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なんともかんともいかんともし難い口悪サクリファイス系女子！ 温かな笑顔 NC@アンリ：泥水をすすり、ゴミ捨て場からカビの生えたパンを漁る。 NC@アンリ：飢えに苦しめば、這いずり回って路傍の草を食み、お腹を下して直の事苦しむ。いつもの事だ。 NC@アンリ：だから、此処に初めて来たとき、柔らかくて白いパンも、湯気を立ち昇らせるシチューも、 NC@アンリ：口にすればすべて懐かしい夢に溶けてしまうようで。ただただ戸惑って。 NC@アンリ：そんなわたしの隣に寄り添って、洗い立ての髪を優しく撫でてくれた・・・目の前の食事よりも温かな、笑顔。 NC@アンリ：あぁ、何時か、あのお方に相応しいレディに、わたしはなれるだろうか。ううん、どれだけ掛かっても、必ず―― NC@アンリ：「決めた、私は私の望む、私になる。そのためには・・・・どんなことだって、して見せる、できるようになって見せる。そしたら、伯爵さま。わたしを、どうか・・・・」 憧れの先生 ------------------------ NC@アンリ：あいつを見ていると、いつも惨めな気持ちになる。胸がぎゅぅっと痛くなる。 NC@アンリ：私に書けない字を書ける。私にない大人の体を持っている。私にない、ない、ない。 NC@アンリ：――けれど、あいつはいつも、それを何の気もなく私に与えてくる。昔通っていた学校のどの先生よりも、丁寧に、時間をかけて。本当に腹が立つ。 NC@アンリ：今に見ていなさい。きっと全部追い抜いて、私は世界で一番のレディになってみせるから。 NC@アンリ：だから、その時まで・・・私の、憧れの先生で、居て頂戴よね、ジャスミン？ NC@アンリ：---------------------- NC@アンリ：-------------------------- 「・・・・わかりました。それが、あなたの望みを叶える、たった一つの方法なのですね」 NC@アンリ：笑っているのにどこまでも悲しく、今にも泣きだしそうな眼をした伯爵に、私は決意をもって言葉を紡ぐ。 NC@アンリ：「今度は、私が救う番だから・・・だから・・・それにふさわしい自分を得られるなら・・・あなた【たち】に、すべて捧げます」 NC@アンリ：なにも言わない伯爵は、ゆっくりと頷き・・・・次の瞬間に、猛烈な眠気が訪れる。 NC@アンリ：あぁ、どうか・・・次に目が覚めるときは・・・あなたの隣にふさわしい・・・【真愛の花嫁】に・・・ NC@アンリ：------------------------- NC@アンリ：ザハラの記憶のかけら、【願い事】が更新されました。 ・HO1： 　高く筋の通った鼻に、真っ赤に濡れた赤い唇。 　光を浴びればまばゆく輝く白銀の髪。 　そして何よりも美しいその目の虹彩は、咲き誇る淡紫の薔薇。 　あなたこそ、【理想の美貌】を持って生まれた私の花嫁候補。 　私だけに、その美しい微笑みを、熱い口づけを捧げておくれ。 　あなたの漏らす吐息だけが、あなたと私に夜を運んでくれるのだから。 　追加パーツ⇒理想の美貌（エンバーミング） 　たからもの⇒親愛のヴェール（可愛い衣装：頭）

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