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▋2カンデラの葬送│HO2 逃亡者 ──────────────────── 教団内で厳しく教育されてきた反動で物静かでわがままな少年。 元は教育に従順だった名残りもあり、胸に残る罪悪感で教団に対して嫌気がさした。 訃代のおかげで身の危険を自覚してからは、20歳までに教団から逃亡する計画を立てた。 外に出ることは愚か、日光すらまともに浴びないため年齢の割に身長もあまり伸びなかったが、 反骨心からなのかやたらとツンケンして上から物を言う。 外の人間のことは少し怖いが、駄目と言われると気になってくるという興味もある。 できることなら訃代も一緒に外に逃がしてあげたい。 ▋両親への感情 ──────────────────── 人生の19年間を奪ったやつら。 目も合わせたくない。不愉快。邪魔。 でも逆らうのは怖いんだから、呪いみたいだ。 ▋特徴表 ──────────────────── 【5-10：受け身】 どんなときでも、きちんと受け身を取って被害を最小限に抑えることができる。 ショックロールの成功の範囲に+20%。 【3-06：格闘センスの持ち主】 幼い時から道場で鍛えられてきた。 素手の戦闘技能3つ(＜キック＞、＜組みつき＞、＜頭突き＞)の基本成功率が50%となる。 ▋その他 ──────────────────── 職業ベース：放浪者（クトゥルフ2015） ・言いくるめ、値切り、芸術(ギャンブル)→回避、跳躍、変装 ✦イメソン：逃走劇 https://youtu.be/9hzCI5TJEmQ?si=mb6t59llCHK3cwsH -----------------以下【2カンデラの葬送 HO2】の秘匿----------------------- ▋HO2 │あなたは逃亡者だ。 ──────────────────── ある宗教団体から逃げ出したのだ。 あなたが所属していた宗教団体にはしきたりがあった。 その内容は「信者同士で子を儲け、子が成人を迎えた時、自らの命を子の手によって神へ献上する」というもの。 2日後に成人を迎えるあなたはそれを拒み、しきたりから逃げ出し現在教団に追われている身である。 あなたの両親は熱心な信者であり、両親からは幼い頃から厳しい教育を受けてきた。 教団の人間以外と話してはいけない。穢れてしまう。…そんな思考の親のもとに生まれたあなたは、 学校にも通わせてもらえず毎日食事から娯楽まで両親によって管理されるような、不自由な生活を送ってきた。 逃亡の際、あなたを手助けしてくれた人物が居た。 同じ宗教団体に属している「訃代 (ふだい )」という男だ。 彼は幼い頃から集会などで顔を合わせる度にこっそり一緒に抜け出して お菓子を与えてくれたり遊んでくれたりと、自分の事をよく思ってくれていた存在だ。 ---------------------- ▨事前情報 ---------------------- 【教団について】 教団では毎日の「祈り」、そして「神様」についての教え等が主な活動となっており、普段から過激な事を行っている訳ではない。 しかし「しきたり」の存在により教団の教義は異質なものとなっており、過激な思想を持った信者がほとんど。 「神様」の存在を軽んじる他者（信者以外の人間を指す）との関わりを拒んだり、自らの子を徹底的に教育し教えを説くような者が多い。 「神様」の名前は容易く口に出してはならず、20歳になり「しきたり」を行う事でようやくその名前を知ることができる。 また、信者たちは炎を「神様」そのものとして崇め神聖化している。 【「教え」について】 「しきたり」を行うのには、過去の過ちを正すため、神の怒りを鎮めるため、 そして来たる復活に備えるため、という理由があるということを教えられている。 他にも PCは多くのことを親から教わっているが、それをしっかり覚えているか。 それとも覚えられていないか。それは作成するPLの意思に委ねる。 　

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