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公安局刑事課アンドロイド事件捜査係に赴任した刑事。 警察学校時代から優秀で成績は次席より下になったことはない。 警察学校を卒業し、公安第一課配属後も警察学校時代の同期と共に数々の難事件に挑み、解決してきた。 功績を認められて警部まで昇進するが、とある事件で捜査打ち切りの中捜査を続行したため警部補への降格処分を受け、窓際部署へと移動になり出世街道から外れてしまう。 一時はやり場のない怒りから酒浸りの日々を送るが、似たような経験をしたベテラン刑事から諭され酒への依存を断ち切る。今では酒の代わりにコーヒーを愛飲しており、職場に器具を持ち込んで自分で淹れて飲んでいる。 また、電子ドラッグが主流の中でタバコを吸う稀有な人物で、新米時代に先輩から勧められた電子ドラッグにいまいちはまれず、同じようにはまれなかった同期と電子ドラッグへの反骨心で始めた。 もともとはかなりの熱血漢で喧嘩っ早い人間だったが、捜査の前線から離れてからその性分は鳴りをひそめ、現在は飄々として斜に構えた性格となり全力で何かをするということがほとんどなくなってしまった。それでもやはり優秀であることに変わりはなく、時折見せる能力の高さと異動の理由が一人歩きしてついたあだ名が「剃刀主水」。 自身の燻っている現状に内心苛立ちを感じており、異動の件から警察という組織に対して疑念と憤りを感じている。 彼の能力で特筆すべきものは高度なプロファイリング能力と短機関銃の取り扱いだ。 プロファイリング能力は多くの事件解決に貢献しており、現在でもたびたび他部署の刑事が内密に彼を訪ねてくる。そのため、昔の同僚などに多少顔が効く。 1年前にパートナーロボットが出来た。 捜査の相棒としては優秀だが、生活方面はかなりのポンコツでむしろ主水が世話を焼いている。異動からずっと孤独を感じていた主水にとって良い刺激となり、1年間でお互い信頼しあう関係になった。 一緒にコーヒーを楽しむために味覚と嗅覚の機能を付けさせたがまだまだ味音痴な様子。 主水が現状にギリギリ満足しているのは、彼の存在が大きい。

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