タグ： 華月咲夜 口渇ルルパ_HOナイフ

☆口渇ルルパ☆ ・HOナイフ/美しきルル 貴方はこの村の⬛︎⬛︎⬛︎だ。蝶よ花よと育てられ、美しい見目をしている。 成人の日までに⬛︎⬛︎なければ。愛しい君よ。 ▼秘匿 ▽ステータス設定 ・INT12以下、EDU6以下、APP15以上で設定。 ・育ちとして持っている技能：芸術分野1つに+30% 【推奨技能】探索系、精神分析、回避 ・シナリオ間では『ルル』で呼称する 貴方はこの村で育てられた人間だ。 赤ん坊の頃から【HOフォーク】と共に育てられ、片割れとして生きてきた。 幼少期から周囲に大事にされ、蝶よ花よと可愛がられ美しい見目をしている。 毎日身だしなみや外見を整えることを重要視されてきた。 日に焼けすぎるな、肌を荒らすな、常に美しくあれ。勉強を強要されたことはない。 むしろする必要はないと、しようとすれば叱られている。 同じ境遇であるルル達と昼間は身綺麗にしたり、歌を歌ったり、絵を描いたり、穏やかな日々を過ごしている。 ルルの教師から、赤ん坊の頃から教え続けられている事がある。 これは時が来るまでルパには言ってはいけない秘密ごとだよ。 「君たちは【ルパ】の『特効薬』。彼らは生まれた時から永久の呪いに罹っている。 その病は成人の日を迎えると完全に発露し、悍ましい死を乞う程の苦しみで命を奪うだろう。 愛しい人を守るために、君達は存在している。 君達自身が唯一、パートナーの『特効薬』だ。 決してその役目を忘れてはいけないよ、愛しいパートナーを救えるのは君しかいない。そうしなければ君は片割れを見殺しにし、失う事になるのだから」 片割れが永久の病に殺される前に『特効薬』を摂取させなさい。 そう――成人の日、儀式にて貴方は【相手PCに喰べられなければ】いけない。 愛しい君よ、君を救ってみせる。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ つばき/あなた/あのひと 自分にとって特別な相手は自分だけの愛称を付けて呼ぶ。 別の誰かが偶然にもその愛称で呼ばないように大分捻って付ける所為で殆ど原型を留めておらず、知らない人が聞くと誰のことだかさっぱり分からないものになっている。 ・スイ→ネフラ 「翡翠みたいなお名前ね。翡翠って他になんて言うの？ジェイド？可愛くないわ。可愛いのがいいわ。軟らかいのがネフライト。知恵と安らぎの石なの？ぴったりね。ネフラって呼ぶわ」 ※ネフライトは古くから肉体と魂をつなぐ『聖なる石』と崇められている。因みに硬い方はジェダイトと呼ばれ、どちらも翡翠とされているが物質的に全くの別物。色も石言葉も違う。但し桃色があるのはジェダイト。 ・ユミル→トネリコ 「前に聞いた神話の世界樹の名前に似ているわ。世界樹って何の木なの？どんな木なの？沙羅の樹かセイヨウトネリコ。トネリコの花言葉素敵ね。トネリコにするわ」 ※セイヨウトネリコの花言葉は『私といれば安心』『高潔』等。日本のトネリコとは少しだけ違う。 ・枯草→サクラ 「枯れた草って書くのね。花言葉があるの？草自体にあるのね。新春を待つ。冬に枯れて春に咲くからかしら。春のお花と言ったら桜よね。葉っぱの色がおんなじね。おんなじだからサクラにしましょう」 ※枯れていない草の花言葉は『優しい思い出』『追憶』等。草の芽や草の花、牧草にもそれぞれ花言葉がある。 ・HOフォーク:鵣歌(らいか)→紫鴛(しえん) 「鵣は鳥の名前なの？どんな鳥？オシドリ？別名がたくさんあるのね。愛し合う夫婦って意味もあるの？愛を歌うひとって意味になるのかしら。もちろんつばきに歌ってくれるのよね。両思いね。両思いだわ。つばきはおんなじように歌えないから歌で返せないけれど、愛は返せるからおしどり夫婦にはなれるわ。それじゃあオシドリの別名で紫鴛にするわね。