タグ： 夢の果て

何不自由ない家庭に生まれた蓮は幼い頃から両親の寵愛を受けてきた。だがそれは徐々に成長した蓮にはコンプレックスになっていく。何歳になっても自分を甘やかしてくる両親を鬱陶しく思うようになり、反抗期が爆発し非行をするようになってしまう。 そんな蓮を、両親は何とかしようと半ば強引に何か良いきっかけになればいいと豪華客船での旅行に連れていく。蓮はそんな両親にも冷たく当たり、旅行の雰囲気はあまりよくないものになってしまう。そんな中事件が発生する。客船が座礁し、沈没してしまったのだ。そんな中蓮と両親も巻き込まれ気を失ってしまうが、奇跡的に蓮だけは運よく生き残り家に帰ることが出来た。一人になってしまった蓮は失って初めて両親の大切さに気づき、これからは他人に優しくしようと改心することができた。それからは誰かの為に必死で勉強しお医者さんにでもなろうとしていた所、野分銀之助に声をかけられる。探偵業にスカウトされ何故自分かと尋ねると、どうやら蓮自身が自覚していない魔術と呼ばれるものを習得してるらしい。銀之助に言われるがままにその魔術を行使してみると、銀之助が見る見るうちに苦しがり、何とか行使を止めると口から大量の水を吐き出した。正直この力に驚き怯えたが、銀之助の熱いスカウトと、自身の"これが誰かの為になるなら"という思いを信じて探偵になることを決心した。 駒井蓮、大学に通いながら野分探偵事務所に務める女性。7/7生まれ ・高校まで非行少女だったが、両親を失う事件をきっかけに改心する。 ・幼馴染たちは自分がグレてる時も、事件があったときも寄り添ってくれていた。そのため蓮にとっては数少ないよりどころになってる。 ・自分が習得している深淵の息の呪文があまりにも恐ろしく、半ばトラウマを思い出してしまう可能性があるので、願わくば使う機会がこないことを祈っている。 ・事件に関しては自分の中で頑張って乗り越えようとしてる。えらい。 ・あっけらかんとした性格で仲間思い。もっとクールな大人になりたいと思っている。 ・お酒にめっちゃ弱く泣き上戸、明らかに面倒くさいキャラになる。 「ほら、あたしって運いいからさ。だから何とかなるって！」 深淵の息(ルルブ P260) https://picrew.me/ja/image_maker/1649970

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