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【通過シナリオ】 ・B'ASH(HO4) 【技能】 職業ポイントは[EDU*10+DEX*10]で取得。 選択職業技能は上から順に〈回避〉〈こぶし〉〈投てき〉〈応急手当〉〈聞き耳〉〈登攀〉〈目星〉〈跳躍〉。目印代わりに成長用の☑を入れています。 【不定の狂気】 内容：9「一時的偏執症」厄介おにいちゃんになる。やめなさい…… 期間：5ヶ月 【その他】 「はい、本日よりこちらのチームに配属されました、弦爽 伊澄です！よろしくお願いします！」 「僕は今でも悔いています。どうしてあの時、一緒にいなかったのか。僕がいたところで変わりはなかったかもしれない。被害者が一人増えただけかもしれない。それでも、澄晴が一人で怖い思いをすることはなかったはずなんだ」 「叶芽お姉ちゃんは、僕たちの大事な人だ。幸せになってくれるなら、それでよかったんだけど……」 つとめて冷静に振舞おうとしているが根がやや熱血漢気質。あとなんか湿っぽい。あともっと言うと子供っぽい。 出会う人々のことを無条件で信頼してしまうようなお人よしだが、その分反転するとものすごく牙をむく。極端。反転アンチというやつかもしれない。こわい。ただ、関わりの深い二人については流石に何かあっても反転できないかもしれない。 何かにつけて暴走気味になるのを自覚しているので、意識して落ち着こうとしている。できているかは……うーん、怪しい。 双子の弟、澄晴(すばる)のことを心底大切に思っていた。彼を失ってから今に至るまで、癒えることのない喪失感に襲われ続けている。 何かあった時同意を求めようと隣を見る癖、移動する時の配慮、そういった片割れがいた時の当たり前を失っていくのがたまらなくこわかった。今では隣を見ないし、階段だって迷わずさっさと上る。それが当たり前になってしまったことが悲しかった。 彼の話す、小難しくてよく分からない話が大好きだった。このまま一緒に大きくなるのだと思っていた。そんな未来はなかった。 叶芽については、非常に心配している。 彼女がただこちらとのやり取りを意図して続けていないのならそれは問題ない。心変わりというものは誰しもにあることだし、結果的に彼女が幸せならそれでいい。 しかし何か事件に巻き込まれているのであればどうにかしたいと思うし、手遅れでなければいいと願っている。もう失うのは嫌なので。

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