いっぱい愛してね。つばきもたくさん愛を込めて呼ぶわ」 ※オシドリは鴛鴦(えんおう)とも言い、鴛が雄、鴦が雌を表す。『おしかも』『菅鳥』『頭鳥』等の別名もある。因みに人の『おしどり夫婦』と違い、鳥のオシドリは雛を育てるのは雌のみで夫婦で協力する事はなく、更に毎年パートナーを変えるらしい。 ※付けた本人は何故その呼び名にしたのかとうの昔に疎覚えなので聞いてもふわふわした答えになる。 「ネフラは雰囲気がぴったりで、トネリコは意味が素敵で、サクラはおんなじだからだった気がするわ。多分ね。きっとそうだったはずよ。紫鴛は愛してるを詰め込んだの。つばきの気持ちがいっぱいなのよ」 自分の美貌に絶対の自信を持っている自己肯定感MAXなルルの少年。 脱いでも下半身を見られなければ少女に見えそうな華奢な身体とどう見ても美少女な顔面から男言葉やズボンは似合わないと自覚しており、口調も仕草も格好も女そのもの。喉仏も目立たないというかよく見ても分からない。 一人称が名前なのもその方が可愛いから。 自分に似合うものを追求した結果なので本人は何一つおかしいと思っていない。 性自認は男でも女でもなく『つばき』。あいあむおんりーわん。 自己を確立し過ぎである。 「だってつばきは美人だもの。可愛いでしょう？似合わないことをするのは勿体ないわ。似合っているのだから良いのよ」 同じような言葉を繰り返して喋る癖がある。 あまり深く考えずに言葉を発するので、繰り返す事でその言葉が本当に自分が言いたいことなのか確認する為のものなのかもしれない。本人にもあまりよく分かっていない。 不便を感じていないので直す気もない。 良く言えば正直者、悪く言えば傲慢な思考回路を持っている。 「おかしいかしら。おかしいかもしれないわ。でも聞き漏らすことが減って良いと思うの。良いと思うわ。おしゃべりは好きだから、聞いてくれたら何度でも言うけれど。言うから聞き返して良いのよ」 独占欲が強く嫉妬深い。 『自分のもの』と認識するものに対して異常なまでの執着を示す。 常に持ち歩いたり傍にいたがったり自分だけの呼び名をつけるのもその一貫。 反面、そうでないものに関しては全くと言っていいほど興味がなく、当たり前のように関わりの少ない相手の名前は殆ど覚えていない。 他者が自分のものに不用意に触れたりすることを物凄く嫌がる。自分だけの呼び名を使って呼ぶとめちゃくちゃ怒る。 自分のもの同士なら比較的寛容だが、あくまで比較的であってその許容範囲はかなり狭い。 自分のものであっても、自分のものではないと認識する部分がそれにあたる。 例えばスイは自分の一番のおともだちだが、ユミルのルルなのでスイがユミルを優先するのは当たり前だと思っている。逆もまた然り。でもお互いのパートナー以外で自分ではない誰かを優先するのは嫌。スイとユミルの一番のおともだちは自分だから。 因みにルパの全ては自分のもので自分の全てはルパのものだと思っているので、ルパだけは唯一の例外。 良く言えば優先順位と自らの領分がハッキリしていると言える。弁えているとは言わないが。 『自分のもの』は大事にする主義なので嫌がることはしないように気を付けてはいる。 「だってそれはつばきのじゃないわ。つばきのものじゃないもの。つばきが気にすることじゃないでしょう？気にしないわ」 音感が欠片もない酷い音痴。 自覚はあるので周りのルルが歌う時は一緒に歌わないようにしているが、音楽自体は好き。 時々無意識に原型を留めていない鼻歌が出ることがあるが、下手な歌を聞かれるのは嫌いなので気付くと黙る。 音感はなくともリズム感はある為、音楽に合わせて踊ることは出来るものの動くこと自体がそんなに好きではなく、好んで踊ることは少ない。 スイやユミル、ルパと一緒なら自分から進んで踊るし、枯草に見せる為などと言われれば練習も頑張る。 