タグ： 久城 なずな

くしろ なずな 薬学部出身のWSS研究員。 11年前、恋人である禍津國人(まがつくにひと)の身体を依代に"ズ=チェ=クォン"の招来を成功させ、シビュラとなった。 気分転換に自作PCを作ってしまうほどコンピュータ好き。 ＊────────────────＊ あの時────彼に「うん、わかった」と笑顔で告げるまでの数秒、さまざまな感情が体の中を駆け巡っていった。 共に生きてくれないのかという怒り。 優先された神への嫉妬。 これ以上ない名誉に対する喜び。 ……彼が望むことならば、私にそれを否定する資格はない。 11年前の儀式以降、感情を殺して生きている。 禍津様に対しても常に敬語。 事務的に、必要最低限のやり取りをする。 彼のことは今でも好き、なのだと思う。 彼と共に始めたキックボクシングを今でも続けているのは彼を忘れないためだ。 禍津様の表情や言動に彼を見ては、その顔に手を伸ばしそうになって我にかえる。 禍津様は彼ではない。國人くんは、もういない。 禍津様に近づきすぎてはいけない。 優しくされる度、湧き上がる感情に蓋をした。 いつその蓋がなくなるかわからないから、 ────否 私はシビュラとして、信託の子計画を円滑に進める義務がある。 神の意思をコントロールする者が、神にコントロールされてはいけない。 よって、適切な距離を保たなくてはならない。 ＊────────────────＊ 【クリアシナリオ】 Sibyl -シビュラ-（Case4） 【AF】 黒い本　持っている間クトゥルフ神話に+10％ （これによる SAN 値上限の減少は無い） 【不定】 幻覚　4カ月 トリガー：「國人」という言葉を聞く

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