タグ： だるお_秘匿

　 　コンビニバイトをしているどこにでもいる普通のフリーター。 　諸事情で日中帯のシフトにしか入れないため、せめていつでも出られるようにと思い休日も特に予定は入れていないが、 　そもそも趣味もなく友人もいないため予定が埋まることは殆どない。 　幼い頃は星と猫が好きだった。 　自身が良くない感情を抱いた時もへらりと笑う癖がある。 ◆特徴表 ・2-4：愛書家 　あらゆるジャンルの蔵書を持っている。〈図書館〉に＋20％。 ・4-2：方向音痴（D） 　〈ナビゲート〉の基本成功率が1％になる。加えて、経験ロールで成長させることはできない。 　※D特徴表のため1d6*10（60）P追加配分済 ◆ベース職業：看護師（2015） 　化学、生物学、応急手当、薬学、心理学、聞き耳、目星、言いくるめor説得→説得 　※特記事項…信用+10。患者に対する説得+10 ◆フレーバー ・誕生日　　　：1/16 ・誕生花　　　：スイセン「尊敬」／黄色のヒヤシンス「あなたとなら幸せになれる」／沈丁花「不死」／スノードロップ「慰め」 ・一人称　　　：俺/自分（僕） ・二人称　　　：あなた（あんた） ・口調　　　　：砕けた敬語寄りに適当 ・好きな食べ物：71.おにぎり／37.やきいも　　 多分好きというより楽だから ・嫌いな食べ物：32.さくらもち／114.コーヒー　多分コーヒーは寝ないように飲みすぎて嫌いになった ・名前の由来　：日の暮れる頃を表す言葉／綺麗な夕陽イメージ、漢字は父親から取られている ・血縁探索者　：― ・アライメント：中立・善 or 中庸 ・イメソン　　：らくらく安楽死 - ぺぽよ ／ ザムザ - てにおは ・カラーコード：オパールグリーン（#aed4b0）誕生色 ◆通過シナリオ ・同じ空へは昇れない。（HO太陽）　　　 END：C-1A 　KP：茶菓子さん／HO月：リナックスさん（輝夜リュンヌ） ※以下「同じ空へは昇れない。」HOバレあり ✦HO太陽：「君は目覚めたい」 　君はフリーターだ。 　今日も今日とて、コンビニでアルバイトをしている。 　退勤後、道中で行き倒れている吸血鬼を見つけた。 ・体質 　君は夜に嫌われている。 　決まって日が落ちる頃になると眠りについてしまう。長らく、月も星も見ていない。 □推奨技能 　目星・聞き耳（あったら使うかも：交渉系・図書館） 　特徴表「暗黒の祖先」「行方不明の家族」「夜に弱い」取得不可 □目的 　夜を取り戻す □秘匿情報「お前は HO月 を殺したい」 ＜序幕：これまでのおはなし＞ 　お前の家族は吸血鬼によって殺された。 　幼いころ、お前はそれを目撃している。 　お前の眼前で母親は死んだのだ。 　首筋に牙をたてられ、血液を吸い上げられて。女の体は見る間に塵になっていった。 　気づけば、周囲には幾らかの砂山が築かれていた。 　人型に盛られた砂山が、お前の家族のなれの果てだと気づくのにそう時間はかからなかった。 　どうしてお前だけが生き残ったのかは定かじゃない。 　吸血鬼による殺人事件は、単なる失踪事件として片づけられた。 　当然だ。吸血鬼が犯人だなんて言う幼子の証言が通るはずもなかった。 　手前で犯人を捜そうにも、月あかりを背に受けていた犯人の面相はあやふやだ。 　影だまりに沈んだその顔を、どうにも思い出せなかった。 　それからお前は夜に嫌われた。 　水平線の彼方に日が沈むころ、決まってお前は眠りに落ちてしまう。 　医者によれば、事件のショックから精神が夜を拒否してしまっているのだろうという話だった。 　日が沈むと同時に眠り、日が昇ると同時に目が覚める。 　そんな体質とともに、お前は生きていく羽目になった。 　眠りの時間は、日に日に伸びた。 　厳密には、目覚める時間が少しずつ遅くなってきた。最近では昼に目覚めることも珍しくない。 　その体質のせいで随分孤独な人生を送って来たというのに、 　このまま改善することがなければやがてお前は二度と目覚めなくなるだろう。 　なんとも悲しい話だ。 　そんな体質で、出来る仕事は限られていた。だからコンビニのバイトを始めた。 　幸いにも融通の利く店舗だ。変な客も、多いが。 ＜第零幕：あらすじ＞ 　そんな生活を送っていたある日、お前は道端で倒れていた人物に声をかける。それは単なる親切心だった。 　しかし運命とは皮肉なもので、そいつは忌むべき吸血鬼だった。 　そいつの顔を見た途端に気が付く。 　お前は、HO月の顔を、いつかどこかで目撃したことがある、と。 　月あかりに照らされたその目が、お前を見つめていた記憶。 　お前の家族を殺したのは、目前にいるその吸血鬼、かもしれない。 　お前の胸中にふつふつと湧いたそれは、怒りだった。