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人生何が起こるか分からない。大きな交通事故に巻き込まれ、私は生死の境を彷徨った。そして生き延びた。 どうやら大学に行っていたようだけれど記憶が曖昧だ。教科書を見てもさっぱり分からない。大学を辞めて、今は中学校からの知識を学びなおしている。小学校からの方がいいだろうか。 生きていたことは幸運だと鏡を見るたびに思う。元々は丈夫だったらしい体は生き延びることに力を使った反動か、弱くなった。けれど、今、生きている。さらに幸運なことに私は、生きるという前向きな意思がある。 いろいろ忘れてしまったけれど、これからは第二の人生ということでしっかり生きていたい。まずはいろんな場所に行きたいなぁ。 手先がそこそこ器用だったのもあって、将来は何かを作る仕事がしたかったようだ。自動車、住宅、伝統工芸、何を作るつもりだったのかは分からない。きっと決め切れていなかったのだろう。 応急手当は事故があって病院で怪我への知識が増えたため。説得技能は入院生活で早く外出したくて看護師さん相手に交渉を重ねました。変装はメイクということで成功したらAPＰに補正ほしいです。 杉本友里：母方の従姉妹。頭が良く、しっかりしている印象。小学生の頃は夏休みや冬休みの宿題を手伝ってもらったのだと浦から聞いた。 杉本友香：母方の従姉妹。かわいらしく元気な子だ。かつて見に行ったらしい彼女のライブの映像は、携帯のお気に入りフォルダに入っていた。 高瀬敦史：伯父さん。以前は教師をしていたらしい。私が今使っている教科書は彼が送ってくれたものだ。 高瀬直貴：父方の従兄弟。会う機会が多く昔はよく遊んでいたらしい。親戚の中では真っ先に見舞いに来てくれた。 坂入くん…専門学校の同期。連絡先を交換し、ちょっとしたことを報告し合ったりしていたようだ。いなくなった今もお守りを持ち歩いている。（ループ橋ネタバレ）

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