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【人物像】 穏やかで優しい青年、争いや衝突が苦手で波風立てないように事を運びたがる。 自分が引いて場が収まるなら迷いなく身を引く。 ……一見すると穏やかな人物だが、蓋を開けると『難儀で面倒な男』だ。 臆病な面があり『一人ぼっちになりたくない』『人に嫌われたくない』といった思いが強い。 その一方で、暴力的衝動によって傷つけてしまう可能性をおそれ、深い関係や親しい関係を避けようとしている。（そのため時々よそよそしい態度をとる） そのくせ、一度親しくなった人物には執着しがちでどんなに自分を曲げてでも側にいて欲しいという思いが芽生えがち。その人が他の人と親しげにしていると『離れていってしまうのでは？』『嫌われたかもしれない』と考えてしまう。 これは先祖の血の影響なのか、葵の生まれ持った性質なのか…… また、戸籍上は男性だが、両性具有であるため本人の自認はやや曖昧… 一人称:俺 二人称:きみ、お前、〜さん、〜くん 23歳　男性 職業:大学生（医学部5年） 【両性具有】 基本的に服の上からでは男性の体に見えるが、男性器の後ろには女性器もある。 精巣はもちろん機能しているので溜まるものも溜まるし、ちゃんと出る。その上、不定期だが月経もあるのでこれらの対応には今も苦労している。 ちなみに下着は男性用を使っている。 自身の体について調べるうちに様々な知識を得ることとなった《医学》《生物学》《オカルト》 また、これらの関心もあり医師目指すようになる 【血や体質についての思い…】 家族との関係のこともあるが、自身の体を気色悪いと思っており、この血をひどく嫌っている。 「この血のせいで俺は家族と微妙な関係になっている。彼らのあの態度を、あの目を思い出すたびに『本当の家族』とは何なのか考えてしまう。もっとも、最近は考えるのも嫌になってきたわけだけど。」 「その上、この体だ。俺は人間と言うにはあまりにも化け物じみているし、たとえ人間だと認めてもらっても、男でも女でもない…実に歪で中途半端な存在だ。」 「この、いつまでたっても宙ぶらりんにされたような気分など……きっと、誰も分かってはくれないだろう。」 暴力的衝動についても、ひどく恐れている 自分を抑えられず他者を害してしまう恐ろしさとおぞましさは葵自身が最も感じている。 広くはない交友関係を一瞬で壊してしまう、この衝動をできる限り抑えたいと考えている。 【家族や生い立ちについて…】 もっと仲良く…せめて普通の家族でありたかった。 もう叶わない願いだ、彼らも今更自分を普通に扱えないだろうし、自分も過去の彼らの態度やこれまでのことを水に流すことはできないのだから。 厳しく育てられたお陰である程度の教養はあるほうだと思う。 人の顔色を伺うのも、場の空気を読むのも随分うまくなってしまった。人の機嫌をとって、波風立てないように、疎まれないようにするのに必死になっている。そんな自分が情けない。 いまでこそ大切にされているが、この関係もいつ破綻するのかわからない。他人よりずっと遠い人たちなのかもしれない……。 家に居ても、家族と一緒に居ても葵は孤独を抱えている。 【HO1について】 今回の招集で同室になったHO1、本家の人間。 君は初対面のつもりだろうけど、俺は君のことを知っている。 神様に選ばれた子、愛されるのが当然の人生。 善の心を持ち、その力は傷を癒やすという。 俺はどうだ？壊すことしかできないじゃないか。 お前は俺のどうしようもない気持ちも、孤独も知らないのだろう。ああ、なんて羨ましい！ 善の心を持つ君なら、俺を疎まず恐れずいてくれるのかな？ ……お前とうまくやれば、俺も誰かに愛してもらえるのだろうか。 【名前の由来】 橋姫の祀られている橋のうち『瀬田の唐橋』より、瀬田 女の嫉妬をテーマにした謡曲『葵の上』より、葵 以下、HO情報引用 【HO2秘匿】 君は自身に流れている血をひどく嫌っている 君はHO1と同室でありHO1とは初対面だ 初対面と言えど、君はHO1をよく知っている。 君の家は旧家であるHO1の家の分家だ。 直接的な関わりはないが時折見かけるHO1は蝶よ花よと可愛がられており 自分との待遇の差を幼いながらに理解した。 つまるところ君はHO1に劣等感、またはそれに似た感情を持っている。 厳格な両親に抑圧され育てられてきた君には昔から妖の力があった訳ではなかった。 無いからこそ、厳しい教育を受けてきたのだ。 しかし10歳を超えた日に突然君の力が発露した。 その時から両親は君に対する態度を豹変させたことだろう。 彼らは君に優しくなり、しかし君に怯えていた。 この血が流れていなければ、もっと彼らと"家族"になれていたのかもしれない。 そう考えたことがある。 君はその理由から自身の血を嫌っている。 (他に理由があればそちらへ変えてもいいし、増やしても良い) 君は国からの招集がかかり一週間前から与えられた住居に住んでいる。 そして今日がHO1と出会う日だ。 ▼秘匿目的 「HO1と共に任務を完遂する」 ▼作成ルール ・HO1と年齢を合わせる 同い年でなくてもいいが歳の差は5歳差まで 【先祖『橋姫（はしひめ）』】 君の先祖は橋姫と呼ばれる。 水神信仰のひとつであり、嫉妬深い鬼として知られている。 君は誰よりも戦闘能力に秀でており、決断の力を持ち得ている。しかし暴力的衝動を抱えているため、時折我を失い人を傷つけてしまう。 また、君は両性具有である。 《メリット/デメリット》 ・戦闘技能の初期値はすべて50 ・戦闘時1Rに2回攻撃が可能 ・HPを半分以上失ってもショックロールは入らない（自動気絶は適応） ・1日の始まりにPOW×5に失敗するとその日の技能はすべて-20の補正 ・発狂した際は『殺人癖』で固定

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