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 HO2 ヒットマン 貴方は兄だ。 女王の裏庭を守るロンドンマフィアから「密命」を受け裏舞台で暗躍している。 生まれつき器用で、大胆だ。失敗なんて有り得ない。 弟に「劣情」を抱いている。 決して抱いてはいけない感情だと気付いている。 だが、自身と同じ執行人となってしまった弟への感情は、少しずつ「焦燥感」に変貌している。  ３年前の出来事 ３年前、降りしきる雨の中で、貴方は無慈悲にも麻薬売買に手を染めた少年を「密命」で殺害した。 そして、その現場を運悪く弟に見られてしまっていたのだ。 「密命」の事が知られてはならない。「目撃者」は殺さなければならない。 だが、貴方は逃げ去る弟を、手に掛ける事は出来なかった。女王からの罰も無かった。 ――そのすぐ後だ。風の噂で、表舞台に執行人の新入りがいる事を聞いてしまったのは。 それが弟だと、貴方は気付いてしまった。  執行人となったきっかけ 10 年前、弟の誕生日を祝う為にロンドンの「コヴェント・ガーデン」の喫茶店でアフタヌーンティーを楽しんでいた。真っ当な職業、裕福では無いが愛しい弟と過ごす祝祭の時間。まさしくそれは「平穏」。 だが……突然、非現実的なテロリストによるクーデター行為で、平穏は無秩序に妨害されたのだ。 爆破されたドーム状の商店街から大怪我をして気を失った弟を連れ出し、重傷を負いながらも必死に脱出を試みる貴方に、美しい淑女が声を掛けて来る。 「この子、もうすぐ死んでしまうわ。飛びきりの病院を紹介しましょう。その場所なら助かるもの。その代わり――貴方にお願いがあるの。この英国に脅威をもたらす存在を駆逐する為に、力を貸して頂戴」 紹介された病院は皇室御用達の場所だった。助力を請われた意味も分からぬまま、貴方は弟が目を覚ますのを待ち……。頭部を激しく損傷してしまった事で、事件前後の記憶は無かったようだが、弟は目を覚まし、命を救われたのだった。 そして、拒否権など無いように“彼女”から手紙が届けられ、弟を盾に取られる形で貴方は執行人として生きる事を定められた。 ■グレイ ロンドンマフィア「Earl Rainey(アールレイニー)」の首領(ボス)でありその正体は「女王の執行人」の一人だ。「女王の短剣」という肩書きを持っている。 貴方に、裏舞台の執行人としての様々な技術を教えてくれたのは彼である。 現在は積極的に「密命」には関わっていないのか、伝達係として貴方と接する事が多いだろう。 マフィアには似付かわしくない少女エルを言動は荒々しいが非常に可愛がっている。 ■エル ロンドンマフィア「Earl Rainey」で日々を過ごしている健気な少女。 何か事情があるのか半ば幽閉状態ではあるが、いつも明るく、たまに顔を見る事になる貴方に対しても無邪気に話し掛けて来るだろう。 彼女は、仕事だとしても貴方と会えるのが嬉しいようだ。 「兄弟」の話に興味があるようで、貴方にその話を聞かせて欲しいとよくせがんでいる。 ■ジョシュア スコットランドヤードの通称で親しまれているロンドン警視庁に属する警官。階級は警視正。 彼は「女王の駒鳥」でもあり、警察としての職務以外に女王から「命令」を受け行動する事もある。 執行人を監視するポジションでもあり、また執行人に救援要請をする権限も持ち合わせている為、それなりに何度も顔を合わせているだろう。  ステータス作成について ■使い道のある技能(生還に必須の技能では無い) ＜追跡＞／＜応急手当＞ ■＜DEX＞の値を 16～18 にする ■＜探索技能＞の一つに+10、＜戦闘技能＞の一つに+30 ※執行人を５年以上は行っている為、最低年齢は 25 歳とする。 また、執行人になって何年経っているかは、10 年未満であれば年齢に併せて自由に変更して構わない。 ※年齢設定による EDU の上限は設けない。  目的 ■弟を守り、生き抜く事 ■弟を執行人から辞めさせる、或いは命の脅かされない環境に身を置かせる事

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