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◾︎能力値合計 ▶︎94 ◾︎職業技能参考 芸術家 ▶︎職業技能、その他シナリオ推奨技能に遵守…… ○以下取得技能一覧 【回避】▶︎最低限の護身術はこの美術館で働く上で必須 【タクティカルバトン(特殊警棒)】▶︎作品の見回りの際に必要なスキル 【聞き耳】【図書館】【目星】▶︎仕事においても何においても、見る、聞く、調べるのは全て大事な基本だ。 【制作(造形美)】▶︎“カタチをつくりだす”類の芸術作品(※彫刻や空間美術等)に関連した技能、様々な技能を学んでいるので、手広くカバー出来る 【芸術(絵画)】▶︎最も好み、また得意とする技能。小さな頃から習慣化しているので技能値も取得している中で最大値 【コンピューター】▶︎CGグラフィックデザインや事務作業等で度々使用する。普通の人よりタイピングが早め 【博物学】▶︎美術館で働く学芸員としては、訪れる人間以上、もしくは最低限でも知識を持っている必要があるだろう。 ◾︎特徴表 5-3 失敗は発明の母 ▶︎技能ロールに“96”以上の目を出して失敗した際、ただちに特別な経験ロールを行う。失敗すれば0ポイント、成功すれば1ポイントの技能ポイントを得る。 ◾︎主なプロフィール 名前￤舛花 あおば(ますはな あおば) 性別￤女性 職業￤スガラムルディ美術館 学芸員 年齢￤25歳 一人称￤私 二人称￤あなた、○○さん 口調￤敬語、きびきび、塩対応、ローテンション、丁寧 台詞￤ ｢あ、はい。よろしくお願いします。｣ ｢良いですよ。私にはお構いなく｣ ｢どうしてって、私と喋っててもつまらないと思いますが。理由なんてそれで十分でしょう。｣ スガラムルディ美術館の学芸員。 一言で言うと冷たい女性。しかも誰に分け隔てなく冷たい。真面目で仕事は出来るが、それ以上を踏み込めさせないような雰囲気を常に出している。 根の面倒見は良いが、顔が無表情気味で声のトーンも一定のため怒ってるのかとよく勘違いされがち。 ◾︎誕生日 7月29日 ▶︎誕辰和色(舛花色)に揃えて ◾︎好きなもの 絵を描くこと、何かをつくること。 青色 ◾︎家族構成 母、父 ◾︎過去の経緯 ものをつくる、絵を描く。 それが好きになったのは具体的にいつからかは分からないが、最初の動機は｢喜んでもらえたから。｣だったような気がする。 親や親戚、先生や友達に褒められるのが嬉しくて、その度に自分のつくるもので答えたかった。 そうしていつしか、芸術の世界に憧れて、自分の夢になった。 ただ別に自身の夢に対しては、他の人間に期待も、望みもされなかった。なった方がいいと強く勧めた人もいなかったし、応援してくれる人間も居なかったし、肯定してくれる人もいなかった。 でも、どうしようもなく芸術が好きで生み出すことがやめられなかった。 学生時代は度々苦心して、悩み続けてそれでも絵を描いた。ものをつくった。何かを生み出した。 彼女は気づいた。 自分は決して圧倒的な才能ではないことを、非凡な才能ではないことを悟った。 芸術の世界は、優しくない。同じものはひとつとして存在しないからこそ、強烈な存在感を持つものが周りに無数に、ごろごろいる。 それは極端に言うならこの世界に存在するすべての存在に、ひとつの傑作を生み出せる可能性があるということだ。 彼女は器用な天才だった。 芸術分野においては様々な技法と技量を持ち合わせていたから基本、何事も平均以上のものは出来た、 しかし、それはどれも一芸に秀でた天才に及ぶものでは無い。 彼女に与えられた肩書きは、彼女の欲するものでは無かった。彼女は無数の星の中のひとつというだけだった。 彼女は誰もが認める傑作を生み出したかった。 自分の最も好きなもので、自分じゃない他人に作品を認められたかった。 舛花あおばは色で言うなら青が好きだ。自身の名前の中に含まれるからという単純な理由である。 絵画なら鮮烈なタッチの激情的な表現で描かれる作品が好きだった。 だから彼女は自分の理想とするそれを描いた。間違いなく、彼女の人生の中での、至上の作品になった。 