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春山家の長男。 一族の伝統的なしきたりや作法が身についている。 穏やかな性格。勉強熱心で責任感がある。 多岐にわたる場面で麻酔を担当しており、29歳の時に麻酔科専門医の研修プログラムに参加し、32歳で専門医資格を取得した。 アスクレピオスと触れ合った感想は「科学の進歩ってすごいなぁ」。医療現場と同じく、日々情報が更新されていくそれに置いていかれぬよう、自分の知識や考え方も磨き続けなければいけないと考えている。 ◇３年前の女性 看取る義務がある。『安楽死』を救済であると考えているため、万一生き返ったとしても、そのまま行方が知れないのはおかしいと思っている。患者の考え方、どのような病状であったのかを初めて知りたいと思った。それまでは「決まり事であり、正しいことである」と疑わなかった。 仕事を完了させるためにも、真意を確かめるためにも彼女を探さなければいけない。 誰かが連れ出したのであれば、警察に通報します。 ◆名前のモチーフ ヤマガラシ　蛇 ケシ　別名：麗春花 ーー変更可能性あり ◇安楽死について 『安楽死』を神聖なる医療行為と捉えている。 しかし、2年前、ある患者と出会ったことによりその在り方に疑問を抱くように。 休憩中、ある日の中庭ですい臓がんの治療のため入院している80代の患者と話す機会があった。 今回の手術は無事成功。一週間後に退院するとのこと。その人は、延命治療を望まなかった。ガンが再発することがあれば、それが自分の寿命であり運命なのだと言った。 数ヶ月後、転移により病状が悪化。家族の希望により、延命治療を開始。麗花は患者の苦痛を和らげるために麻酔を施した。 倫理的な問題について深く考えさせられた麗花は、当家における『安楽死』疑問を抱くようになる。 「白蛇」の判断は絶対であり、連絡を取ることができない規則に対してこれまで疑問や不満を抱くことはなかった。しかし、今件を通じ、安楽死に対しても同じことが言えるのではないか、それは本当に救いであるのか、本人の話を直接聞いて初めてわかることもあるのではないかと考えるようになる。 ⇨認識違いでした！！！最終確認は行っているとのこと！！ 意思疎通が難しい人に関してはそう思っていたかも。それか、話せたとしても一言二言だから、この人が生きるための方法はなかったのかと考えているよ。死を与えるためではない。救いを与えるために行っていることだから。

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