タグ： 白木蓮

人の笑顔が好きで、人のために在ろうとする性格の青年。 幼年のころは母子ともに関係は良好だった。 しかし仁愛が6歳を過ぎたあたりから関係は悪化。 精神を病んだ母親のヤングケアラーをしていたが、次第に母から拒絶されるようになったため、 気を使って同じ家にいることも減り、夜以外は空き地でスケートボードに没頭していた。 それでも、毎朝母に「いってきます」と声はかけ続けていた。 ある朝、母が死んだ。口癖のように言っていた病気のせいだと思った。 止められなかった、そばにいてやらなかった自分を責め続けた。 遺品整理の際、母の遺品から手帳を見つける。 白い街の存在、墓守の存在を知る。 手帳に大切に閉じているくらいだ。この家の狭いツボの中より、 母はこの場所に眠りたいのではないか、と考える。 それに自分もいつか死ぬかもしれない。一人で死ぬのは嫌なのでついでに埋めてもらおうと思い 母の骨、スケボー、金銭を持って仁愛は家を後にした。 勉強をしておらず、本を読むのは苦手である。 ――仁愛は気づいていないが、手帳には小さい頃の仁愛の写真が挟まっている。 インプット元【オルシュファン/FF14】【ユウナ/FF10】

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