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大きな家では無いが、杖術と護衛･警護を家業としてきた家の子。元は武家。 本来であれば学生の頃から護衛をして生活するはずだったが、｢現代に合わせて、自由に｣という親の意向により、護衛対象を持たずに過ごしてきた。 杖術や家にはある程度の誇りがある。 定期的に見合いの話を持ってくる祖父母のことが苦手。 冷たい目をしており、関わりの薄い人にはキツめの物言いをするせいで勘違いされやすいが、なんだかんだ面倒見が良い。 また、口調が荒っぽい。 丁寧な言葉遣いをしても荒っぽい雰囲気が出る。 人類学(民俗文化系)をメインで勉強している。 歴史は幼い頃から家で勉強させられた為。 花:花梨 秋月家は現在も諱の文化を続けており、通字は｢護｣。 (基本的には｢護＋その者が守るべきもの｣) 守る者は女であろうと意志は男として扱うため、男名を付け、現代においては一定の実力が着いたタイミングで与えられる。 (花梨の場合は中学入学程度だった) 偏諱を仕える相手より頂き、名を変える風習がある。 (基本的には｢守る対象＋護｣) 花梨の場合は｢護幸(さねゆき)｣である。 秋月家 とある戦いの際に家に見切りをつけ、落ち延びる。 (この頃よりできないことはしない主義である) 遠く旅を続けた結果、三河までたどり着き、小さな農村にて救われる。 戦闘能力が高かったため、村の守護者のような立場となり、後に地侍となる。 松平、及び徳川の招集に応じ、専業の武士として仕えた。 家を見捨てたことから、本家の秋月とは仲が良くない。 そのため通字も異なる。 江戸時代以降は旗本として幕府に仕えていた。 その後、護愛(さねちか)の代に身分を問わぬ稽古場を起こし、秋月流と呼ばれる杖術の開祖となる。 江戸の時代の終焉と共に、知行地の存在した陸奥に住まいを移し、以降は秋月流の継承と護衛などを行っていた。

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