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クトゥルフ PC作成ツール
烏夜 日狭
ID:5220991
MD:01cabb81dc1dffa2656115f6beec45d7
烏夜 日狭
タグ:
#し宅
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生まれ・能力値
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その他増加分
一時的増減
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
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(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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通常表示
パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
烏夜 日狭 うや・ひざま -------------------------------------------------------------------- サークラオムファタール気取り。(クラッシュは控えている) 凶鳥モチーフ。 ヒザマ 邪神とされる怪鳥の妖怪。家に憑いて火事を引き起こすと言う。 https://misarin.net/youkai/frame/kaisetu/105202.htm 夜鳥 鵺。ぬえの別名。 →そのままなので、鳥(とり)を烏(からす)に。 また、「烏夜」で闇夜の意。 フルネーム漢字だけ見れば日の指す場所もほとんどない闇夜みたいになっていい(!?) ---- ▼職業技能(将来の夢 ベース) ※下記特徴表で前職を引いているので、職業技能が8種を超えています! ★将来の夢:権力と地位があって女も食材も調達に困らない立場の人間 →裏社会にもコネが効く?大企業の代表や公選職・ディレッタント 等 選択技能:回避(危機回避)・信用(顔が効く)・目星(目が効く)・拳銃(力)・法律(力)・隠す・隠れる(隠蔽力)・図書館(知識) 現実主義ぶってる高校生がガキの頃から†最強の俺†を夢想しているようなもんだと思ってください。 ▼2015特徴表 2-10 前職(職業技能P+54P) →「幼少期の得難い体験」は確かにしているので採用 幼少期の体験:人殺しの両親のもとで殺された妹を食う+死刑になるような親の息子だけど当たり障りなく生きてくるくらいの擬態 →技能;医学・生物学(食材を見る力と限られた食材で生きる力) 隠す・隠れる(自己を抑える・隠す力) ナイフ(食べる肉の扱いはうまくなったかな) 3-5 銃火器の達人 -------------------------------------------------------------------- 所持・心得のある武器 -------------------------------------------------------------------- ▼肉切り包丁(技能:ナイフ) かつての経験が活きている。 食欲を性欲で代用できている今、あまり使用することもないのだが、やはり肉を切るのであればこれであろう。 ▼ベレッタM85F(技能;拳銃) 警察官の女にねだって手に入れた拳銃。ご丁寧に弾倉もある。 当然あまり使用する機会はないが、都会にいた頃は裏山などで射撃練習は行っていたため、それなりの命中精度を誇る。 ▼12ゲージ・ショットガン(二連式)(技能:ショットガン) 狩猟用。祖母の家にあったもの。祖父が狩猟経験があり、資格を持っていたようだ。 幸い祖母は何も言わないので、私物とさせてもらっている。 -------------------------------------------------------------------- ■キャラシに記載すべき点 -------------------------------------------------------------------- ▼親族の名前 苗字はさすがに当時から変えている? ・父 天正 公也(てんしょう・まさなり) ・母 天正 早百合(さゆり) 妖怪「ふらり火」の逸話から。 ・祖父 鳳 大風(おおとり・たいふう) 中国の妖怪「大風」から。 -------------------------------------------------------------------- ▼好きな人 →壮馬 最初はヤれる都合のいい女がクラスでもう一人調達できるなくらいだったが、 他とは違う(男のふりをして頑張ろうとしている)ところや、純情でいじらしいところが なぜか気になってきた……と言う感じかもしれない。 いじらしい女が初めてというわけではないが、このクラスは怖い女ろくでもない女が多いので 相対的に壮馬のイメージが上がっている説がある。 個人的にはもっと女っぽいカッコしてほしい。男としたいわけじゃないし。 「髪伸ばしなよ」とか無責任に言ってると思う。 恋はしているが、相手を大事にしたい守りたいという気持ちかと言うと難しい。 そういう感情に慣れていないので、どちらかというと独占欲や支配欲。 ただ殺したいわけではないので抱きつぶしたり食いたいとは思っていない。 食べつくしたいと思いたくない、と思うことは、それなりに衝撃でもあった。 人間は自分にとって肉の塊であったはずなのだが。 相手を尊重したいとは遠く、言うことを聞いて欲しいし自分を受け入れて欲しい。 壮馬はいい子なので受け入れてくれそうな気がするが、とはいえ化け物はさすがにそうはいかない気もする。 受け入れてもらえないことが怖いというよりは、彼女に受け入れてもらえなかったときに自分がどうするかわからないのが怖いので、己を隠している。 ※自分が他の女と関係を持っていることに関しては罪悪感は全くない。必要だからやっているだけ。 でも壮馬が他のやつにとられたら理不尽にブチギレる自信がある。 甘酸っぱい恋というよりは、エゴにまみれた子供っぽい感情。 小学生とかで経験しておくべきだった情動。 -------------------------------------------------------------------- ■設定 -------------------------------------------------------------------- ▼内面 それなりに過酷な幼少期を辿ってきてはいるのだが、己の実力で今のような状況を手に入れることができたので、それなりに万能感を感じている。 冷静沈着に、虎視眈々と、計算の上で盤面を動かすカリスマ……になっているつもりである。 実際そう言った才能がないわけではないのだが、そこに驕りが無いと言えばうそになる。 全く根拠のない自信ではなく、努力の末に咲き誇る成功体験故の自信。 失敗を知らないから崩れていない、全能感。 一方で明確に一般人とは異なる己の衝動や性といったものは全て肯定できているわけではない。 だからこそひた隠しにするために努力している。 能ある鷹は爪を隠すと言うが、それは少し間違っている。 「普通の人間」であろうとするには、いっそ人より「優秀な人間」になった方が良い。 何かがあった時に、疑いの目を向けられるのは評価が低い存在だ。 「あいつがそんなことするとは思えない」と、言われるような存在になってこそ、安全地帯と言える。 人とは違うということに、コンプレックスが無いわけではない。 どうして自分が、自分だけが、という気持ちも抱いたことがある。 できるならば人と同じになりたい。普通の人間のように、渇きを感じないで生きていけたらどんなにいいか。 それでも、その願いは今のところ叶わない。 どれだけ努力したところで、衝動を抑えられたことはない。 ならば届かぬものに手を伸ばすことに必死になるより、手の届く範囲で上手くやった方が良い。 あえて、自分で選んで、人と違う存在になればいい。 自分にはそれができた。 同じ「人とは違う」ということでも、マイナスではなくプラスへ。 疎まれるのではなく、望まれる存在へ。 欠点を消すことができないのなら、それを覆い隠して余りあるほどの長所を伸ばせばいい。 ---- 人並みの情動を手に入れているように見えるが、大半が周囲の真似である。 感情が無いわけではない。何も感じないわけではないが、人よりものを感じる振れ幅が少ないのだと思う。 喜怒哀楽は存在しているが、どれも膜がかかったように不透明で、弱い。 だからこそ、人並み以上にそれを演じることはできるのかもしれない。 強く、欲として感じていることだけが、情動の中でも燃えるように明るい。 ---- 両親は頭がおかしい人たちだったのだと思っている。 救いようのない異常者。世間の評価はそうであったし、特に反論する気も、情もない。 ただ、その異常に順応せざるを得なかった日々があったのも確かである。 おかしい人たちであったが、直接的な暴力は受けることは無かった。 それなりにかわいがられていたのだろう、と思っている。 その可愛がり方が異常だったのは確かだが。 母はよく自分のことを撫でた。 頭を撫でて可愛がる……ということよりは少し違うかたちで、その手のひらで息子の身体を撫でまわしていた。 