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沈　義男（しん よしお） 46歳（男） 巨大犯罪組織の違法賭博場のオーナーである。元は生粋のギャンブラーである。 【バックストーリー】 義男はギャンブラーであり、現在は違法賭博場のオーナーをしている。 組織からは賭場上の拡大を命じられている。 学生時代に友人と行った賭け（麻雀やポーカー・ブラックジャックなど）が最も人生で楽しい瞬間であった。 そのため、母校である大学（都内の法学部所属）が最も意味のある場所となっている。 特に、友人の一人である白樫伸介（しらかし しんすけ）とは親しかった。 白樫は強気で大胆な賭けが多いプレイヤーで、消極的なプレイ傾向の義男はそんなプレイに憧れていた。 将来は賞金の掛かった大会に参加してギャンブルで生計を立てよう、と２人で夢を語ったこともあった。 2人は、町中の雀荘を潜り、常に勝ち越していた。それは2人の青春でもあった。 大学3回生の春、「新しい賭場を見つけた。」白樫に誘われ、向かった先は、違法カジノだった。 灰色の雑居ビルの地下にあるそれは、薄暗い室内にうるさい電飾、甘ったるい嫌な臭いがした。 白樫に促されるまま席へ座り、テキサスポーカーで賭けを行った。同席する男たちは皆、白い顔をし、さながら亡霊のようであった。 2人はそこに入り浸るようになり、トランプゲームで常勝。無敵だと思っていた。 今日もいつも通り、賭場に潜る。今日はいつもより騒がしい。 白樫が血を流し、部屋の隅に倒れている。 助けを乞うような目で白樫は義男を見る。白樫はイカサマをしていた。 友人として顔を覚えられていた義男は、お友達のために誠意を見せろ、と男たちに詰められる。 義男は法外な額のそれを断り、代わりにゲームで決めようと言った。 男たちはブラックジャックを提案。義男はこれを了承する。 義男は負けた。男たちもまたイカサマをしていたのだ。 友を失った。金も失った。金さえあれば。要求を呑んでいれば。 町を出て、裏社会でギャンブルを続けた。それしか知らなかった。 抜けられぬ泥濘に足元を見やれば、犯罪組織の賭場のオーナーとなっていた。 【キーコネクション】 あの日の後悔を忘れないために、ブラックジャックを携帯している。 ブラックジャックの使い方は組織から勧められた寺の住職、庵跡に教えてもらった。 彼の獲物は絞殺ひもであったが要領は同じだった。 【イデオロギー】９ お金は力であり、得られるものは全て得るつもりだ。 【重要な人々】８ 有名人。あなたのアイドルか英雄。→難しかったので、友人で。 【なぜそれほど重要か】８ 後悔。彼らの代わりに死ぬべきだったなど。 【意味のある場所】１ あなたの学び舎　学校や大学など 【秘蔵の品】９ 武器（ブラックジャック） 【特徴】８ 忠誠心が強い（信念のために死んでもよい。金のためなら。）

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