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つゆざき　れいり 基本ルルブ：ディレッタント（職業+目星、聞き耳） 特徴表『暗黒の祖先』グルーンの従者が祖先。 獲得AF『劇場のナイフ』 和室に転がっていた二本のナイフ。柄に繊細な花の彫刻が施されている。何故か非常に切れ味が悪く普通のナイフとして使うことは出来ない。 このナイフを持っている限り、あなたたちは『神格の退散』の呪文の成功率に+5の補正が常につく。 ただしあなたたちが同じセッションに参加しておりなおかつ一時的発狂をした場合、PC1の発狂内容は『自分の喉が切り裂かれている気がする（妄想）』になりPC2の発狂内容は『PC1を自分の神様にするために殺害したくなる（PC1への殺人癖）』に固定される。 自身で運命を選んだその証。 数百年前から代々続く、地元の華道の名家の一人娘。彼女は跡継ぎであり、地元のお嬢様学校に通う大学生。 実はその家系は裏から政を取り仕切る家系でもあり、現当主は彼女である。 幼い頃から両親より華道や政などの厳しい指導を受け続けており、次期当主としての期待だけを背負わされた彼女は人の愛情というものを知らない。 名家の生まれ以外ではただの少女であった彼女にとって、飴のない鞭だけの日々、ただすり減り続けるだけの日々は耐えられなかった。 いつからか彼女は自らを救済してくれる「神様」の存在を信じるようになり、自分だけの「神様」を望むようになる。 全てが親から与えられた彼女にとって、自分だけのものが何一つない彼女にとって、「神様」の存在は時が進むごとに大きくなっていった。 ある日、大学のクラスメイトから「一緒に親元から自立する為の資金として、投資をしないか」と声を掛けられる。 元々社会勉強の一環として大学に通わされていた彼女にとって金に興味はなかったが、勉強にはなるだろうと気まぐれでサインをしてしまう。 実はサインした書類は借金の連帯保証人の誓約書であり、彼女は最初からハメられたのだった。 数人の借金取りが一挙に学校にまで取り立てに訪れた時に全てを察したが、元よりすり減った精神では諦め以外の感情は浮かばなかった。 そのまま電車に乗せられ、痴漢という辱めを受けた後に身体の純潔まで奪われそうになった時、電車の中で「神様」（PL海月さん）に助けられる。 誰にも助けられたことのない、救済されたことのない彼女にとって、それは「救済」に足る行為だった。 痴漢の手をひねり上げ、嫌悪の言葉を吐き捨てる「神様」を見て確信した。 【あぁ、本当に神様だ。やっと、来てくれたのだ】と その後警察に同行し事情を説明したが、前当主である父親に「次期当主がこんな不祥事を働いたと他の家系にバレればマズイ」と判断され、両親の責任として処理され、当初の予定より前倒しで現当主の座を引き継いだ。 当主の座についた彼女の望みはただ一つ、あの日現れた「神様」を自分だけの神様とすること。 愛情を知らない彼女にとって、【神様の寵愛を自分だけのものとすること】だけが彼女の望みである。

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