殺意と言い換えてもいい。 　そうしてお前は密かに復讐を決意する。 　どの道お前はじきに目覚めなくなる。 　ならば敵を道連れにしたっていいじゃないか。 　もしかすると、トラウマの元である犯人がいなくなれば、お前に夜は戻るのかもしれないのだし。 □殺害方法 　さて、どうやって殺そうか。 　幸いにも、この吸血鬼はなんか知らんがすごい弱ってる。 　しかし腐っても鯛、弱ってたって吸血鬼だ。 　殺すにも、それなりの知識と準備と道具が必要だろう。 　殺害する準備が整うまでは、仲良くするフリをして油断を誘うのがいい。 　と、お前はそう考え、これからHO月と仲良しごっこをはじめるという訳だ。 【特記事項】 ・年齢：18~24歳 （高校卒業済） ・職業：コンビニ店員固定 ※職業技能について：将来の夢を一つ決定し、それにちなんだ職業から技能を取得すること。 　将来の夢とは「眠ってしまう体質が治るならやってみたいこと/やってみたかったこと」または「幼いころ抱いていた将来の夢」 　一応、行き倒れている人を見たら心配して声をかける人間であること（導入のため） □ステータスについて 　あなたには幼いころの精神的なショックがある。POWの値を＜2D6＞で決定する。 　しかしたっぷり寝ているためなのかなんなのか、体はなんか元気だ。CONの値に+3する（※最大値の18は超えない） □家族について 　幼いころ失った家族について、簡単な設定を提出すること（最低限それぞれの名前と家族構成があれば問題ない） □NPC について ・古森メメ 　お前を雇ったコンビニの店長。 　お前の体調についても知っている。（家族を殺されたことまでは話していない） 　常に真っ黒なサングラスをかけていてかなり”如何にも”な見目をしているのだが如何せん涙もろい。 　面接の際、体調について軽く話したら思いっきり号泣された。 　以降随分お前のことを気にかけているようで、「ホントはダメなんだけどね」とかなんとか言いながら 　廃棄のお弁当を寄越したりする。 ・ソネザキさん 　古森の飼い猫。なんか知らんがものすごく嫌われていてよく威嚇される。 ✦秘匿に関すること 　建築関係の自営業を営む父と看護師の母、二つ違いの姉と飼い猫の四人と一匹の家族で暮らしていた。 　昼夜を逆転して働く母よりも父といることが多かったためパパっ子。 　だけど将来の夢は母の背を追って、姉と一緒に看護師だった。 　大柄で穏やかな熊みたいだった父のことも、休日には必ず一緒に遊んだ明るい母のことも、歌が得意な優しい姉のことも、 　生まれた時から一緒の猫も大好きだったけれど、一緒にいた時間よりも一人になってからの時間の方が長くなった。 　一人が苦手な寂しがりだった。 　しかし奇怪な症状が原因で、友人を作ったり好きだった星を見ることも出来ず、ただ独りに慣れるしかなかった。 　そうして部屋に籠って眠っているうちに段々と生来の人格や感情は喪われていった。 　家族が死後の経歴は大して覚えてない程度には流れに身を任せて生きていた。 　この症状が治ったところで看護師になる気はもうない、症状が治った時にしたいと思うようなことは特にない。 　諦め、虚無感のような何かがずっと蔓延っている。 　事件の影響で周囲の人間を信用せず誰にどう思われてもいいため、その場凌ぎの言動を取りがちで一貫性がない。 　加えて人の干渉や接触を好まない。 ✦家族の名前 　・父 - 明美（あきよし）　：明るくて綺麗な色をした夕方のイメージ 名前のニュアンスは美夕に近い 　・母 - 黎（れい）　　　　：夜明け、明け方を表す「黎明」より 　・姉 - 明日（あけひ）　　：母が明け方なので娘には昼を連想する名前を付けた/漢字は父の「明」の字を貰っている 　・猫 - ステラ　　　　　 ：星みたいな模様のあった二毛猫 ✦趣味技能 　・回避/隠れる　 ：良くない(面倒な)空気の時にそっと気配を消すアレ 　・制作(料理)　 ："綺麗で美味しい料理を作る"というより"節約して保存の効く料理をコスパ良く作る"ための技能 　・図書館　　 ：家に沢山本があったため（特徴表より） 　・オカルト　　 ：興味は一切ない、むしろ嫌いな分野だけど調べる必要があった 　・生物学/天文学：動物と星が好きだった ※以下「同じ空には昇れない。」ネタバレあり ✦エンドC-1A「同じ空には昇らない。」後のステータス 　・HO月：CONの値を3D6で振りなおしステータス修正/SANを初期値にする 　・HO太陽：POWの値を3D6で振り直しステータス修正/SANを初期値にする

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