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洋菓子店『Fraternité（フラテルニテ）』のオーナー。 身長2mの陽気なフランス人パティシエ 女性言葉が特徴で誰に対してもフランクに接するため店長との雑談が楽しくて来店している常連もいるのだとか。 自他共に認める大の甘党でパティシエをやっている理由も「甘いお菓子で皆が幸せになるならサイコーじゃない？」との理由かららしい。 【洋菓子店Fraternité】 オープン日は4/9 〈どこよりも甘いお菓子〉をコンセプトに置いた洋菓子店。取り扱いはケーキ・チョコレート・焼き菓子 通常の甘味料として砂糖のほか蜂蜜などもお菓子の生地に練り込んでいるため甘さに反して罪悪感は少な目とヘルシー志向の女性にも人気が高い。 【以下KP用情報】 彼は計算高く、手段を選ばず、狡猾な男である。 およそ80年前、彼は当時第二次世界大戦に沸く祖国フランスにおいて、将校を務めた軍人であった。 あの頃は何処にでもいたーーそう、血と硝煙の香りを常に漂わせていた時代の男にはよく居たー―出世欲と愛国心を持った男であった。 そんな彼の価値観が変わったのはとある海戦のおり、敵艦隊が海の底から現れた巨大な触手に飲み込まれるのを目撃してしまった時からだ。 伝説のクラーケンかと見紛う程の巨大な触手がいとも容易く戦艦を飲み込むさまと、当該の事件について何故か頑なに口を割ろうとしない上層部の態度に男は全てを悟った。 ｢この世には人類では到底かなわない巨大な力を持つものたちがいる｣ 「そして、その力を利用できれば、祖国ーーひいては自分にとっての大きな力になる」 かくして彼は愛する国と己のために深淵の教団の扉を叩いたのである。 ーーと、言うのは過去の話。時代も過ぎ去ってしまえば人の心は簡単に移り変わる。 長い年月の中のありとあらゆる場面において、彼はその教団の力を国と、己の為に行使してきたが、度重なる危険な任務についに嫌気がさした。 そんなこんなで平行世界へとやってきたわけだ。 容姿を変え、喋り方を変え、前職からは想像もつかない職業に就けば、たまにやってくる鼻のいい刺客を始末していれば平穏無事な毎日であった。 そう、刺客の殺害現場をバイトに目撃されなければ。 ｢はぁ〜〜仕様がない。殺すか｣

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