タグ： チャルディーニの法則

職業ベース：アニマルセラピスト 特徴表：6-6 急速な回復力（回復する時に＋１） 高校３年生(18)。割と良いところの家の一人娘らしく、おっとりした印象の癒し系少女。 動物がとても好きで、将来は将来は人と動物を繋ぐような仕事をしたい、と考えている。とりあえず大学は進学する予定。 何故か名字も違うNPCを「姉として」日々（こっそり）見守っている。 【以下、秘匿】 旧名：相澤汐里。 NPCとは幼少期に生き別れてしまった年子の姉弟。姉を名乗る不審者ではなく本当に姉の不審者。 昔からの名家かつ資産家の隠岐家では、次期当主の一人娘が病で亡くなり跡継ぎがいなくなってしまった。 何より可愛がっていた孫娘を失い当時の当主夫婦が心を病んでしまったことから、当時入院やその他やむを得ない親戚の事情による出費で苦しんでいた遠縁の相澤家の借金を肩代わりし支援する条件で、一人娘と丁度同い年だった汐里を養子縁組で迎えることで事態を解決することにした。 お陰様で当主夫妻も心が安定、汐里の養父母に当主の座を譲り隠居した今でもとても元気に孫娘を可愛がっている。よかったね。 隠岐家では可愛がられ厳しくもそれなりに不自由なく育てられ、また後に実質売られた形で相澤家を離れたと知ったこともあり、今では汐里自身は相澤家ではなく隠岐家の二人を両親だと思っている。このため相澤家の両親については特に何も思い入れがない。 だが、事情を知らず離れ離れになってしまった、可愛がっていた弟についてだけは別だった。幼少期の僅かな記憶と僅かな写真と「相澤淳太」という名前を大切にして、ずっと会いたいと思っていた。 偶然編入先で願いは叶ったものの、悲しいことにあちらはギリギリ自分のことを覚えていなかった。悲しい。でもきょとんとした時の顔は昔と変わらなくて可愛かった。 しかしそれでも構わない。こうして再会できたのだ。例え家や祖父母の事情で本当のことを言えなくても（つらい）、弟の中に自分の記憶がなくても（悲しい）、自分は淳太のたった一人の姉である。これまでの空白の期間を埋めるようにこれから日々見守っていくつもりだし、もし弟に何かあれば、全力でお姉ちゃんを遂行する覚悟でいる。 幸いなことに、自分が養子縁組となったのはそれなりの良家だ。いざとなれば家を継いで仕事をしながら弟を養うくらい軽いものである。 良家の教育と持ち前の器用さをフル活用し、今日も汐里は姉として弟を見守っているのだ。 とりあえずまずは話をできるようになりたいのと、弟の安全を見守るという目的から現相澤宅の合鍵を作り家の各所に隠しカメラもセットした。共通の話題になるかもしれないので隠しカメラで得た情報である淳太の読んでいる漫画や動画は全てフォローしているし、口にしていたジュースやお菓子は好みが合えば同じものを買って試している。最近は先回りして「これ好きそうだな」と目を付けることも出来るようになった。答え合わせで正解するとハッピー。自宅以外にも彼がよく行く場所にはカメラをセットしているし、合鍵で入ったタイミングでよく使う鞄の底やポケットの隅にGPSを仕掛けたので遠出しても行先も分かって見守りも安心。向こうが気付かないくらい遠くから見守っていることもある。最新スマホのカメラのズーム機能が唸るぞ。 隠しカメラには盗聴器もセットで仕掛けているのだが、普段はオフにしている。いくら姉弟でもプライバシーってあるもんね。お姉ちゃんは分かっていますよ。必要な時しかオンにしません。ところでこの前聴いていたバンドいいね。お姉ちゃんは２番目に聞いていた曲が好きです。

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