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名前　神連 雪杜(かみつれ ゆきと) 一人称　俺　二人称　あなた　君 カミツレ_花言葉 「逆境に耐える」「逆境で生まれる力」「親交」「仲直り」など。 「みんな、おはよう。今日もいくつか仕事があるからがんばろうか」 「みんなを人にしてあげたい。人であると不便も多いかもしれないけれど、心を大切にして欲しい」 「＿＿＿葬儀を、始めます。」 ・性格 温和、温厚、真面目。とても謙虚。謙虚は自分への自信のなさから。 普段はほわほわしている。多分天然。喫煙者。 いつも優しそうな笑顔を浮かべており、よく控えめに笑う。 頼りがいがある班長というより、みんなのことをよく頼る班長。 班員達のことはとても大切に想っている。 怪異に対して同情している。どんなに醜い化け物であろうが「生き物」として対処するし、害を成す存在であっても最低限の礼儀を通そうとするため、黙とうしたり手を合わせる行為を行う。 ・好きなもの 読書(心理学の本)、絵本 そんなに甘いものは得意ではない。コーヒーはブラック派。 和食が好き。黒猫が好き。喫煙者だがあまり吸わない(付き合い程度)。 ・指輪 亡くなった彼女の指輪。(下記「過去」を参照) 彼女の形見でもあり大切なもの。ずっとつけている。 ・過去 かつて、自分はとても冷酷な人間だった。自他共に厳しく毎日勉強ばかりの日々。両親は自分を捨ててどこかに行ってしまったんだと思い、医者になれば見返せるだろうという復讐心のような意思で医者を目指した。 そんな自分を好きだという女が現れた。明るく素直で自分の感情に正直な人間だった。 「いつも怖い顔してる。笑って欲しい」と会う度に言われ、正直鬱陶しいと感じていた当時の自分は深く関わりを持とうとはせず無視を続けていたが、彼女の持ち前の明るさや人間性に徐々に惹かれずにはいられなかった。 そんな彼女が死んだ。自殺だった。呆気なく逝ってしまった事に現実味を帯びず葬儀中もただただ呆然と見ていた。涙が全くでなかった。ありがとうもさよならも言えず葬儀は終わった。そんな自分を周りの人間が大層気味悪がった。「血も涙もない、人間ではない」と噂を立てられるほどだった。 スタッフや納棺師がとても大切に遺体を扱ってくれた。暖かい言葉をかけどこまでも丁寧に、泣けない自分へ語りかけてくれる。 「涙が、出ないんです。俺は友人を失っても涙のひとつも出ない薄情な人間だ」 「それは違う。君は今、静かに死を受け止めているところだ。ゆっくり時間をかけて。共に過ごしたたくさんの時間を、君の中でゆっくり溶かしながら。別れ方は人それぞれ。悲しいと思う涙の形もそれぞれだよ。」 その言葉に自然に涙が出た。大声で泣いた。初めて人らしく泣いた。 どうして彼女が亡くなったのか、何故自分に相談出来なかったのか、悔やむことばかりだった。 別れの時間をこうして感じることが叶ったのも葬儀屋や、自分を気にしてくれていた零辻ミナギのおかげだ。 自分にしてくれたように、誰かの別れの瞬間を大切にしてあげたいと思った。 ・自信のなさ 葬儀屋になった理由もきっかけも誇らしいが、あまり自分のことを好きではない。 完璧になりたいわけではないが人としてまだ未熟で半端ものだと感じているし、過去彼女を失ったこと、両親が自分を捨ててどこかに行ってしまったことから、自分にはなにかが足りずいつも手遅れな状態から始まることから。 ・班員への感情 本当の人間のようにいつも接している。彼らが悩むのであれば話を聞くし、傷ついているのであれば守ろうとする。過干渉になりすぎないようには気を付けているつもりだが、内心かなりハラハラしている。 どういう理屈かは理解できないが、3人には人になって欲しい。人間であるがゆえの不便さはあるかもしれないが、人として老いて時間を消費していく感覚を感じて欲しい。 もしいつかこのことを知ってしまった時は、3人のそれぞれの判断にゆだねる。 ・零辻ミナギ 仕事の時は「零辻さん」、プライベートの時は「ミナギさん」と呼んでいる。 いつも相談役として話を聞いて貰っている。 幼少期の自分を知っている唯一の人なので少し気恥ずかしい気持ちでいる。 兄のように慕っているし、信頼も置いている。会得した《芸術：記憶回収》以外に、戦闘技術やひとりで生きていく術を教えて貰った恩人であり、彼には感謝しかない。 ・亡くなった彼女「月城八重(つきしろやえ)」 享年17歳。明るく活発的で努力家な女性で、やや吃音持ち。将来はプロのピアニストになるのが夢だった。 きっかけは些細なことから始まったいじめ。雪杜に何度か相談しようとしたが愛司の変わらない態度や心配をかけたくない想いで抱えていたが、いじめがエスカレートし自殺に至った。 雪杜の事は友人としても好きだったし、勉強ばかりで自分のことを顧みない雪杜自身をいつも心配していた。恋愛対象としても好きだったが告白するつもりはなく、相手にされることはあまりなかったが自分を差別することがない彼といて居心地がよかった。バイトで貯めて初めて買ったものが指輪で、ずっとつけていたが自殺時は身に着けておらず、後程遺族の祖父にあたる人間が雪杜に対して「いつもこの指輪を触りながら嬉しそうにあなたの話をしていたの。友人の話を。」と、指輪を渡された。 あなたは町葬屋のチーフだ。仲間のことを誰よりも想っている。 あなたには「目的」がある。 それはHO2、HO3、HO4を『人間』にすることである。 HO2、HO3、HO4と過ごすうちに、3人が精巧に作られた機巧人形(からくりにんぎょう)であることに気づき、どうやら3人はそれを自覚していない。 だが3人は自分たちのことを人間だと思っているため、もしこのことを告白すれば3人の心は壊れてしまうだろう。 3人が、自分たちは人ではないと気づく前に本当の人間にしなければならない。 ▼HO2、HO3、HO4について 零辻ミナギがスカウトしてきた者たち。 あなたは3人を信頼しているし大事に想っている。 ▼零辻ミナギ 「君の両親は俺に君を預けてどこかに行ってしまったんだ。俺は君の親戚だよ」 いつだか零辻ミナギにそう言われた。彼はあなたが唯一悩み事を相談できる人だ。 HO2とHO3とHO4のことも相談済みで「一緒に考えていこう」と協力してくれている。 また、あなたは零辻ミナギに対して一層強い感情を抱いている。 (プラスの感情であれば特に制限はない) ▼『秘薬』について あなたが町葬屋のチーフをしている最大の理由は『秘薬』の捜索だ。 零辻ミナギは「日本のどこか、地図から名前を消された場所に『秘薬』はある。これを使えば人間になることができるはずだ」と古い文献を見せながら言ったのだ。 町葬屋は日本全国に赴くため、あなたはその度に『秘薬』はないかと探している。 だが現在まで発見には至っていない。 ■性別不問 / POW18固定 ■年齢は27~30 ■《芸術：記憶回収》80固定 / 《芸術：葬儀》80固定 《芸術：記憶回収》：これはその土地の記憶を読み込む。 『秘薬』に関する情報も回収できることだろう。 いつ会得したかは覚えていないが零辻ミナギに教わったと記憶している。 何度も使用することはできない。多くて1日2回だろう。 個別推奨技能：《戦闘技能》《心理学》 武器の種類は任意(持ち運べる範囲で)

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