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※最終更新:2024/7/31 ※VAMP/HO花嫁　ネタバレ有 ``` 「踊りなら任せて！あとは…踊りの中なら剣舞が好きだよ。これでも結構自信あるんだぁ。良ければあなたに、アタシの踊りを見せてあげるから。またいつでもここに来てね」 「えっと…この歌劇団入ってから…その、いっぱい食べすぎちゃって……ふ、太ってないよ？！………多分………。」 「―――だから、ずうっといっしょにいようね！」 「う、ううう……お勉強……覚えるのとか、苦手だよ……えっと、アタシ、極力暗記いらない場所で登場したい、かな……。」 ``` 名前:ローザ 性別:女性 年齢:25歳 誕生:？ 身長:167cm 体重:ひ、秘密…！ 職業→踊り子(エンターテイナーで選択) 職業技能:聞き耳、芸術、心理学、変装、対人関係技能×2(言いくるめ、魅惑)、任意の技能→医学、目星 ※VANP オリジナル:バックストーリー表 →容姿・4:体型について。ウエストは頑張ってくびれを作っているが脂肪と筋肉で体は厚め。 →イデオロギー・13:任意。→自分が死ぬまでHO姫とずうっといっしょにいる。 →重要な人々・2:アネモネから医学を教えてもらった。 →意味のある場所・1:家族のような人たち。 →秘蔵の品・1:普段から持っている、手鏡。 →特徴・10:指先の表現や繊細な動きができ踊りの中で繊細な表現が可能。 ➸通過済シナリオ ➸過去 気が付いたら、アタシはその部屋にいた。 あの子と一緒に。 アタシの人生の始まりはそこだったのかも。だってそれより前の事とかわかんないし、3年も前だったから、馬鹿なアタシはよく覚えてない。でもそこに読んだら頭が痛くなるような本が沢山あって、食事はとても少なくて、光だってほとんどなかったから、ずっと暗闇の中で過ごしてた。 つまらない場所だったけど、アタシの傍にはあの子がいた。 あの子はとても綺麗だった。そして優しい声でアタシを癒した。ドアの隙間から漏れる光でキラキラ輝く目も、静かに響く、歌声も、アタシは大好きだった。ううん、そんな言葉で表現できるものじゃない。 アタシはあの子を愛していた。2人だけの場所。アタシたちだけのお部屋。あの子の歌声も、その肉体も全部、アタシ1人だけのもの。 大切にしたい。可愛がって、たくさんその身体を抱きしめて、何回も愛してるって伝えた。彼女の歌に心が踊る。その気持ちを指先にまで力を込めて、舞う。それが確かにアタシたちの愛し方だった。あの子はアタシの踊りのためだけに歌ったし、アタシはあの子の歌声の為だけに舞っていた。 今ならわかる。 あそこは本当に幸せだった。だって邪魔する人が居ないから。 今なら分かる。 心と体も全部愛そうと思ったとき、アタシは確かにあの子の体を抱きしめて、服を脱がせようとした。お腹とお腹をくっつけて、あの子の首筋に噛み付いた。普段なら美しい歌声を聞かせてくれるあの子が今は甘い声を漏らしていたのは、堪らなくなるほどアタシの欲望を揺さぶった。その時にはもう既にアタシはあの子を押し倒して組み敷いていた。涙に濡れたその目が、世界で一番綺麗だった。 あの子をアタシは手に入れようとした。 でも、次に目を覚ましたら、あの子が苦しそうにしてる。そのまま血を吐いて倒れた彼女に真っ青になってたら、扉の奥から焼け焦げた臭いがした。 炎だ。 命が大事だったから、アタシとあの子は手を繋いで村から離れた。監禁されてたとは思えないくらい、呆気なく外に出ることが出来た。 燃え盛る建物や人々から発せられる、鼻が曲がりそうな悪臭と、炎が生み出す強すぎて痛いくらいの熱気から、アタシたちは背を向けた。安全だと思う場所まで逃げようとして、意識を失った。 そうして、アタシは目覚めたあの子の顔を見た時━━━嫌な予感がした。 あの子はアタシと、自分自身の名前を尋ねてきた。 まるで、アタシの事は知らないような顔をしてた。 あの子の綺麗な目に、アタシの存在は写っていない。 覗き込んでよく見ても、愕然とした表情を浮かべる自分の顔しか見えなかった。 大きく目を見開く自分がそこにいる。それだけははっきり覚えてた。 そこから先はよく思い出せない。悲しかった。アタシの全部忘れられちゃった。 気が付いたらアタシたちは移動歌劇団ブーケに拾われてて、そこで働くようになっていた。 いろんな人がいて、少しずつ元気を取り戻した気がした。あの子が他の誰かのもとで笑顔で会話をしていたり、知らない人の前で歌っていたときは胸がズキズキ痛んだけど、アタシは我慢した。 