タグ： ロトあだ

若手の落語家。よくある家庭、よくある社会で育った小柄な青年。 学生時代にラジオで偶然耳にした落語がおもしろく、同時に多くの人を魅了し笑顔にできるものであることを知った。 そこからは親や学び舎には頼らず、ほぼ自力で落語家になる知識や経験を身に着け、行動をもって周りに落語家になる夢を納得させる。 彼は自分の最も得意とする武器である言葉の力をよく知っているため、だからこそ、時には行動で示すことも大切にしている。 HO1になんとなく興味がある。理由は紫央自身分かっておらず、なぜ気をひかれるのか不思議に感じてすらいる。 だが、なんでもかんでも力で解決しようとするHO1が性に触るのだ。そんな暴力の権化に苦言をこぼしたところで焼け石に水、糠に釘、暖簾に腕押し。 ならばHO1を己の言葉をもって、とことん、極限まで、可愛がってやろうではないか。 自分の指示がなければまばたき一つから心臓の運動までできないほど彼を屈服させて見せよう。 そんな支配欲がある。紫央は人生で一度もそんな異常とすら呼べる大欲を抱いたことはなく、そんなものとは無縁とさえ考えていたため、その欲自体を自覚しきれていないだろう。 ある日、見ず知らずの女性に路地裏へと手を引かれ、キスをされた。 もちろん彼は面識もない人間と気軽に接吻をかわせるほどおおそれた経験も嗜好も持ち合わせてはいない。しかも偶然HO1に目撃された。通常ならがむしゃらに逃げ出しただろう。 しかし、その時己の瞳がとらえたHO1の今までに見たことのない顔、気に食わなそうな視線に得体の知れない感情が沸き立った。 そんなお前を見たかった、もっと見せろと言わんばかりに笑みを浮かべながらキスを見せつけるようにわざとらしく大げさにしてみせた。 ──ああ、あの顔が忘れられない。 目的は「十羅矢を探し公演を成功させること」、「HO1を紫央の言葉がないと生きられないほど完全に服従させること」。 十羅矢とは日常会話でよく小突きあう仲でもちろん一人の落語家として尊敬しており応援もしている。 自分の階級が十羅矢より下だろうが上だろうがいつでも追い抜きたいと見据える大切な目標でもある。 柩島師匠のことは落語家としてはもちろん人生の師としても尊敬しており、懐いている。 年の差もあるのか紫央が甘える一面もあり、はたから見ると祖父と孫のように映るかもしれない。 落語家としての名前は桃樂帝 晶英(とうらくてい しょうえい)。 モチーフはアメジスト。（以下個人的メモ用引用） アメジストは、赤と青の色で構成されています。 アメジストは耐久性があるため、あらゆる種類の日常着の宝石に理想的な宝石 金属にアメジストの宝石を入れたい場合、金属の選択は好みの問題になりますが、美しいアメジスト石英の紫色はイエローゴールドと非常によく合い、ビンテージの外観を実現し、また、ホワイトゴールドやシルバーの色にもよく合い、よりモダンなスタイルを実現うることができます 古代のギリシア人は、アメジストの宝石で飾られたゴブレットからワインを飲み、酔っぱらわないようにしました。 そのため、アメジストのもう一つのニックネーム「飲酒の石」です。

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