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2015年特徴表 1-6...強固な意思　SANに+5 3-7...俊敏　基本回避の成功率はDEX*5となる 両親は物心ついた時点ですでにいなかった。 うすぼんやりとお通夜の葬式で、ただただ悲しかったこと、周囲の大人達が自分の処遇に困り果てているところを 警察関係者である男に「坊主、俺のとこに来るか?」と優しく問いかけられたのを強く記憶している。 以来、その男、義理の父に当たる男に男で一つで育ててもらった。 とはいっても男は多忙であったので、家事全般は自分がこなしていた。 ・・・・が、中学を卒業する頃、事件の捜査中に義理の父が犯人に殺され、犯人も自殺する。 消化できない犯人に対する憎しみ、理不尽さ、そして世の中の「間違った悪」を強く恨むようになる。 義父の遺産目当てで面倒を見ようと近づいてくる親族たちにも嫌気が刺し、自分1人で生きていくことを決断。 幸い、義父は自分のためにたくさんの株や、生命保険、遺族年金など残していたため、無事名門校に進学。 義父はいわゆる愛読家で、家にさまざまな知識のある本があったり、塾にも通わせてもらった為、知識はそこらの大人より身についている。 高校では首席トップの優等生ではあるものの、己の中に刻まれた世の中の不条理と悪に対しての嫌悪は日に日に強くなり、 生徒会に入り、学内の「汚れ」を徹底的に排除する校則を考案。そして裏でもイジメの動画を隠れて録画し、 漫画喫茶なのでネットに動画をアップ。被害者の顔はもちろん隠し、いじめっ子や当時行われていたいじめの内容を載せ、社会的に「殺し」始めた。 とにかく「社会の犯罪者予備軍」になりうる可能性のある生徒を次々とネットにあげていく。 教師にも熱意を訴えかけ、各教室に盗聴器や盗撮カメラなどを深夜に設置。 少しでもイジメと判断すれば慎重に監視し、自分が「悪」と判断すればネットに晒していった。 バイトで電化製品販売店の修理担当課にアルバイトとして入り、コンピューターの技術を磨く。 が、その職場でもパワハラやセクハラ、アルハラモラハラを目にして、よりいっそう「悪は浄化しなければ」と異常なほど潔癖となる。 再び監視カメラや盗聴器を設置してネットに暴露する・・・・が、大人の社会は薄汚くなんやかんやで揉み消されてしまう。 ・・・・・そしてある日　飲み会に参加した夜、女性社員に度数の高い飲み物を飲ませまくり、社員数名で強姦しようとした場に出くわす。 「君もそろそろ大人の階段登らないとだめだよぉ(笑)」と言われて、無理矢理参加させられかけた。 が、とうとう我慢の限界が訪れ、学校では陸上部、放課後はキックボクシングを習っていたので加害者たちを半殺しにする。 念の為こちらが訴えられかけないよう、スマホで盗聴し社員たちのやりとりや、店の人間に自分たちが飲んだ席はそのままにしてほしいと交渉。 が、なぜか警察に捕まる。 といっても未成年だったので罪にはならなかった。しかし事情聴取での「君ねぇ、もう少し理性的な解決はできなかったの?」 「未成年だからいいけどこれ立派な傷害罪、殺人未遂だよ?」 「正義とかヒーローとか、世の中の悪とかって(笑)　いるよねぇ若い子ってたまにそういう子」 「ことなかれ主義ってわかる? 女性社員の人何もされてないからただ君が暴れたってだけで俺たち大人に迷惑かけてんだよ?」 と言われる。 義父は正義感が強い人だった。犯人から被害者を守るために庇って、何度も何度も何度も刺されたらしい。 抵抗もできたのに、被害者のために微動だにしなかったと、知り合いのやたら背が高くて黒ずくめの警察らしい男に聞いた。 「ヒーローになんて、誰もなれない　なっちゃ駄目なんだよ、"こう"なるから」その男のいった言葉が忘れられない。 "世の中は間違っている　自分が正さなければ" それ以来、彼の住んでいる近辺の犯罪や事件が短期間に圧倒的に少なくなっていった。 無論それは、闇よに紛れて犯罪者たちを打ちのめし、監視カメラにもうつらない謎の「ヒーロー」のおかげらしいが 警察では連続無差別事件、として犯人を探しているらしい。 「性格と人格について」 日中は笑顔を絶やさない、クラスによくいる"平凡な男子"　運動部所属ゆえか律儀な性格のためか、女子にそこそこモテる。 実際彼女も何人かいたし童貞でもない。ただ、どの女性も付き合いが長くなるにつれて彼の異常な「悪に対しての嫌悪」で 怯えて別れてしまうという。 よく気が聞いて、授業態度も完璧。やや風紀を乱す髪型にピアスもしているが、教師に言われたらすぐに外す。 運動するときも引っ掛けたら危ないので外す。わりと律儀である。 将来の夢は警察に入りできうる限りの悪を根絶すること。 また物心ついた頃からパソコンやスマホを操作し、果ては自作のパソコンをジャンクパーツから作り上げるほどのメカニック。 もう1人の人格はまるで神様のように冷静に、囁いてくる存在。自分には思いつきもしなかったアイデアをくれたりする。 自分の「正義のヒーロー」の活動を誰よりも褒めてくれて、称えてくれる。そして協力してくれる。たくましいもう1人の自分だ

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