そこはアタシだけのものだったのにな。 歌劇団の皆は赤の他人であるアタシにとっても優しい。お客さんもいっぱいアタシを見てくれる。でも一人になるとやっぱり嫌な気持ちが湧いてきちゃう。 せめて。せめてあの子が。アタシだけ見てくれればよかったのに。でも知ってる。あの子はそんなことしない。あの子はもうあの子じゃない。 アタシの知ってるあの子に戻さなきゃ。 あるときから、変な夢を見るようになった。 ママ、ママって、お腹を見たら、動いてて、なんだろうなって首をかしげてたら、お腹がとっても痛くなって、いっぱい血が出て、何かが出てくる。そんな夢。 一番最初にみたときは生々しい夢だなぁくらいにしか思わなかったけど、その夢は1日じゃ終わんなかった。毎日毎日見た。この子がお腹の中で蠢いて、アタシの中から出てくる。夢じゃないと思った。きっとアタシの中には赤ちゃんがいるんだ！神様が届けてくれたのかな。夢以外で感じ取れることはないけど、それでもお腹を撫でては、踊り出したいくらい嬉しい出来事だった。 この子は緑色でどろどろしてる。いつしかそれは「もうすぐ会える」って言ってきた。 嬉しいな。アタシに赤ちゃんがいるんだ。でもこの子が何でいるかは全然分からない。あの子以外とそういうことしたいって思わないから、誰かとしたことないんだけどな。 朝、お腹を擦るのが日課になった。はやく会ってみたかったもん。 でも、夢でもう一つ、声が聞こえてくる。 「もうすぐ君は死ぬ」 アタシ死んじゃうのかぁ。それならせめて死ぬ前にこの子に会いたい。 アタシのもとまでやってきたこの子がアタシのお腹を裂いて生まれてきたら、そしたらキスしたいな。やっと会えたって、抱きしめて、匂いを嗅ぎたい。 名前は、どうしようかな。そうだ。この子の名前は、あの子の名前にしよう。 あの子の名前を持つ存在が、アタシの中にいる。そう考えたらすごい幸せな気持ちになった。 それと同時に、下腹部が動いて、ぞくぞくする。 そうだよね。この子はいずれあの子になるんだ。そうだったんだ。悩んでたアタシに神様が素敵な贈り物をしてくれたのかも。 あの子をこの子の中に入れて、アタシが生みなおしてあげる。そしたらきっと誰も、アタシからエレインを取り上げない。 エレインは、ずっと、ずっと、ずうっと、アタシといっしょ！ 緑色のどろどろを抱っこして母乳をいっぱいあげて、死ぬまで育ててあげる。 そんな自分を想像したら、勝手に笑みが零れてきて。 手鏡に移る自分は、とっても幸せそうに。まるで婚姻を祝福される花嫁みたいに、輝いていた。 …………。 足は地につけないで 頭を下げてまっすぐに まわってまわって ぐるぐるまわって ゆっくりしっかり その身を見せて 愛したいの できないって 言われるくらいなら お腹を破ってもいいんだよ アタシはエレインと会いたいの だから ずうっといっしょにいようね！ ➸人格 ※好き嫌い、得手不得手、趣味特技、弱点等 どこか純真、純然で、まっすぐで元気な女性。でも結局大好きな自分のことにしか頭になく、融通が利かない頑固で面倒、かつ非情で欲深い人間。 HO姫と共に過ごした過去を引きずっており、それが無くなった現在でも、『二人っきり』の関係性に憧れている。 そんな幸せをすべて忘れた現在のHO姫に対する恋慕や嫉妬、愛憎が複雑に混ざり合っているのをひた隠しにして接している。当人はそんなこと言ったって現実は何も変わらないし意味のないことはしない、と考えているが実際はそんな風に想い焦がれ、悩み悔やんでいる自分が好きなだけであり、悲劇の花嫁ぶりたいだけである。自覚はないが。 現在のHO姫が他の人間により可愛がられたり、自分の前でだけ歌っていた歌声が自分以外のために歌われていることに対し強く複雑な激情を抱いている。HO姫の歌や存在を独り占めしたい、前のHO姫に戻して自分だけを見ていて欲しい。そんな風に過ごしていた中で見た夢に出る化け物の存在や出来事が現実になると信じている。ある時その化け物にHO姫の名前を付けると性的興奮を覚え気分が高揚し、化け物をHO姫の生まれ変わる姿だと思い込んでいる。自分にとって都合のいい現実になったと本人は喜び、お産(腹を裂いて出てくる化け物に使用する言葉ではないかもしれないが)を手伝ってね、とNPCのアネモネにはその存在を伝えている。混乱してしまうかもしれないので、化け物につけた名前はまだ誰にも言うつもりがない。HO姫を愛しているようで実際は自分のことが大好きで、自分の幸せしか考えられない、頭の中がお花畑の自分勝手と自己満足の塊のような人間である。 …とはいえ、表向きにそういった部分は表出されることがなく、殺人や堕胎等の倫理観や常識をある程度持っており、かなり価値観や感性に普通の人間とは違うズレがあるが他者にそれが知られることはない。また、こんな考えを持ってはいるが、他者に対する恩や感謝の思い、優しさはあり、これでも全員の幸せを考えてはいる。その前に自分の理想が優先されるが………。 余談だが監禁から解放されて歌劇団で過ごす中でHO姫のことで悩みすぎて食事を過剰に食べてしまい、現在のローザは体重に悩まされている。食べすぎたからいっぱい運動しなきゃ！と思って踊りまくって筋肉が増えていることにはあまり気が付いていない。歌劇団の皆からはよく食べよく運動しよく寝る人って感じのことをしている。 ※奇跡の劇の幻視※　HO花嫁の姿 【追放された花嫁】 蒸留器を体内に埋め込んだ花嫁。 胎内にある一枚の緑の葉を羊水で守りながら火にかけ、蒸留した液体をグラスに注いで飲んでは胎内に戻す。彼女にできるのは過去を想いながら自らの理想の花畑に到達するのを夢見ていることのみ。 彼女を縛り、守った鳥籠も、彼女の存在意義も、すべてが髪と共に断ち切られ、永遠は無くなった。 自由という名の荊棘の上でかつての姿に恋焦がれ、その記憶に囚われたまま、ただ、踊るだけだ。 ➸交友関係 ・歌劇団の人々(他HO含む)…自分を大切にしてくれた大事な居場所。家族。この場所を維持したまま自分の望みが叶うことを夢見ている。 「アタシの、血の繋がってない、家族みたいなひとたち。」 「とっておきのサプライズは、いつ言えばいいのかなぁ。ふふ。みんなお祝いしてくれるかなぁ、楽しみ。」 ・モネちゃん…可愛い子。まじめでしっかりしてて、本当にかわいい。食べちゃいたいくらい。 ・アイリスちゃん…ママ。小さくて可愛いけど、多分年上。アタシにお母さんがいたらこんなかんじかなぁ。 ・アネモネ…医学を教えてくれた人。エレインを産んで育てるのを、傍で見ててほしいと思っている。 ・エレイン(HO姫)…エレインについて聞かれれば、みんなと同じくらい大好きで、大切な子だと、笑顔で告げるだろう。その笑みに陰りがあるのを気づける人間がいるかは不明だ。 「あの子の歌はアタシだけのものでいいの。大丈夫。もとのあなたに戻してあげる。どんな痛みも恐怖も不安も怖くないよ。アタシが死ぬまで、ずうっといっしょにいてね。」 ・エレイン(？？？)…腹の中にいるHO姫の生まれ変わった姿、だと思い込んでいる。HO姫と同じ名前を付けた。実際は長期間夢に出てくるだけで、本当に妊娠していたりその存在がいることを確認したわけではないが、ローザはその存在を信じて疑わない。 ➸願い、希望、望み ・自分が死ぬまでHO姫とずうっといっしょにいる(自分にとっての、自分のためだけの一番の幸せ) ・HO姫が自分の理想の存在になる(HO姫が他者から干渉されることがない二人っきりの関係性の誕生) ・上記以外での現在の環境の維持 ➸疑問、疑念、悩み ・「あの子がどっか行っちゃって、この子になってくれないことは嫌だから、できる限りこの歌劇団でエレインが過ごしやすいように過ごしてらいたいな………。」 ・「産むとき痛いのはちょっと怖いかも。」 ➸イメソン タイトル:ずうっといっしょ！ 歌手:キタニタツヤ リンク:https://youtu.be/pdkXf2Ztunk ➸RP 一人称:アタシ 二人称:あなた HO母、処女にはちゃん付け。HO姫は呼び捨て。NPCはさん付けが多いが、アネモネとパキラは呼び捨て。 基本敬語は使用しない。 ➸名前の由来 童話、ラプンツェルがモデルのキャラクター。 ローザとは、西洋風の女性名の一つである。ちなみにrosaとはラテン語で薔薇を意味する。(ピクシブ百科事典より) 赤いバラは全体として「情熱、愛情、貞節、美、模範的、熱烈な恋」 ピンクのバラは全体に、「温かい心、愛をもつ、恋の誓い、幸福、感謝、上品、かわいらしさ」 青いバラには「神の祝福、奇跡、喝采、不可能を成し遂げる、神秘的、夢かなう」 白いバラの花言葉には「心からの尊敬、無邪気、純潔、相思相愛、約束を守る、私はあなたにふさわしい、あなたの色に染まる」 4本のバラ「死ぬまで気持ちは変わらない」 ➸PLメモ きめえなぁこいつ。 村の名前→ノヂシャ村 みんな大好き！大切なひと ➸ネタバレ(作品名/通過後)

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