「たくさん動くと疲れてしまうでしょう？疲れるのよ。だからほんとは好きじゃないわ。あんまり好きじゃないの。でもつばきが踊ると喜んでくれるから。嬉しそうにするわ。その顔は好きなの。好きを見たいから踊るのよ」 運動は好きではなく、細かい作業を黙々と行うのが好き。 芸術に囲まれて育ったからかそういったものに関しての目が良く、ルルとして身綺麗にすることが当たり前なので汚れるのは嫌い。 絵を見るのは好きだが描くなら汚れやすい絵の具は嫌だと刺繍で描くことにした。 良い図案を思い付いたら忘れない内に刺すということを繰り返す為、手近な布は大体刺繍されている。 そうやって出来たものを元にハンカチや服の裾等へ相手に合わせたアレンジを施した刺繍をして人に渡すのが趣味。 自分の刺繍で飾って欲しいという独占欲の表れでもあるが本人に自覚はない。 「綺麗なものは好きよ。綺麗だもの。好きな相手に好きなものを纏って欲しいと思うのはおかしくないわ。普通でしょう？」 学校にいる時間は教室が違う所為でルパと離れることになるのが嫌で仕方ない。 自分は離れ離れにされるのにルパの所の教師も他のルパ達も同じ教室で同じことを学んで同じ体験を一緒に共有出来るなんて狡いと嫉妬し、よく抜け出してはルパの所へ行きルルの教室まで戻されるというのを繰り返している。 ルルとして過ごすのが嫌な訳ではない為数日に1回で済んでいるが、我慢は苦手なので寂しくなるとすぐに抜け出す。 顔を見て一言だけでも言葉を交わせば一時的には満足するのでその後なら連れ戻すのはとても簡単だが、会う前に連れ戻されないよう無駄に隠密技術が高く見付けても逃げ足が早い為、道中で捕まえるのはそこそこ困難。 基本的にルパの所へ行けば見付かるので、捕獲の際はルパの教室で待つのが一番確実である。 「つばきのルパよ。つばきがパートナーなの。おんなじルパだからって起きてる時間の半分近くを一緒に過ごすなんてずるいわ。酷いわ。つばきは一緒にいられないのに。教室が違うのに。つばきのなのに変でしょう？おかしいわ。だから会いに行くのよ。会いたいもの」 勉強をしようとすると怒られるのでしたいとは思わないが、大好きなルパが読むものには興味がある。 興味はあるがどうせ読んでも理解出来ないので、ルパが読み終わった後に内容を分かりやすく簡潔に教えてもらうことにしている。 知識については聞けばルパが教えてくれる為、自分で調べる気がない。覚える気もあまりない。だって聞けば何度でも教えてくれるから。 ルパの言葉を聞くことに意味があるので、理解出来なくても覚えられなくても気にしていない。 「つばきが分からなくたって聞いたら教えてくれるわ。ちゃんと調べてくれるでしょう？つばきが欲しいのは知識じゃないの。答えじゃないの。それを知ってなにを思ったのか知りたいの。どんな風に感じたのか聴きたいの。そうしてできればその気持ちをつばきも感じてみたいのよ。できるだけね」 性格的には超インドア派だが動くとなったら素早く、好きなひと達の笑顔の為に舞の練習はサボらないのでそこそこ体力がある。 日々のルパ教室通いで培った洞察力や隠密技術、逃げ足は一級品。 力はないが虫くらいなら撃退出来ると刺繍針や小石を投げて蜂やムカデを仕留めることもある。触りたくないので死骸の処理は丸投げだが。 筋力以外の身体能力がそれなりに高い所為で割と好き勝手しているが、本人に問題児の自覚は勿論ない。欠片もない。 「得意なことと好きなことは別なのよ。おんなじじゃないわ。出来るからといってやりたい訳ではないのと一緒ね。おんなじ時もあるけれど」 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ◇好き嫌い ◾︎好き 鵣歌、スイとユミル、枯草、綺麗なもの、可愛いもの、美味しいもの、刺繍、自分 「つばきはつばきを好きなひとが好きよ。