それが現在で唯一、舛花あおばの手元に残っている絵画作品｢青の魔獣｣である 至上の作品。ただそれは、あくまで“自分自身”での評価だ。現実はそう上手くはいかない。 学生時代、“青の魔獣”に対して下された評価は｢あと1歩｣｢何かが足りない｣｢要素が多すぎる｣と彼女の望む評価では到底なかった。 あぁ、そういえば近くにこれこそが最も素晴らしいと、1番と評価された作品があったような気がする。 そういえば天才と持て囃された人間の作品があった気がする。 そういえばこれにはすべてが詰まっているのだと言われた作品が、 彼女は気づいた。 どうやら、自分のために作る作品は、誰の為にもならなければ、誰に褒められる訳でもないらしい。 傲慢で高すぎる望みだと分かっていても、それでも残酷なことに彼女は理解してしまった。 どうやら自分は他人のためにしか至上の何かを生み出せないというのに、 自分の言う他人には自分の生み出す何かを望む人間はいないということを。 ｢一体、私は何のために絵を描いているの。好きだから褒められたいから描いているのに｣ ｢好きで描いていれば、褒められない。褒められるために描けば自分の好きなようには出来ない。｣ ｢私の一番は、誰かの一番にはなれない。 それでいて誰かの一番は、決して私の一番とはならない。｣ ◾︎学芸員となって 芸術家となる夢を諦めて、オーナーに声をかけられ学芸員になっても尚、芸術への熱は消えなかった。 ただ、もう自分には他人から評価されるほどの何かは残っていない。そんなふうに考えてる中で舞い込んできたのが贋作の依頼だった。 二つ返事で了承したのは、評価が欲しかったから。 褒められたくて、認められたくて、 たとえそれがもう偽物の、借り物の才能でも構わなかった。 ◾︎その他生活面など… 自分の作品は“青の魔獣”以外はすべて処分済み。その他は昔学生時代に学校に置いたままにしてしまったものや、館内の贋作のみしかもう残っていない。 また新しく描いた絵だとかも自己満足でしかないものであれば完成次第、すぐに処分する。 “あおば”という名前は実母が付けた名前。現在の母は父親の再婚相手であるため、血は繋がっていない。 ◇名前の由来、キャラシ作り参考 舛花 ▶︎和色の名前 舛花色（ますはないろ）から。 灰みのある淡い青色で、浅葱色に渋みを加えた淡縹系統の色 小さい星は明るい月のそばでは光を失う、僕はあなたのそばで自分に光がないのかと思った-新美南吉 ◇イメージソング Last Blue／R Sound Design ▶︎ https://youtu.be/Rug45bI6mH0?si=Os9-wSyrFf-l4XI- 蒼い蝶／蒼月エリ ▶︎ https://youtu.be/nnJvGPYgmLU?si=VfHR96TxEhtfwP-l メフィスト／女王蜂 ▶︎ https://youtu.be/Yo83M-KOc7k?si=V3_ty47xapI19LFo 限りなく灰色へ／すりぃ ▶︎https://youtu.be/cwLlHFMlBNQ?si=RTvetU-VKCVbgcmb ⬇️以下秘匿バレ有り⬇️ # ピリオド・アズール ```人数：2人 時間：6h〜7h(ボイセ) 傾向：協力型 推奨技能：＜芸術系技能＞＜戦闘技能＞＜回避＞ ロスト率：？ その他： ・秘匿HOあり ・史実に基づき一部創作あり ``` ## ▍ハンドアウト __HO1__ 芸術とは、悲しみと苦しみから生まれる。 貴方は学芸員だ。館内の絵画作品を全て把握している。 __HO2__ 芸術とは、真実を実感させる虚偽である。 貴方は学芸員だ。館内の彫刻作品を全て把握している。 ## ▍あらすじ 貴方達は美術館で働く学芸員だ。 通常業務に加え、閉館後の夜の美術館で見回りを行っている。 逃げ出した作品がある？それはいけない！ 二人で捕まえなければ！ ところで...この美術館って、どうして××××××？ **全ては、かぎられた量しか存在しない。 特に幸福は。** ＿＿＿＿ ## ▍学芸員として 貴方達はこの美術館で学芸員として3年働いている同期である。