同じように、自分のことも触るように言っていた。 触れあうことで、所有物であることを確認していたのかもしれない。 父親とは、そういったことはすることはなかった。 両親は、よく目の前でまぐわっていた。 息子が見ているだとか、そういったことは彼らには全く関係のないことだった。 いや、むしろ、見ているからこそ見せているという部分があったのかもしれない。 あれは彼らの教育だった。 見せつけるだけでなく、息子を参加させることもあった。 母は率先して幼い息子をその体に受け入れたし、父も止めることは無かった。むしろ母と一緒にレクチャーするほどだ。 童貞卒業、という事象自体なら、年齢が一桁のうちに経験することになった。精通前である。 父親を受け入れながらこちらを見る母の目だけが、少し怖かった。 唯一幼少期で記憶している感情である。 妹のことは、妹として認識していたはずだった。 自分より小さくて弱い生き物。 確か、自分より4個は年下だっただろうか。 小さくて、頼りなくて、自分の後ろをよたよたとついてくる存在が、ただの肉塊へと変わったのは、自分が9つくらいの頃だったと思う。 ドイツでは、豚を屠殺した際に、余すことなく加工し、食し、利用するらしい。 血も、骨も、皮も、肉も。 それが命を喰らうことだと、再生されるVTRのナレーションが述べていた。 両親はそのビデオを流しながら、息子に妹の解体を手伝わせた。 「おにいちゃ」と自分を呼んでまわっていた存在は、刃物を切り入れれば、いくつかの塊になった。 両親が言うには、これからこれを食べて生きていくことになるのだから、ありがたがって解体せよ、とのことだった。 恐怖や悲しみ、絶望と言った感情を抱いた記憶はない。麻痺していたのか、実感が無かったのだと思う。 肉を切り開く感覚はしっかりと手に伝わっていたが、その肉が喋る人間であったことへの実感が全く湧かなかった。 これは妹であるが、肉であり、死体であり、その日以降の自分の食事だった。 家族、という単位が曖昧だったのかもしれない。 自分はおそらく両親に愛されて育ったように感じていたが、妹はそうでもなかったように思う。 自分には名前があったが、妹は「妹」だった。 両親はもしかしたら、最初から妹のことは家畜として作成していたのかもしれない。 その日から食事は肉を喰らうことになった。 付け合わせなどはない。ただその肉だけが、食事として与えられた。 自分で切りひらいた肉は、どれも見覚えがあった。 それをぼんやり考えながら食べるのが日常だった。 肉は、妹は、美味かった。だから特に、困った覚えはなかった。 生まれてから食べてきた食材の中で、何よりも美味かった。 冷凍保存した肉を解凍し、毎日少しずつ食べていく中でその肉が減って行くのが惜しいとも思った。 数年も、よくもったものだと思うが。 あの頃は満足に食べると言うことは知らず、最低限の生命維持を妹の肉で行っている状態だった。 両親が警察に捕まった時は、特に悲しみを抱いたということもなかった。 物心つくころから異常に触れ、異常が正常であったからこそ、「両親が突然いなくなる」ということも、大して大きな出来事ではなかった。 自分を保護した警察官が何を言っていたのかはすべてを理解することはできなかったが、その口調や態度から、自分は「憐れまれている」と感じた。 なるほど、加害者は両親であり、自分は被害者であるらしい。 ならば、その通りにした方が角が立たないだろう。 異常な殺人鬼の家から救出された幼い少年、それが世間に求められた役割だった。 ---- 祖父の家に引き取られた後は、気を遣ってくれたのだろう、できる限り生い立ちのことは周囲に知らされないようにされていた。 成程、確かに知られないほうが角が立たない。「可哀想な少年」はステータスではあるが、普通に生きていく上では重荷になる。 だから、自分でも徹底的に擬態するようになった。 人を見て、求められている反応をして、相手の信用を得ることは得意だった。 おそらく、これがあるから両親にもかわいがられたのだろうか。普通を知ったうえで考えると、彼らの愛し方は異常であったが。 相手の好む反応をして、相手の欲しがる言葉を言って、相手の求めるようにすれば、人は簡単に自分を受け入れた。 優秀であるほど、人は好感を持つ。反感を持つものもいるけれど少数になる。 尊敬、憧憬、好感は簡単に得ることができる。 人に憐れまれるようなことなど何もないような人間でいれば、自然と人は心を開く。 そうしていれば、角が立たない。 ただ──そうして集まる人間は、やはり肉の塊だった。 切り開けば食卓に並ぶようなものだった。 一度覚えた食材の味はそう簡単に忘れられるものではない。 殺す、などという選択肢は取ろうとは思わなかった。折角普通の人間を演じているのだから。 