タグ： されど、獣ども つるの城の住人

HO1・音楽家 【貴方には音楽の才能がある】 貴方は天才音楽家である。 小さい頃からその才能は開花しており、 身内にそれを利用され妬まれた。 貴方の音楽は愛された。 貴方は人として愛されなかった。 貴方は人の愛し方を知らない。 【貴方には愛の才能がない】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【特徴表】 1-3：素早い 柔軟さと軽快さを併せ持っている。DEX+1。ただしSIZが9以下の場合、素早い上に小柄であるため、DEX+2。 2-4：愛書家 あらゆるジャンルの蔵書を持っている。〈図書館〉に+20%。さらに図書館に出掛けなくても、自宅の書庫で〈図書館〉ロールが可能となる。 【職業】ミュージシャン ロックバンド、ストリートミュージシャン、シンガーソングライター、作詞家、作曲家、音楽プロデューサー、クラシック音楽家、音楽家の学生など。 職業技能ポイント：[EDU×10+DEX×10] 職業技能（“クトゥルフ2010”と同じ）：言いくるめ、聞き耳、芸術（歌唱、何かの楽器演奏）、製作（作詞、作曲）、説得、心理学、値切り、ほかの言語（英語など） 特記：パフォーマンスを行い、専門の〈芸術〉または〈製作〉に成功したら、〈言いくるめ〉と〈説得〉に+10%のボーナス。ファンに対してはさらに+10%のボーナス。 製作(作曲/編曲)：編曲メインで作曲知識があるような解釈です。新しく作るよりアレンジが得意。場合によっては作曲系判定にマイナスかかって構いません。 芸術（ピアノ）：基礎として習うと思うから…。 以下秘匿ネタバレあり━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ◆HO1 ・キャラクター作成ルール ◎性別・自由。 ◎職業・音楽家 ◎音楽の種類はソロで弾ける・歌えるものなら何でも良い。 好きな芸術【HO1の職業に関わる音楽技能】の初期値に+40。 ◎年齢・18歳以上、30代前半くらいが自然かもしれない。 ◎実家から出て一人暮らしである。 『貴方は音楽家だ。 幼い頃から神童と呼ばれコンクールも何度も賞をとり、ＣＤも何枚も出している。 けれど貴方は最近、ストーカーや嫌がらせの被害にあっている。 エスカレートするその嫌がらせ被害にマネージャーから次のコンサートを区切りに暫く休養するように言われている。』 ※選択の音楽次第でコンサートでなくライブに改変して良い。 ・NPC ◆「犬養　正樹（いぬかい　まさき）」 HO1のマネージャーである。 貴方が家を出てからずっと貴方の世話をしている。 心配からなのか少々、過干渉の傾向があり貴方は彼のその態度にどう返していいのか分からずにいる。 ただ今現在、一番信用の置けるのはデビューからずっと面倒を見ている彼だろう。 ◆「鵜飼　浩之助（うかい　こうのすけ）」 両親に雇われた貴方の音楽の師匠。 HO1の音楽活動だけでなく作曲もこなしていた。 けれど彼は五年前に死んだ。享年48歳。 ◆「有馬　宗一（ありま　そういち）」 貴方をライバル視している音楽家である。（ジャンルはHO1の選んだ芸術【音楽】と同じものとなる） 鵜飼幸之助のファンであるため唯一の弟子であったHO1に嫉妬もあるようだ。 貴方に何かと突っかかり、今回の嫌がらせの一環は彼が噛んでいるのではないかという噂もあるが定かではない。 / ◆秘匿 貴方の両親は幼い時に神童と言われた貴方を音楽家として育てるために師匠である鵜飼の家に半ば居候のように住まわせた。 だから貴方には両親と家族らしいことをした記憶はあまりない。 そもそも両親はもはや貴方の事を名声を得るための楽器としか思ってないのは理解出来た。 鵜飼は貴方を音楽家として育てるのが使命とでも言うように貴方の事を淡々と厳しく育てた。 けれど、五年前に突然鵜飼の様子がおかしくなる。 何がきっかけだったのか貴方には分からない。 まるで精神をおかしくしたように挙動不審で意味不明な言動が増え、そして最後には鵜飼は貴方に「自分のもの」になるように必死に縋りついたのだ。 「ずっと私のためだけに音楽を続けてくれ」 「どこにも行かず、君のためだけの部屋で、誰にも会わず、私だけのために生きて音楽を私のために」 「お前の音楽を、お前を愛しているから」 貴方はそれを断った。 そして間もなく鵜飼は自殺した。 遺書には貴方の楽譜の中に一枚の紙が挟まっていただけ。 「お前は愛の分からぬけものだ」 貴方は忘れられない。 ただただ理解が出来ないその乱暴で、その不条理な死が忘れられない。` ◆鵜飼が死んで屋敷を出てからは貴方は原因不明の頭痛を苛まれるようになる。 