タグ： 楪 湊（ゆずりは みなと ）

ニート（一人で研究、印税や依頼で生きている） 生い立ち：親が新興宗教にハマっていてそれによる体罰や精神的な虐待を受けており「自分に価値はない」と思い込み、幼い頃から自傷癖があった。 それでも両親は自分を愛してくれていると自らを鼓舞し、泣くと暴力が悪化するので常に笑顔を絶やさないようにしている。 義務教育を受け始め社会と触れるようになり、周囲と自分家庭、自分が大きく違う事を理解する。また、学校内でいじめを受ける。いじめられている時も反射的に笑みがこぼれてしまうために気持ち悪いと言われる。中には仲良くしてくれる人もいたが、「可哀想だから仲間に入れてくれている」と感じていた為本当の意味で理解者は存在しなかった。価値がないのではなく「この世界に存在しない方が良い」と自分の境遇を理解する。高校、大学と進学し、新興宗教が倒れ親にお金をせびられる。それを見て嫌悪感を感じた。同時に親の給料を吸って生きてきた自分に両親が向けていた感情はこれか！！と思い込み過去自分にひどい事をしてきた両親は「しょうがない」と、同じ感情を抱いた自分は「きもち悪い」と感じ自己嫌悪に囚われ、自傷癖は自殺企図、自殺願望へと変化する。 新興宗教は様々なメディアを規制しており、娯楽は悪と捉えられていたが、「星」に関しては経典の一端に触れている事、「学び」としての扱いを受けていた為、理解を深める事を喜んでもらえていた。 大学でも星の研究をしていた。企業などで研究を行っていたが必要な研究より自分が好きなギリシア神話に特化する様になり、独学で研究ようになる。研究によって収入には困らなかったが、自分の分野をやりたいと言ってくれる人はいてもついてくる事ができず挫折してしまう為一人で研究を行う。 皮肉にも宗教と星の研究は高く評価された。 それでも星々の雄大な神秘に魅了され続けている。暗い夜空は醜く愚かな自分を隠してくれる。眩く輝く星々は自らの愚かさはちっぽけな物だと語りかけてくれる。 いつしか自分も星になりたいと大空に願いをかけていた。夜鷹でありたい。星となりたい。 雲一つない空、満点の星空の下で海面に映り込む星々の尊さを追いかけて海に身を投げた。 星になりたい理由：両親がまだ優しかった頃「死んだら星になるんだよ」と聞いていて優しい両親の記憶はそこで途切れている。星について学んでいる時は認めてくれていたような気がした。誰彼も見ていたのは僕ではなくて知識と技術であったけれど。「星」となれば、両親か、誰か、自分自身を見てくれる見つけて認めてくれると心のどこかで思っている。 >>>>>>ギリシア神話は天文学成功で振る事ができる<<<<<<<< 興味ポイントで「心理学」「目星」「回避」が降ってあるのは周囲の人間の顔色を伺いビクビクし、どうしてもいじめや虐待に耐えきれないときに逃げ隠れていた時の名残です。😊 うみかれ通過後追記 海のように美しい瞳を持った少女に手紙の書き方と温もりを学ぶ。 星以外にも綺麗なものってあるんだなぁ。僕は生きていてもいいんだ。彼女とあそこで別れた以上は生きなきゃいけない。 何も持たない自分に対して笑顔を向けてくれた事、気にかけてくれた事、生きろと願ってくれた事。それは少女にとっては極々普通で当たり前な事なのだろうが、彼にとっては初めての希望となるだろう。 彼女と別れて家路に着く。もう帰る事はなかったであろう我が家に。虚空に告げた。 「ただいま。」 白光を灯した。 Q.まだ自殺をしたいという気持ちはありますか？ 「あれは本当に衝動的なものだから抑え込めるかはわからない。でも生きていても許されるって思ったんだ。それにこの手紙がある限り僕は一人じゃないんだってそう思える気がする。」 「この命救ってもらったんだから誰かのために使いたいな。僕には難しいかもしれないけれどあの場所の人々みたいに誰かを暖かく包めたらいいなって！僕はあの場所が本当に大好きになっちゃたんだ。へへへ」 「人混みも人間もまだちょっと怖いけど、案外怯えなくてもいいのかもしれない。うまくお話出来なくても大丈夫。そう教えてくれたんだ。」 「死ぬ事よりも新しいことを始めてみよう。そうだ！お絵かきなんてどうかな？また今度彼女にあった時に笑い合えるように」 水槽回顧後 おはな綺麗ーー！！！！すごくきれい！！わぁ！

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