だから同級生に手を出そうとなどは思わなかったし、腹が減っても誤魔化していた。 だが、目の前に都合よく肉塊と化した元・生命が現れたら、拒む理由は存在していなかった。 だからこそ、そうして貪った祖父の肉がどうしようもなく不味かったことは衝撃的だった。 せっかく待ち望んだ人の肉が手に入ったのに。 祖父を喰った、ということに対する罪悪感というものはイマイチない。 殺したわけではないし。悪いことをしたという自身の中での判断はない。 ただ、社会的に知られては不利であることは理解していた。 なので、火をつけた。 育ててくれたことに対する感謝はしている。ただ、それだけだ。 愛着もない。未練もない。帰るべき家だという認識もない。 また、引き取られるままに住む場所を変える。それだけだ。 ---- 一か所が長続きすることはなかなか無かった。 自分に問題があるのかもしれない──が、特に大きな問題を起こしたりはしていない。 強いて言うなら、受け入れることを選んだ親戚側が耐えられなかったのだろう。 この頃には、自分の見目が人並み以上であることを理解していた。 自分を見る相手、特に女性の反応がわかりやすいほどワンパターンであったからだ。子供でもわかる。 学校の保健体育で、正しい性教育、というものは学んでいたし、 人を喰う自分の身体や、喰いやすいように人を理解しようと人体に関する本も読んでいたので、人並み以上には性知識はあったと言っていい。 捨てる童貞もとっくの昔に失っているし、求められれば拒む理由はなかった。 最初の相手は親戚の女だ。 叔母……だとか、それくらいの血の距離であったと思う。 既婚者であったし、大学生の娘もいる三人家族の家だった。 母親の方が、先に手を出してきた。 かつての母を思い出しながら、わざと無知のふりをして、叔母の言う「お勉強」を受けた。 それを見ていたのか、娘の方が声をかけてくるのにそう時間はかからなかった。 ひとつ屋根の下、女二人はみるみるうちに性の快楽におぼれていった。 家事や、近所づきあい、仕事や学業と言ったものをすべて投げ捨てて。 家の主である叔父が気付いたのは少し経ってからだ、何があったかは女二人が言うことは無かったが、 叔父のなんともいえない目は何が起きたかを知っていることを物語っていた。 殴られて、「出ていけ」。 それでその家との縁は終わった。 次の家が決まるのにもそう長くはかからなかった。 話を聞きつけた別の親戚が引き取ってくれたのだ。 ただ、こちらも長続きはしなかった。 その家に女がいれば、必ずと言っていいほどそれを理由に環境が崩壊することになった。 いわゆるたらい回しにはあったのだが、特段困ったということもなかった。 大抵関係を持った女は「日狭は悪くない」と言ったから。 生活が出来ればいいし、学校生活も問題なく送ることができた。 人が沢山いる社会に属することは、どの道必要であったのだ。 ---- 性行為は、どちらかというと好きだ。 快楽が好きと言うより、満たされぬ渇きが満たされる感覚が好きだ。 生きていく以上、肉を求める飢えは永遠に付き合っていくものだと思っていたから、こんなことで代用できるのだという感動すらあった。 それに、女がいれば実現可能であり、リソースが十分であるという点も魅力である。 喰えば、つまり殺すことになるし、そうなると一度きりだ。 もしかしたら年齢も関係するかもしれない。そんな危ない橋を渡ることは「普通」であるためにはできない。 性行為であれば、若い女から年増まで、渇きを満たすことは可能なのがとてもいい。 関係を持ったのは親戚だけではない。 行く先のクラスメイト、教師、先輩──学校の中には多くの女がいてとてもいい。相手には困らなかった。 それに、自分の「普段」に触れることが多い学校の人間は、信用させて関係を持つのもとても楽だった。 優等生なので不良にまぎれて夜遊び──なんてことはやらないが、たまに一人で夜の街に繰り出すこともあった。 足がつくような女だけでなく、一夜限りの足がつかない女もいた方が都合がいい。 若い少年が一人でいることに好奇の目、心配、その他もろもろの感情を向けてくるような女はとても簡単だった。 中でも良かったのは警察官の女だ。 学生が夜歩きをしていることに目を付けて、声掛け──所謂補導をしてきた女警察官がいた。 だが、面白いことに、補導ではなく保護をしたくなるものらしい。私情で。 つくづくこの見た目は便利なものである。 「保護」をされつつ、女からはいろんな話を聞いた。警察の内部の話や、仕事の愚痴まで。 機密もペラペラと喋るのが面白くて、冗談半分でした「おねだり」も、案外簡単に通ってしまった時は笑ってしまった。 警察官が民間人に拳銃を横流しするなど、表に出れば大変なことだ。 まあ、バレた頃には、自分は別の場所へ移動しているのだが。 