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▮ 特徴表 ①寄せ餌(D)[4-6]：人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 ②銃火器の達人[3-5]：銃火器とは何かの縁があり、普段から親しんでいる。火器技能5つ(拳銃、サブマシンガン、ショットガン、マシンガン、ライフル)の基本成功率は50％である。 ▮ HO2 共に遺書屋を初めて1～2年。頼れる年下の相棒。 噂を聞き、その殺しの手口を買ってスカウトしに行ったのが出会い。 どうやら自分のことを殺したいらしい。まだ満足いくまで遺書を読めていないので待ってほしいと伝えたら普通に待ってくれて、沢山遺書が読めるように沢山仕事もしてくれている。 ▮ プロフィール イメージカラー：白 性格：鷹揚、淡白、三日坊主 　他人の感情は理解できるが自身に落とし込めていない（例：「楽しそうだな」は分かるが「楽しい」が分からない）ので、つくづく自分は空っぽだと感じている。それに対して傷ついている訳では特になく、あくまで客観的事実として受け止めている。 　そんなこんなで趣味も出来ず、出来ても続かず、人間関係も広がらずで人生が非常に退屈に感じられるようになり、他人の強い想いや感情を浴びることで得られる感情の疑似体験を追い求めて行った結果、そこに娯楽性を見出すようになる。突き詰めていった結果「遺書」こそその究極体であるという結論に至り、自力で読める範囲のありとあらゆる遺書を読み漁るようになる。 　とはいえそう多くの「遺書」に触れられる訳でもないため、少し考えて「遺書」に多く触れられる職に就く手を思いついたが、どちらかと言えば遺言書の方が多かったりで求めていたものと違ったので、また少し考えて、”人の死に多く接することが出来”て、且つ”死に往く人に自分で書かせることが出来”れば万事解決なのではと思い至り、その後なんやかんやで今に至る。 ▮ 【遺書が書けない理由】 　自身の中に遺せるものが無い(と少なくとも自分は思っている)から。 　未練も、感謝も、後悔も、全部見様見真似で、ありきたりな事しか書けない。 　自分が自身を空っぽだと思っているだけで本当はまだ自分のことが分かっていないだけなのか、それとも本当に自分の中には最初から何もなかったのか。何も分からない。分かろうとも思わない。これだけ執着している遺書も、その内満足して「ちょっと長く続いた趣味」程度であっさりどうでもよくなる。どうでもよくなれることがわかっている。そのことにすら何とも思わない。それは多分、HO2に対しても同じで。 　そんな自分が書いた遺書は、綴っていくありきたりな言葉は、果たしてHO2にとって意味のあるものになるのか。遺せるものはあるのか。分からないから書けない。 　けれど、自分が殺そうとしている人間から自分宛に遺書を貰った時に何を思い感じるのかと言うのには凄く興味があるので、書き上げたい気持ちはとてもある。 ▮ 【遺書】　※　本編通過後執筆 ──────────────────────────────────────── 駿へ 時が経つにつれ俺に好意的になっていく駿のことを、 変わった奴だな～と思っていたし、 何なら今でも思っているけど、 そんな駿と過ごした時間は、 結構、割と、悪くない時間だったと思う。多分だけど。 声を掛けたのが駿で良かった。 俺と遺書屋をやってくれてありがとう。 これを読んでいる君は、今どんな表情をしているのかな？ 願わくば、その表情が俺が見る最後の景色でありますように。 君から見た俺が、空っぽな人間でなかったことを祈って。 白柳 志 ────────────────────────────────────────

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