タグ： めまい卓 久遠のエゴ

前世で補正があったので、特徴表3-2　プロドライバーを付与しています。 あと可能なら、特徴表2-10の前職の効果で拳銃に補正を付けたいです。 〈要約〉 　あこにほに転生（https://charasheet.vampire-blood.net/5038963）。記憶あり。容姿は前世とは目の色が違うのと、日本人寄りの顔になるので別人に見えるが、髪の色や肌の色、顔が美形なのは一緒なので前世を想起させるはず。 　今は舞台俳優兼ミュージカル俳優。前世でオースティンファミリーみんなといる時、オペラ歌手の真似をして「転身すれば」と冗談で誰かに（それは父親のような人だった気がする）言われたから、きっと続けていればソロモン（あこにほいち）がいつか見にきてくれる気がして続けている。 　ソロモンに会いたいけど、会うのも怖い。でもきっとソロモンは俺を見つけても話しかけてこないと思うから、舞台の上がちょうどいい。きっと見てくれてると思うだけで頑張れるから。 　前世のことも今世のこともあって死にたい。でも死ぬのも怖くて毎日リスカをしている。その場所は包帯で隠している。他にも昔虐待を受けていたため身体に傷跡がある。 　周りには明るく振る舞う。自分の中に入り込まれないために。故に交友関係は広いが、友達はうまく作れない。というか前世の幹部会の記憶のせいで人間恐怖症だし、前世で色々諦めすぎて全てにおいて諦め癖が付いている。 　セックスでメンタルを誤魔化しているため、ワンナイトしまくっている。というか幸せにもなりたくないので、特定の相手を作りたくない。セックスできるならもう男でもいいや、くらいになっている。 　前世については「一緒にいたい」とソロモンに言えなかったこと、ソロモンをマフィアの世界から救えなかったこと、自分勝手に生きられずユアンを死なせてしまったことに後悔がある。しかし前世の方が居場所がまだあったし、前世の方がまだ良かった。みんなあったたかったしさ。 「なんだ。俺のジュリエットはここにいたんだな」 「贖罪……なんだろうなぁ……。こうやって誰かを笑顔にし続けていれば、誰かに許してもらえそうな気がして……なんてな。馬鹿みたいだ。なんでまだ贖罪を続けてるんだか」 「役者はいい。誰かを演じてれば、自分で居なくて済む。人を騙すより、よっぽど自分に向いてると思うよ」 「結局、俺に譲れないものなんて無かったし、今もないんだ。全てを譲れてしまえたから、みんな死んだ。殺した。結局、俺の中には何もないんだよ」 〈人生〉 　脳が発達した5歳くらいから前世の記憶を所持している。クロエから話は溢れ聞いていたため日本の文化に溶け込むのは難しく無かったが、幸い日本語は全く知らなかったので転生者だとはバレなかった。前世の記憶を思い出した時、クロエたちを死なせてしまったんじゃないかとか、最期の時のソロモンこととかを思い出して、強い自責の念に駆られてしまう。また、人間への恐怖心を抱いた。 　そして同時期にシングルマザーである母親から虐待を受けるようになる。暴力を振るわれた後必ず「ごめんね、愛してる」と抱きしめられた。その姿にシャーネの最期を見てしまい、「きっとこれも自分が前世で行ったことへの罰なんだ」「この人は自分しかいないんだろう。自分がこの人を守ってあげなくちゃ」と思うようになる。善良な保育園の先生が児童保護施設に通報したこともあったが、母親を庇い「母と離れたくないです」と言い続けた。DV被害者ありがちの依存状態になっていたとも言える。 　ある時、子役オーディションのポスターを見て、前世で「オペラ歌手の方が向いてるんじゃない？」と冗談を言われたことを思い出す。「役者をやれば、オースティンファミリーの人に、ソロモンに会えるのかも」「それに母親の家計を助けられる」と思い応募。元々役になりきりすぎてしまう性質が役者という職業にマッチし、すぐに天才子役として一瞬世間を騒がせた。 　が、有名になりすぎて、週刊誌に母親の虐待を書かれ、そのことが決定打になり母親が自殺。保護者がいなくなったことで契約が難しくなり役者も一度引退、その後児童養護施設で育つ。（なお、母親の死に関しては何も感じなかった。人の死なんて今更だよね） 　養護施設や学校でも、うまく友達ができずに孤独に過ごした。ある一定以上仲良くなると、どうしても誰かに（それはユアンに対してなのかソロモンに対してなのか分からないが）罪悪感が湧いてしまい、うまくそれ以上仲良くなれず、友達と距離を置いてしまった。しかも髪の色が呪いのように赤ワイン色をしているため、それが原因でいじめられることもよくあった。 　そうして孤独な人間が出来上がった。 　中学卒業と同時に役者に復帰し、舞台俳優兼ミュージカル俳優として今までキャリアを積んでいる。舞台の上でずっとソロモンに会えるのを待っている。そのくせ会うのも怖いから、いつも公演が終わった後にそそくさと自宅に帰ってしまうのだが。 余談：孤独と死にたい気持ちを誤魔化すために、家で猫を飼っている。 好きなもの：猫、芝居、ソロモン、運転（日本の道路は嫌い） 怖いもの：人間、自分の心を相手に見せること Guiano - I Don't Wanna Know ＜技能説明＞ キック：ミュージカルといえばウエストサイドストーリーといえばキック的な…… 回避と図書館：前世からの引継ぎ 応急手当：傷は自分で治療しているので 「久遠のエゴ」エンド1 ーーー *** ◆HO2*** 貴方は前世の人生を懐かしく思っている。 貴方の今生は前世と比較してもいいものではない。 貴方はその前世が例え悲惨な幕切れであったとしても、苦しいばかりの人生だったとしても、今生に比べればましなのだ。

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