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【人間失覚殺人癖】 共通HO 君たちは自殺愛好家の何でも屋である。 HO2：「ダス・ゲマイネ」 貴方は薬を愛している……本当は嫌いなのに 【相手の能力を不調にさせる能力】を持つ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 八千代 翠──やちよ すい 年齢：25歳 性別：女性 身長：155cm 体重：49kg 誕生日： 一人称：私 二人称：貴方、苗字さん ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ HO2《ダス・ゲマイネ》 君の力は攻撃的なものでは無い。だが、致命傷にもなり得るだろう。君は異能を不調な状態にすることが出来る。分かりやすくいえば異能についての判定の数値がかなり下がる。君は異能を使い、それを薬として 生み出すことも出来る。君は【製作系技能として〈異能 ダス・ゲマイネ〉】を取得することが出来る。初期値は 50 。 また、加えて君は組織の中でも薬の知識があり、異能を用いた薬作成の手際の良さはピカイチである。それらの経験として〈隠す〉〈医学〉〈薬学〉に +40 すること。 〈異能:ダス・ゲマイネ〉について 成功すれば、次ターンの相手の行動の際に戦闘技能や異能の技能の判定を半分の値にすることが出来る。クリティカルは、相手の成功値を一律〈成功値 : 〉とし、ファンブルは君に影響が及ぶことだろう。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ ▽ステータス・技能について CON16……自殺愛好家なのになかなか死ねなそうなのが良いなと思った為。 応急手当、精神分析、説得……職業ベース（医師） 天文学……いつもの ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 糸目。丁寧口調。毒舌気味。 淡々としており滅多に笑わない。 薬学の知識があり、種類を問わず沢山の薬を作り出す技術を持つ。回復薬など身体に良い薬だけでなく毒薬、劇薬を作ることも造作もないことで、戦闘においては異能だけでなく毒薬を使用することもある。 また、自殺を図る際も自らの手で調合した毒薬を用いた投薬自殺が主。 何でも屋とは言うものの、積極的に人と関わりを持ったり自身の存在を公にすることをしたがらない。 組織内では佐野鏡花の補助のような仕事をしていることが多い。 組織内の人間であろうと、自殺愛好家という同じ嗜好を持つ者同士であろうと、必要以上に群れることはなく、誰に対しても一線を引いて関わっている。 それはリーダー格の芥川や近しい立ち位置の佐野に対しても同じことで、踏み込もうとすれば誰であろうと躱してしまう。 自殺愛好家である理由について聞けば「死は救済だからです」の一点張り。生と死においてどのような思想を持つのか、そもそもそんなものは存在しないのか、彼女のみぞ知ることである。 どちらかと言えば寒がり。インドア。 好きな食べ物はお茶漬け。コーヒーより紅茶派。 ▼以下秘匿情報有り 本名：佐野 水月（さの みつき） 「孤独」を何よりも嫌う依存体質。生き別れた実の兄である鏡花に、恋愛感情──延いては、狂愛のような執着心を抱いている。 （そのような性質に至った経緯などはシナリオ上で指定されているかもしれないので割愛） 元来「孤独」を何よりも恐れ、しかしながら孤独に苛まれる日々を送ってきた水月は、孤独なまま生きることに死以上の恐怖を覚え自殺を図るようになった。 しかし孤独と同時に痛いのも苦しいのも怖かった為、苦しまずに死ねるように投薬に頼るようになるも、なかなか死ねずにいた。その頃から薬を自作するようになる。 孤独に死ねない日々を過ごしていたが、気紛れに芥川の勧誘に応じ組織に加入する。気紛れというのは半分嘘で、裏社会に身を置く訳でもないのにその存在を認知していた芥川に逆らえず半ば強引に加入させられた、という理由でもあった。 孤独ながら、孤独ゆえに、孤独に対する自身の異常なまでの恐怖心を知るがゆえに、孤独を和らげる術を他人に委ねないように、他人と一定の距離を保って生きてきた。 鏡花に出逢うまでは。 鏡花は付かずとも離れず、自身のことをよく気にかけた。最初こそ避けていたものの、自身との関わりを深めんとする鏡花に、いけないとわかっていつつも入れ込んでいってしまう。 鏡花の寄り添いは、水月の孤独に凍った心を丁寧に柔らかく溶かしていった。 『彼を好きになってはいけない』そう思った頃には、既にどうしようもなく、彼に恋をしていた。 しかし、鏡花の存在を自身から切り離せなくなってしまった頃、彼が自身の実の兄であることを知る。 実の兄に恋をしてしまったという罪悪感、自身の朧げな記憶への不安感、彼が自身を気にかけるのはかつての自分──妹と重ねているからではないかという焦燥感。 彼が兄である事実に気付いたその時は様々な葛藤を抱えたが、その中で『かつて身も心も預けていた血縁者に再びめぐり逢い、そのことを知らないまま、人間として再び同じ相手に惹かれた』という事実に縋り、自身の止められない感情を正当化するように、鏡花に心酔する己に身を委ね続けることを選ぶ。 