好きなひとが好きなものも好き。だからつばきはつばきが大好きなの。だって好かれているつばきをつばきが否定するのはつばきが好きなひとを否定することだもの。好きだから否定したくないわ」 ◾︎嫌い 鵣歌と離れること、自分のものに手を出されること、運動、汚れること、虫 「蝶のように舞い蜂のように刺すって言葉があるわよね。あるらしいのよ。でもつばきは虫が好きじゃないから、花のように舞い棘のように刺すって言い方のが綺麗だと思うの。素敵でしょう？」 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ◇特徴表 ◾︎2-1 手先が器用 任意の〈製作〉1つの基本成功率が50%となる(プレイヤーは分野を決めること)。更に〈機械修理〉及び〈電気修理〉に+10%。 　→製作(刺繍) ※シナリオ上〈電気修理〉の基本値が1の為、合わせて11としてあります。 ◾︎2-8 芸術的才能 稽古事を小さい頃に習っていたか、実用ブログなどで人気を博している。任意の〈芸術〉1つに[INT×3]%加える。プレイヤーは音楽、著述などの専門分野を指定すること。 　→芸術(舞) ※ルルのHOにより元々芸術+30%あるので、足してあります。 ◆職業ベース ◾︎ファッション系芸術家(EDU×10+DEXorPOW×10) 言いくるめまたは説得、芸術(任意)または製作(任意)、心理学、値切り、変装、目星、個人的な関心の技能2つ 特記:流行に敏感。相手の服装を見ただけで、社会的地位や収入などがわかる。さりげないアクセサリーの価値もわかる。 ◆技能 ◾︎職業技能 　目星→主に刺繍のモチーフになりそうなものを探したり遠目からでもルパを見付けたりルパの所へ行く途中の大人達を躱す為に使われる。見慣れたものでもその時の気分で新しい発見があるの。違う見方が出来るのよ。 　製作(刺繍)→綺麗だと思ったものを刺繍絵として残したり好きな相手を飾る為。好きと好きを合わせたらとっても素敵になると思うの。素敵よね。 　言いくるめ→我を通す為なら屁理屈捏ね回して無駄によく回る口。最終的に相手が頷けば良いのよ。頷いたのならその通りにしようとするはずだもの。 ・個人的関心技能 　投擲→舞の時に小物を投げて受け止める等のパフォーマンスをしたり、ゴミをゴミ箱に投げ入れたり、大人を躱す為の囮物音用にものを投げたり、蜂に刺繍針を投げて仕留めたり追い払ったり。虫は好きじゃないの。見た目も動きも苦手だわ。 　精神分析→自分より幼い子を宥めたり不安定になったルル仲間を落ち着かせたり。基本的に放置すると自分にとって不利益が生じる時くらいしか動かないのが玉に瑕。泣いているより笑っている方が良いでしょう？楽しいのが良いわ。怖いのも悲しいのも嫌だもの。嫌いなの。 　 ◾︎趣味技能 　回避→逃走用。ルパに会うまで捕まるつもりはないの。会いたいもの。 　応急手当→初期対応の遅れが傷痕になったり悪化したりするので。痛いのは嫌いよ。見るのも嫌。だから治すのよ。治れば見なくて済むでしょう？ 　隠れる→こっそり抜け出してルパに会いに行く為。途中で見付かると連れ戻しに来るのよ。連れ戻されるの。会うまで戻らないわ。諦めないわよ。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ◇名前について ◾︎椿菊 マーガレットの和名『木春菊』の木と春をくっつけた。 ・木春菊(もくしゅんぎく) キク科モクシュンギク(アルギランセマム)属の常緑多年草。 