都会の暮らしは良かった──好きなものは手に入るし、困ったら逃げる先もごまんとあった。 それが、まあ、こんな田舎の村に留まることになるとは。 ---- 一応、我儘などを言わないいい子、であるので。 こんな地味な村でも文句を言わずにニコニコ過ごしている。 都会と違って、人の噂の蔓延するスピードが速いので気は緩ませることはできない。 だがメリットもあって、だいたいの人間が世間知らずなのでやりやすい。 「いい人」であるのも簡単だ。 都会から来たアウェーな存在ではあるが、それをカバーするだけの好印象を残せばいい。 幸か不幸か学級委員などを任されてみれば、クラスメイトに信頼され、また彼らのことを知るのにも都合が良かった。 来たばかりの転校生に学級委員を任せるような教師はどうかと思ったが。 ---- ▼所感 【壱】 調子が狂う。あまり得意ではないタイプの女だ。あまりこういうのはいないので珍しい。 とは言え、素に近い反応を出せる相手もいても損はないかもしれないと思って甘んじている部分もある。 相手もそれがまんざらでもなさそうだので、あえて二人の際は不機嫌でいる。 都合がいい女だと思ったが、面倒も感じている。 ……が、関係を切るのもやや危惧する部分がある。 何を考えているのか分からないのが大きいのか。 あの母親の目を思い出してぞっとする。 親が親を殺したという話は、正直どうでもいい。 【弐】 やりやすい。 田舎でもいじめはあるらしい、まあ人間はどこに行っても大差はない。 悩みを聞く、というフェーズが発生すれば、だいたいの女は思い通りに転ぶ。 いじめというのはされるよりする側の方がわかりやすい部分があるものだ。 幸いあまり男慣れをしている感じでもなかったし、関係を持つに至るのもそう手間はかからなかった。 避妊に否定的なのは少し驚いた。こういうタイプは身持ちが硬いイメージがあったので。 まあ食欲を満たすためには願ってもないことではあるので、やはり都合がいい。 【伍】 あまり興味がない。 彼がナイトを気取っている壱と自分が関係を持っていることに関しても罪悪感などない。 関係を持ちたいのなら持てばいいのだし。 したいと言うのならば、しない方が悪い。 クラスでの距離も大して特別なものではない。 自分は学級委員で、相手はクラスメイト。 当たり障りのない、同級生としての親しさで問題はない。 ♪プレイリスト ・わたしと歩いていると恥ずかしいの/ わたしのココ https://www.youtube.com/watch?v=4Wtkxk3wNTc イケメンと言えばこれだよな。 ・黄金数 / いよわ https://www.youtube.com/watch?v=_YpcTBm15QU まあ性根は力を持った気になっているガキ ・パケットヒーロー/MARETU https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/31153.html ・魔言の愛/Veronica https://petitlyrics.com/lyrics/3053654 ・全能感/Veronica https://petitlyrics.com/lyrics/1172504 うわああああああリジェットになっちゃうよ!!!!! すみません。合っちゃったからには……ネ…… CVが豊永利行かというと、保留。 ・セカイ再信仰特区/ろくろ https://w.atwiki.jp/hmiku/pages/36714.html 本当は俺が黒幕になりたいんだと思うこの少年 ・有耶無耶/yutori https://www.youtube.com/watch?v=xI-uSTkMO3M https://www.uta-net.com/song/352035/ -------------------- もらいもの! WIZARD/Janne Da Arc https://www.uta-net.com/song/19333/ soramimi / Vaundy https://www.youtube.com/watch?v=Jh_0EW6G3gQ
※
歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました
(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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エラーメッセージ
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の著作物です。
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