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『ぜんまい仕掛けのバラッド、その共鳴について』HO1：日本人鍵師 あなたには道を切り開く力がある ▽以下秘匿情報あり 幼少期から友人がすぐにできるタイプで、 好奇心旺盛、周りを引っ張っていくような子供だった。 明るく、細かいことはあまり気にしない性格。 小学校に上がってすぐに両親を事故で失い、 祖父である耀太郎の元に引き取られることになった。 それに伴い微妙な時期に転校する。 両親を亡くしたこどもであるにも関わらず、元々の陽気で唯我独尊気味の性格は陰ることが無かった。 幼いながら己の境遇に動じない様子は周囲の大人には少し不気味に見えた。 なかなか周囲の大人達からの手助けが得られない中、既に出来上がりつつあったコミュニティには強引すぎる性格からか微妙に溶け込めず、 暫く学校後は毎日祖父の仕事場に入り浸ることになった。 その時期に鍵師の能力はおおむね習得している。 鍵師の能力のほか、古物の修復も得意。 祖父が昔から大事にしていたランプが壊れてしまい、彼でも修復が出来ずに暫く放置されていたが、黎のふとしたひらめきが修復のきっかけとなった。 そのことが嬉しくて、以降趣味として仕事場にある様々な古物をなおしてきた。 今では趣味兼仕事のようになっている。 ものは壊れても、存在する限り誰かに見つけて貰えれば息を吹き返す可能性があるが、人間はそういう訳にはいかない。 己の死期を聞かされた時、絶対に死にたくないと思った。 祖父はそんな冗談は言わない聡明な人だから。すぐに信じて、その未来を断ち切る為の努力を始めた。 まだまだやりたいことがあるし、見たい景色もある。 祖父は黎の中学卒業を待って亡くなったため、高校の頃からは少しずつ仕事を受けつつ、一人で暮らし始めた。そのまま大学にも通い、現在はいよいよ鍵師としての専業を始めたところ。 黎の名前をつけたのは祖父。 彼が名付けの時に孫の運命を知っていたかは定かではないが、お守りのような、道標のような名前だなと思って気に入っている。 古物修復のほか、ピアスの収集も趣味。 身体中にバチバチにピアス穴が開いている。 ピアス穴を開ける瞬間、痛みを覚える自分に安心している部分がある。決してマイナスな感情ではなく、決意が固まるような、そんな感覚。大丈夫、自分はまだ生きている。死んだらこの痛みも感じなくなるもんね。 ◇祖父の名前：耀太郎（ようたろう） ◇店の名前：弧光堂（ここうどう） ◆特徴表（生還後付与） 2-4：愛書家：あらゆるジャンルの蔵書を持っている。＜図書館＞に+20%。 　　　　　　さらに図書館に出掛けなくても、自宅の書庫で＜図書館＞ロールが可能となる。 4-6：寄せ餌：人間以外の怪物に好かれやすい。 　　　　　　誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 　　　　　　※[不利特徴による追加ポイント：1d610（ｐ）]　50 ◆一人称等 一人称：あたし 二人称：君 口調：さばさば陽気女さん 呼び方： 祖父･･･じいちゃん HO2･･･デイジー ◆誕生日 8/18 ◆好みなど ・好きな食べ物 　キムチ鍋 ・嫌いな食べ物 　マンゴー ◆経歴表 【獲得表】４１～５０　熱中している趣味がある 【喪失表】１１～２０　転居して知人が減った 【希望表】１～１０　　信念：信仰や仕事に身を捧げる ◆フレーバー花言葉 85 ベゴニア 「親切」「片思い」「丁寧」「幸福な日々」 貴方は全てに自分でケリをつけるだろう。割り切った性格な人。サバサバした人に見られているかもしれないが、その裏で涙を流す日もあるのだろう。人並みに、弱いのが貴方。 64 矢車菊（ヤグルマギク） 「教育」「信頼」「デリカシー」「優雅」 優しく人を導く力に長けている。決して踏み込みすぎず、先導する。皆が貴方を信頼するだろう。その絆は太く、強固だ。なにも恐れることはない。 70 連翹（れんぎょう） 「希望」「かなえられた希望」「集中力」 決して諦めない。それだけを考え、それだけに向かって突き進む。必ず叶うと知っている。必ず叶うと信じている。 ◆名前の由来 弧光…弧光灯（アーク灯）より。 黎… ray(レイ) ray(レイ)には、光線という意味。光源や、そこから発せられる光そのものではなく、線上に伸びた光を表している言葉です。 「ray of sunrise」という決まり文句があり、直訳すると「太陽の光」ですが、転じて「不幸なときの楽しみ」という意味を持っています。どんよりした気持ちに差し込む強い光というニュアンスがあり、力強さを感じさせる名前となっています。 ▽通過後情報 20240512『ぜんまい仕掛けのバラッド、その共鳴について』3C4F キツネのあぶらあげを飼ってる。しばらくデイジーに店で働いてもらう。 ▽ 推奨技能：各HO必須技能、目星、図書館、自衛程度の戦闘技能 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー HO1：日本人鍵師 必須技能：鍵開け 新規探索者限定。 鍵開け以外にも、古いからくりの修理をすることもある。 鍵師の資格を取れるものは、「満16才以上で、原則として日本国籍を有し、前科等のない者」である。探索者も同上であること。 シナリオでは成人済み且つ自分の店を持っている探索者の描写となっているが、未成年でアルバイトをしている探索者の場合は、そのように描写を改変してもよい。 鍵師(特殊) 職業技能ポイント：EDU×20 職業技能： 鍵開け、目星、図書館、物理学、歴史、製作(からくり、古物修復など)、ほかの言語、交渉技能+任意の技能 ※全て習得しなくてもよい ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー HO1：日本人鍵師 秘匿HO：呪いを受けし者 あなたには呪いがある。 今は亡き鍵師の祖父から、その事実を聞かされた。 祖父は明晰な人物であり、彼に解けない錠は無かった。 「お前には呪いがある。決められた年齢になれば、お前は死ぬだろう」 「その呪いを解く”鍵”を探せ」 「俺が唯一、解けなかったものだ」 それを聞いてからか、聞く以前からか、あなたは鍵を開け続けていた。 生きていたいからか、それともただ性に合っていただけかは自由だ。 祖父の言葉を信じたかも、信じなかったかも当人によるだろう。 ただ今年、あなたはその祖父が言っていた年齢になった。 【設定について】 プレイヤーは事前に、祖父の名前を決定しておくこと。 (シナリオ中では「蓮十郎(れんじゅうろう)」と記載しているが、見た目、名前ともに変更可能である) 探索者の両親は、祖父が老衰で亡くなる前に、既に事故で亡くなっている。 祖父は存命であれば80代である、という部分を守れば、両親、祖父共に、いつ亡くなったかの設定は自由である。 探索者の年齢も、16~40歳であれば違和感は無いだろう。 また、務める店の名前も自由に決定できる。 その店の裏手には祖父の倉庫がある。 (シナリオ中では「開機堂(かいきどう)」と記載しているが、外観や名前は変更可能である) 【アンティーク時計】 依頼の品。HO2から郵送されたもの。 自立する機械式の置時計。高さはおよそ50cm。 和洋を折衷させたような彫刻がある。 分かりづらい場合、「万年時計」の画像を検索してイメージしてもいいだろう。

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