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浅水　珊瑚(あさみ-さんご) 海も枯れるまで　HO1 モデル(現在休職中)、そこそこ名前が知られ始めたボカロPだったが今は曲を全部削除している。 重音テト派 現在引きこもりで一人暮らしの家に籠城中。 とびきりの容姿を持ったものの気が小さい。 姉が1人おり珊瑚は慕っているが姉(浅水沙知：あさみ-さち)からは嫌われてる。 昔は仲が良かったが、母が珊瑚を半ば強引に芸能界入りさせたことで一緒に過ごす時間が減ったこと、一緒にいられる時間でも母からの教育が珊瑚に集中した事で少しずつ姉との距離が開いていった。 子役として売れた頃浮気して家を出て行った父がふらりと会いに来た時、母が父を殺害しかけて逮捕。父からも罵倒の嵐。自分が母の目的のために利用されたことにショックを受け一時期ご飯が食べられなかった。 母が捕まったことで姉と共に姉の祖父母に引き取られ多少の居心地悪さを感じつつも成長し、子役から高校を卒業後モデルに転向し仕事が増えた。迷惑をかけられないからとその時期から家を離れ一人暮らしを始めた。1人で大人しく生活しながら時々仕事の合間で音楽を作り細々とアップロードしていた。最初こそ再生回数も少なかったが、曲を作り重ねることでそれなりに再生回数が、曲を評価してくれる人が増え始め嬉しく思っていた。 身バレしないよう徹底していたのだが、ある日突然自分の住んでる場所やボカロPでの活動時の名前など個人情報がネットに流れ炎上。家にはファンが押しかけ、曲は『モデルの片手間で』などよく分からないアンチコメがされるようになった(過度に擁護するコメも書かれ結局曲のコメ欄も荒れた)。 本人は身に覚えがなく、事務所が犯人を探してくれた。バラしたのは唯一自分の話をしていた姉から。 『“モデル”の姉なのに可愛くも美人でも無いと言われるのがずっと苦しかった』 『珊瑚の事が前から嫌いだった。私だってお母さんにいっぱい話したいこととかあったのに珊瑚ばかり構う』 『結局珊瑚のせいで家族がめちゃくちゃになった。それなのにあいつがあたしを慕ってくるのも憎たらしくてずっと吐きそうだった』 『こんなに珊瑚の事が嫌いだと思ってるのに、何にも知らないであたしのことを信じきってる笑顔で名前を呼ばれるのがいつも苦しかった』 姉によるコンプレックスと積もり積もったストレスからの犯行。この頃から自殺を試みるようになった。 けれどいざ自傷をしても痛みから逃げ結局死ぬ勇気もない自分に、死ぬこともできない自傷を繰り返す自分に絶望し、そんな自分が生きていることを許している世界にも絶望した。 https://youtu.be/myMZP585Zfo?si=7Ldkq_fS3mArTf7T

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