けれど、鵜飼の残した楽譜の「椿」という名前の曲を演奏する事でその頭痛は収まるようだ。 ◆楽譜 曲名は「椿」。 鵜飼が残したものではあるが作詞・作曲も誰か分からない。 心臓の上に柔らかな花びらでも優しく添えられるような、優しく美しい曲である。 ━━━━━━━━━━━━ 獅子頭 燦佐　ししがしら さんさ 「ふうん。そいつ、オレより上手いの？」 「エクレア買ってこい。今日はセブンの気分」 「教えねえでおいて何がけだものだ、もう神の子扱いは飽きたってか？なあ」 一人称：オレ　二人称；お前、あんた 三人称；基本呼び捨て。あいつ、あの女、ジジイ、などなど…… 犬養：マサ（さん） 鵜飼：おっさん 有馬：有馬 傲慢不遜なチェリスト。年齢は20代後半だがでっかい10歳児くらい。 メディアへの露出も多いためその時はあまり喋らず無難なことを言ってはいるものの、口の悪さは若干出ている。ファンは今のセリフ事前に用意したな……とかわかるかもしれない。 私生活だと更に横暴な態度が目立つが特別人を貶めるような邪悪さもなく、寧ろ純粋や素直と言っていい。 気に入らなければ顔を合わせようともしないし、逆に気に入れば気前よく何かを与えたりと器量の良さを見せることもある。 一軒家に一人暮らし。 家族としての関係が希薄であるため、また幼少期に神童として育てられ同年代との交流も少なかったため、家の中での生活感があまりない。 食べて寝て、音楽を聴き、弾き、本を読む空間ではあるもののモデルルームらしい家といったところ。 美味しいものを食べるのは好きだが外出する時に食べればいいと水とサンドイッチだけを夕食に流し込むこともザラにある。その日によってUberしたり。長く日本に滞在するならハウスクリーニングや家事代行頼んだり。見かねた犬養に飯や掃除の面倒を見てもらってるかも。 幼い頃に親元を離れ、鵜飼に厳しく育てられたなかで、フランスへ度々渡ったり留学の経験もあったためフランス語が少し話せる。 親には興味がなくほぼ他人の感覚だが、向こうはメディアにいいようにコメントをしたりだのなんだのしている様子。金を送るつもりはないので本でも書いて稼いで欲しい。自分の家にもあげたことはない。 鵜飼に対しても音楽家としての評価はしており、師匠としての恩はあるものの、いちいちうるせえし最後は何だったんだあれ……とまあまあ引いている。向ける情はほぼない。恨み言も吐かれてるし。うるせえな。 ただ最期の様子があまりにも引っかかるので精神病の類を疑った。このため精神病理の知識がそこそこあり、家の蔵書では音楽の本や楽譜のほかに多くを占めているのが精神の病について書かれた医学書である。 そのほかファンに向ける（比較的）人のいい態度も、野良猫が擦り寄ってきたから撫でる程度にしか感慨がなく、応援してくれることや自分の音楽を聴くことにいい感情を持てどそれ以上は持ち得ていない。一度人の感情を読み取る努力もしたがどうにも他人事で終わってしまい微々たる知識にしかならなかった（心理学25） 有馬の嫉妬についてもあーはいはい嫉妬ねーとは思っているが、嫉妬する人間の気持ちがわからないので突っかかってくるのがうぜーとしか思っていない。対人コミュニケーションにおける基礎「相手の機微を読み取る」「相手の心情を予測する」が苦手でやっても疲れるのでこの辺りにおいて基本面倒臭がり。 それはそれとして、自分より技術が高かったり尊敬のできる音楽家には興味を持ち、好意的な態度を示す。 子供の時から注目された天才音楽家なだけあり、音楽で表現をすることにおいては一流。 悲嘆の楽曲なら悲しい感情を、激情の楽曲なら怒りを伝えることができる。 獅子頭は楽器として育てられたのだから、楽器としてある方が人の感情を伝え寄り添うことができる。 エクレアが好物。器用に食べる。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 名前 サザンカ。椿と似た品種。 サザンカは、花びらが一枚一枚バラバラに落ちるのに対し、ツバキは１つの花がそのまま丸ごと下に落ちる。 その葉が茶葉として飲まれていた事から「三茶(さんさ)」とよばれていた。 獅子頭は品種名。獅子舞に使用する、木製の獅子の頭部をかたどったもの。芸能に関係する創作名。 花言葉 「ひたむきな愛」「ひたむきさ」「理想の恋」「困難に打ち勝つ」 赤のサザンカは「謙遜」「あなたが最も美しい」 白のサザンカは「愛嬌」「あなたは私の愛を退ける」 燦：あきらか。あざやか。きらびやか。きらめく。 佐：助ける・支えるという基本的な意味のほか、地位や身分を示す

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