別名:マーガレット、木立加密列(きだちかみつれ)、お玉菊(おたまぎく)、Paris daisy 花言葉:真実、秘密の恋、貞節、誠実、予言、慈悲、信頼(白)、真実の友情(白)、恋の行方(白)、心に秘めた愛(白)、愛の真実(白)、真実の愛(ピンク、黄)、恋占い(黄)、美しい容姿(黄)、愛の誠実(八重) 花弁を1枚ずつちぎって行う恋占いに使われる事が多いが、これは一般的なマーガレットの花弁 枚数が奇数である為「好き」から始めれば「好き」で終わるかららしい。花からすればいい迷惑だろう。 ギリシャ神話では誕生や多産の守護神である月の女神アルテミスに捧げられた花とされ「誠実」「貞節」「慈悲」「安らぎ」のシンボルでもある。 マーガレット(Marguerite)という名前は「真珠」を意味するギリシア語の「Margarites(マルガリテス)」が由来。花びらが純白で丸く咲く清楚な花姿が宝石でいうと真珠をイメージさせるからと言われている。 和名の木春菊は、葉の形が菊に似ていること、年数が経つと緑色の茎が変化して茶色くゴツゴツした木のようになることが由来。しかし日本に明治初期に渡来した際にマーガレットの名前が一般的に広まっている為、この名で表記されることは少ない。 開花時期は3〜7月。白色の一重咲きが一般的だが、黄色やピンク、八重咲き、丁字咲きのものもある。 本来は宿根草だが、日本では温暖地でないと越冬できない為、主に温室やビニールハウスで栽培されている。 何年も越冬して大株になってくると茎が木質化し、低木のようになる。繁殖は挿し芽。 フランスギク属のシャスターデージーやフランスギクはよく似ている為混同されがち。 フランスで言うマーガレットは日本で言うフランスギクの事であり別物。しかしフランスではどちらもマーガレットと呼ぶ為、余計に混同されている。 『ルル』はドイツ語で『真珠』『大切なもの』『(ペットのように)愛らしい存在』という意味で使われる言葉。 真珠は愛情や涙の象徴であり、『長寿』『完成』などの意味を持っている他、邪気を祓うお守りと言われている。 大切に大事に無垢なまま愛でられる存在として育てられ、自らが食べられることによってルパが存在として完成し長く生きられるようになる。 ルルとは花のように愛らしく、儚く、強かで、ルパを守り生かす為の守護石のような存在なのだろう。 と認識した結果の名付け。 因みに名前の読み方である『つばき』の花言葉は『至上の愛らしさ』『完全なる美しさ』等。 子供だからこそ、その見目が美しいからこそ、無垢と無知による傲慢さすらも愛らしく映るのだ。 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ 子供特有の強欲と傲慢 執着心による嫉妬からの憤怒 蝶よ花よと育てられたが故の怠惰 食べられることでひとつになる 心も体もルパのものとなり、同時にルパは自分のものとなる だから血の一滴、髪の毛一筋、心の一欠片すらも残さず食べられたい 食べられることでルパの全てを食べてしまいたい そんな、色欲を孕んだ暴食 それら全てを詰め込んで この生き物はできている 【大罪へと至るマルガレーテ】 赦す権利も 断罪する権利も 持っているのはただ一人だけ ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ・マルガレーテ マーガレットのドイツ名。マルグリットやマルガリータ等の呼び方もある。 語源はギリシャ語で真珠を意味する『Μαργαρίτης(マルガリテス)』で、聖女アンティオキアのマルガリタにあやかって広まった名前。 フランスの小説『椿姫』の主人公の名前も『マルグリット』で、この小説から椿には『罪を犯す女』という花言葉が生まれた。 また、椿の花は花弁が散るのではなく花丸ごと落ちることから、首を落とす(死)比喩や純潔(処女)の喪失の表現に使われる。

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