タグ： あんこ

【HO.3 】 あなたは「血の池事件」という未解決の怪事件に強く執着している。 名前:猫村 福太 年齢:26歳 性別:男 身長:171 体重:61 職業:ジャーナリスト(記者) 趣味:写真、ボクシングジム通い、散歩 誕生日:2/22 好きな食べ物:魚 嫌いな食べ物:納豆 「はー。えらいことになってしもうた」 「おっ。スンマセン、もーちょい話聞かせてくれへんやろか」 「兄貴、何してんねやろ……」 大阪生まれ。家族は両親と兄。22歳の時に就職の為上京した。関東には4年ほど住んでいるが、コテコテの関西弁はそのままである。大学在籍時の就職活動で念願の新聞社に内定を貰い、希望部署に配属されたものの、あまりに激務だったため睡眠不足と不摂生、過労により命の危険を感じ数年で退職。空白期間も実家には戻らず、致し方なく数ヶ月ほどダイエットと護身のために始めたボクシングジム通いは継続し日雇いのバイトをしながら生活をした。理想のジャーナリストたる人生を早々に諦めることも何度も脳裏を過ったが、毎日流れるニュースを眺めるたびに後ろ髪を引かれていた。 ある日「真実を突き止めること、世の中の闇を暴くこと、そしてそれを記事に書くことをやめたくない」と記者として再就職を決意。以前より給料こそ安いが、代わりに条件や業務内容が合いそうな出版社に就職する。「ようやくやりたいことがのびのびと身体を壊さずにできる」と気合を入れ直し仕事に打ち込む心積りだったが、あれよあれよという間に気がつけばゴシップ誌の記者に。薄毛のパワハラ上司に「お前もっと使えるネタ持ってこい！」とどやされる日々。「へえ、すんません」と眉を下げ形だけの謝罪を返し、日々ネタ探しに奔走する。 "使えるものは何でも使う、ネタになるものもなんでも使う"が仕事のモットー。芸能人のウワサや下らないオカルト話、グラビア特集などの記事を書く毎日に若干うんざりしていた。 そんな中、3ヶ月ほど前に、両親から3つ上(29歳)の兄(猫村 聡)と連絡がつかないという知らせを受ける。兄は自分よりも随分早く他県に引越し一人暮らししていると聞いていたし、元来の真面目な性格もあってか、盆と正月には律儀に帰っていると聞いていた。猫村自身は毎年帰る時期をずらしていたため久しく会ってはいないが、尊敬できる良い兄だ。心配した両親が一人暮らしの兄の家に行ったがそこはもぬけの殻だったらしい。３ヶ月前から世間を賑わせている「血の池事件」には、個人的にも飯の種としても前々から強い関心があったが、兄の失踪の手掛かりがそこにあるのだろうか、できればあってほしくない──という気持ちが、彼の血の池事件への関心をより一層深めている。 追記 勤めている会社は猫又社、担当は月刊ドリームランド、通称ドリラン。嘘か本当かわからないような情報と少しのグラビアで構成されたゴリゴリのゴシップ誌。

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