監視役と散らばらせており、何かあればすぐに王家に報告が来るようになっている。 自由で良い国…に見えるが、その実王家の女たちで徹底的に管理と監視がされている国である。 この形を作ったのは初代女王…とされているが、実は違うことを王家の女たちは知っている。 最初にこの国の形を作ったのは「ディネルア」。初代女王の母である。 ◆建国神話◆ とてもとても昔のお話です。 この地は高い波と揺れる地によって、たくさんの人と動物が死に、荒れ果てていました。 残された人々は照り付ける太陽と降ってくる雷を恐れながら、ただ夜に見える月に祈るばかりの日々でした。 そうしていると、海の彼方から月と知恵の女神ディネルアがやってきました。彼女はとおいとおい神の国からやってきた女神でした。 神の国では太陽の神と雷の神の争いが長く争いが続いており、そのことに疲れ果てた彼女は何もないこの地に、自分に付き従うものを連れてやってきたのです。 荒れ果てた土地で太陽と雷に怯える人々を自分とかさね、哀れに思った女神はこの地にとどまることを約束し、その御業でこの地を元よりも豊かな地にしました。 そうして、何も知らなかった人々に知恵を与え、生きるすべを教えました。 「これから先も私の娘たちがあなた達を守り続けるでしょう。よく尽くしなさい」 そう言い残して女神は天へ昇りました。今でも女神は私たちを見守ってくださっています。空を見上げれば、美しい月が見えるでしょう？ あの月から、女神は今も私たちを見ているのです。女神に恥じぬよう、女神に与えられた知恵を更に豊かにし、女神への感謝を忘れないようにしましょう。 【ディネルア神聖王国指定教科書より引用】

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