年齢はどちらが上でも下でも同じでも構わない。この美術館では小型の武器1つだけ持ち込みが許可されており、主に作品管理の業務に使用する。 ## ▍業務について 作品を企画、展示することが主な業務である。また、貴方達は毎夜閉館後、逃げ出した作品がないか館内を確認するという特殊な見回り業務がある。その為武器の使用を許可されている。 ## ▍確認の手引き 1. 作品リストを確認、数や配置に異常がないか各エリア確認する。 1. 異常、紛失が判明次第、直ちに作品捕獲に向かう。館内をじっくり観察し、音がしないか耳を澄ませ、痕跡があればそれを辿ること。 1. 発見次第確保に向かう。作品は傷をあまりつけないよう丁重に扱う事。 備考：作品の逃走を拒む為館内を荒らさない程度の小型の武器の所持を許可。作品の日焼けを防ぐ為、窓は開けないこと。 ## ▍美術館について スガラムルディ美術館 (Zugarramurdi) 創立者：ロドラン (創立者=オーナーの認識でOK) ## ▍ PL同士の事前準備 秘匿に触れない内容(名前/年齢/性別/性格など)や、制服、立ち絵合わせなどについては事前に共有可能。作品管理の為の武器の種類、関係も話し合ってOK。 ## ▍ PC制作にあたっての注意 学芸員資格を所持していれば誰でも学芸員にはなれます。が、今回は大学を卒業し3年の勤務を想定していますので25歳以上となります。それ以下にしたい場合はKPと相談してください。 ## ▍職業技能ベースについて 芸術家や古物研究科などが妥当かもしれないが、他に提案があればKPに相談すること。＜制作技能＞や＜芸術技能＞の詳細は任意で好きに設定してもらって構わない。また、今回武器の所持が許可されているため、武器技能を取っておくことが望ましい。 ​─────── ## ▍HO1 芸術とは、悲しみと苦しみから生まれる。 貴方は学芸員だ。 館内の絵画作品を全て把握している。 ## HO1　贋作師 貴方はこの美術館での「贋作師」の顔も隠れ持つ。この美術館では数多くの贋作を取り扱っている。皆本物と信じて疑わない。 ### ■就職に至るまで あなたは様々な技法で絵画を描くことを得意とするほど器用だ。学生時代に小さな個展を開けるほどの技量があった。しかし数多の才能を目の当たりにし、志していた芸術家の夢を諦めた。他に向いている分野も仕事もなく彷徨っている時、この美術館のオーナーに声をかけられ学芸員として就職した。 ### ■贋作師として 貴方は学芸員としての通常業務の他に、美術館の地下のアトリエで贋作を描いている。勤務するにあたり美術館のオーナーから話を持ち掛けられ、二つ返事で了承したのだ。贋作に対する気持ちは自由に決めていい。贋作師として働いていることはオーナー以外誰も知らない。贋作の作品数は、勤務したこの3年で学生時代の自分の作品数を抜いた。 ### ■館内の絵画作品について 展示作品のほとんどは自分の描いた贋作であることを知っている。しかし展示している作品以上の数を描いた気がするが他の作品の行方は知らされていない。 ### ■PC作成にあたって - 美/芸大出身であり学部は問わない。卒業し、学芸員資格を取得している。 - 【芸術[絵画]】or【制作[贋作]】を取得、5+EDU*2の値が初期値となる。 - 予めPOW-1分のSANを減らしておく。SAN上限は本来のPOWの値。 ### ■学生時代の作品について ※このPCが学生時代の個展で展示した作品画像を1つ用意し、KPに提出してください。PCにとって思い入れがあり未だ手放せない作品です。 完全オリジナルで描いたり、既存のパブリックドメインの作品から拝借してもOK。様々な技量を持ち合わせているので日本画やCG作品や彫刻など、絵画でなくても可能。 (空間デザイン作品や巨大建造物など、室内に形として持ち込めないものは不可)

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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