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海月 奏汰(うみづき かなた) 学生　16歳　男 身長：166cm　血液型：　誕生日：5月7日 好きなもの：きょうだい、読書、散歩 嫌いなもの：責任感のない人、優柔不断 生真面目でやや神経質な男の子。三人兄弟の長男。幼いながらに達観し冷静な態度を持っている。頭が固く周りに合わせるのが苦手で、一人で突き進んでしまうタイプ。その為、家族以外に親しい人間はあまりいない。 文武両道。とまでは行かないが、何かと器用なため成績はどの分野においても優秀なほうである。 小言が多く、厳しい性格をしている。しかし弟と妹には誰よりも深い愛情を持っているため、思い出の写真や貰ったプレゼントはどんなに古いものでも大切に保管していたり、身に付けていたりする。 以外【シャンゼリゼ　HO1】秘匿ネタバレ 弟と妹のことは愛しているが、両親のことはあまり好いていない。それは相手が大人でありながら、不甲斐ない部分や手に負えない一面を抱えていることが原因だった。元々理想が高く、大人=立派な人間であるという前提を持っていたが故の思考である。 両親以外にも、下手をしたら自分の方が優れているのではないか？と思うような大人は沢山居たし、そういう人間には基本的に多少の嫌悪感を抱えてていた。 それでも血の繋がりという覆りようのない事実があったことから、家族として認めていた部分も、自分の教育者としての感謝も健在している。 だが、二人を殺害したその日からは段々とその気持ちも薄れ始めの傾向にある。 二人はクリスマスの夜、些細なきっかけで口喧嘩を始めた。それは話題に関係の無い日頃の不満やストレスの爆発へと繋がっていき、次第にその矛先は自分やきょうだい達へと向かい始めた。挙句、離婚するだの子供を捨てるだのと、とにかくヒステリックに騒ぎ続けていた。 とにかくどうにかしなければ。彼らのせいできょうだい達に苦難が訪れるようなことはあってはならない。焦燥した頭でただ只管にそう考えていたら、気づけば彼らを殺していた。 かつて両親からプレゼントされた「クラゲのぬいぐるみが付いたストラップ」は、きょうだい達とお揃いということもあり常に持ち歩いてはいるが目に見える範囲で身に付けてはいない。何故なら両親との思い出を、あまり良くは思っていないからである。 生れつきの性格や過去の経験から、大人をあまり信用していない。元々他人を軽率に信用するような性格では無いが、それ以上に大人という存在は子供以上に手に負えず、想定外の存在だと感じているため、自分に近付いてくる大人には常に警戒心を持っている。

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