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幼いころからUGNに所属している隻腕のUGNチルドレン。 完全獣化による変身をする際、本人の意思により右腕が生える。（見た目は『骨格標本の右腕』もしくは『腕型に燃える炎をまとっている骨格標本の右腕』） 右腕は10歳の頃にあたった戦闘の際に切り落とされ、その直後に遭遇したアイテムを取り込んだことにより生えるようになった。 完全獣化による変身中はいくらでも右腕を生やすことができるが、通常時だとなぜか生えないとのこと。 あまりにも長い期間UGNチルドレンとして戦闘に明け暮れていたため、平和や平穏といった状況に対して馴染めないでいる。（決して平穏を嫌っているというわけでなく、あくまでも「平穏な環境」と「自身の場所」が＝で結ぶことができないだけ） そのため任務と任務の間の束の間の平穏でさえ落ち着くことができず、別地区で喫緊の任務がないかとよく上官に尋ねている。（訓練にはよく励んでいるが、訓練ですらも所謂「コレジャナイ」感があるらしい） 歳若い夫婦の下で生まれた一人っ子だったが、3歳の頃旅行のために乗っていた飛行機が墜落してしまった。 墜落による衝撃（もしくは火災）により両親は死亡、その時にオーヴァードに目覚める。 事故現場に救急隊が駆け付けたときに、『息も絶え絶えな人型のナニカ』として発見された。 エージェントによる記憶と情報の処理の末UGNに保護された仄火はUGNチルドレンとして育てられる。（なお事故当時のことは覚えておらず、物心ついたときにはすでにUGNチルドレンとして活動していた） 教育が完了したあとの仄火は戦闘能力に特化していることもあり、主に戦場での任務にあたっていた。 10歳の頃、山奥の調査任務でトンデモ計画を企てていたFHエージェントと遭遇して戦闘した。その時に右腕を切り落とされた上、自身もどこかに吹き飛ばされた。 そして吹き飛ばされた先にあった小さな神社の本殿に衝突、壁を突き抜けた先にあったのは神社にご神体として祀られていた『ヒノカグツチの右腕』だった。ご神体に触れるつもりはなかったが、なぜかご神体と自身が共鳴して勝手にご神体が吸収される。吸収したことにより燃え盛る腕が生えるようになり、神社の本殿から戦闘現場までの超長距離狙撃を可能にした。その活躍もあり敵を撃退し、任務を完了した。 その後もまるで戦場を渡り歩くかのように長い間戦闘任務に明け暮れていた。 ある日珍しく市街地での調査任務に当たった際、表向き平穏な街中を歩くときに強い違和感を覚えるようになる。 どちらかといえば異物感といえるようなソレの正体には当初は分からなかったが、その後の任務生活を過ごすことで気づいてしまう。 鉄火場に慣れすぎた故に平穏を受け入れられなくなっているという事実を。 以降コードネームを『地獄の住人』に変更した。 『平和のために戦っているとしても自身の居場所と行き着く先は平和な楽園ではなく、地獄のような戦場である』という決意を示すために。

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