鏡花は距離を縮めてくるものの、すんでの所で肝心の一番柔い部分に触れないまま自身を泳がせる。 そのもどかしさにやきもきするものの、水月はどんな手を使ってでも鏡花と添い遂げたいと考えている。 自分だけを見て欲しい。 拠り所であって欲しい。 もっともっと、深い部分に触れて欲しい。 鏡花さえ居れば、私は孤独じゃない。 そう、鏡花の為ならば。 諦めきっていたこの世界で、生を紡ぎ続けることも厭わない。 ▽補足・余談 ・組織加入前はゴロツキと同じような暮らしで、何度か襲われかけたこともあるが異能と毒薬でなんとか凌いできた。 ・「鏡花さえ生きていれば良い」ではなく「鏡花と共に生きたい」という考えなので、現状他の面々のような自殺癖・思想とは真逆の生き方をしているが、当然表には出さない。 ・恋ではあるが、純粋な愛ではない。ゆえに、基本的に自分本位な思考回路をしており、自己完結しがち。鏡花に対しても募る想いを抱えているものの、本人に対しても他の面々より少し親しく気の置けない仲…くらいを装っている。 ・脳内ドピンクムッツリ女。鏡花とは恋愛関係への発展を望むどころか、肉体関係を持つことさえ抵抗を感じていない。 ・右耳にピアス有り。鏡花とお揃いにしている。 ・コーヒーより紅茶派、紅茶よりココア派。周りには隠しているが相当な甘党。鏡花の作る甘いお菓子が好き。鏡花本人にだけは明かしている。 ・「コルセア」のことも他の面々には隠している。 ・寒さが苦手なのは、孤独と似ているから。 ・目の色は鏡花と同じ。 ▽名前の由来 ・偽名…響きと字面。適当。本人も深いことは考えていない。強いて言うなら緑〜青あたりの涼しい色が好きだと思うのでそれ由来かも。 ・本名…『鏡花水月』⇒『鏡花』と『水月』。 鏡に映った花や水に映った月のように、目には見えながら手にとることができないもの。また、言葉では表現できず、ただ心に感知するしかない物事のたとえ。 ⇒血縁ゆえの名前の繋がり。また、鏡花の心が手に入りそうで入らないことの表現。 ▽鏡花との関係 友達以上恋人未満くらいの一番もどかしい距離感。当の鏡花は水月の読み通り、かつての妹と重ねて心配している…という想定でしたが、シナリオ基準やKP様の解釈・裁量でやりやすいようにして頂けますと一番嬉しいです。 また、鏡花に本名は教えていないので偽名呼びでお願いしたいです。 鏡花の年齢は29歳でお願いします！！！！！ このタイプのシナリオで色恋に現を抜かすなんて正気か？とPLは思っている。 ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ __**HO2 ダス・ゲマイネ**___ 貴方は薬を愛している……本当は嫌いなのに ``` 「恋をしたのだ。そんなことは、全くはじめてであった」 「君は透明だ、純粋だ」 ``` 君は、生き別れた兄弟である佐野鏡花と交際をしている。 鏡花は組織の中で医療班のような立場の人間だ。薬を愛する貴方とは、特に関わることが多かったことだろう。彼を兄弟であると知ったのは、身体に同じ刺青があった為である。君は、兄弟の記憶は朧気ではあったが、鏡花の身体にそれがあるのを見た時に確信をした。だと言うのに、その頃君は鏡花に酷く惚れ込んでいた。 医療班たる彼は仲間と随分友好的で、時折その姿を見ると「奪われたくない」と思ってしまう事もあっただろう。 君と鏡花は、友人以上の関係である。君にとっての「交際」の形は自由でいい。だが、鏡花は君と違い自殺を好むことは無い。心中をするような仲でなければ、恋愛関係でも肉体関係でも自由にして構わない。少なからず、君は何かしらの形で彼を愛している。また、鏡花のこの性格から「自殺行為」からか、或いはこういった交際を初めてからなのか、自殺行為から興味が逸れている事だろう。 君は時々、彼の姿が輪郭のみの透明な姿に見える時がある。今すぐにでも消えてしまいそうだと思い、酷く不安を覚える。夢のようだとも思うかもしれないが、どうにもこれの原因を究明したい。君の目的は「鏡花との平穏な生活を維持する」ことである。 〈貴方にとって薬とは〉 君は必ずある薬を飲まなくてはならない。薬の名前は【コルセア】というらしい。身体が悪いという訳では無いが、君の診察に当たった鏡花は飲んだ方がいいと強く奨めてきた。その薬はハッキリ言ってクソ不味いのだ。そのことを相談すれば、鏡花は、君と異能を組み合わせてこの薬を甘い甘い飴玉にすることに成功した。君は薬が嫌いだが、親しい兄弟と作りあげた薬を随分と愛している。 〈苦手意識〉 君は鏡花を愛している。 彼に危害が加わることに君は酷く恐れを抱く。それだけ、彼を大事にしていたのだ。 〈佐野鏡花について〉 異能【外科室】 《彼の展開した異能空間によって、致命傷を負っても忽ち傷が癒えていく回復特化型の異能》 年齢は探索者が自由に決めていいとするが少なくとも 20 代である。鏡花は面倒見のいい優しい性格をしている。明るく気さくで、少し恥ずかしがり屋な所がある。 〈芥川龍之介について〉 組織に勧誘してくれた芥川龍之介が居なければ、君は今頃鏡花と会うことは出来なかっただろう。君と彼の関係を何となく察してか、時折気にかけてくれる。君は彼に少なからず、愛着を覚えているだろう。

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