タグ： 六畳半の夏

明るくさっぱりしたでかめのギャル。カワイイ水着に軽く上着を羽織って、自由気ままな一人暮らしをしている。 ダブったのは高2の時。遊ぶのも働くのも楽しくてバイトして遊んで好き放題してたら単位が足りなかった。朝晩に一本ずつ煙草をふかすのが最近の流行り。 シングルの父親と仲良く一緒に暮らしていたが、余命宣告を受けて一人暮らしを決意。理由は「親父が毎日ベソベソしてて湿っぽいから」。ちゃんと笑えるようだったら遊びに来てもいいよと言っているが、毎晩の電話ではずっとメソってるのでまだダメっぽいな〜と思っている。 親父の性格は穏やかで気が弱い。中小企業の会計をやっている。煙草はよく吸う。気付けばカートン持って行かれてたが娘のことを思えば……！ とメソったためまた鬱陶しがられた。母親とは離婚している。詳細は知らないし会ったこともないが、恐らく駆け落ちだった様子。 死ぬのは怖いけど、怖がってても時間がなくなるばかりなのでもう楽しもう！ やりたいことやろう！ という感じ。海が好きなのでルンルンで島に来た。 名前は浜木綿から。繭で、「どこか遠くへ(花言葉)」で、彼岸花(科分け)で、夏で海辺で線香花火！ 夕日のイメージで西の端。 「西端 眞由様 元の時代には戻れなかった為、手紙を残す。預かっていた物と渡したかった物を同封しておく。数日間、世話になった。ありがとう。君が長く、明るい世界で生きていけるように願っている。どうかお元気で。 百野 真実」

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