タグ： るぅきCS HO1 秘匿あり

＊HO────────────────── ○公開情報 HO1：人殺し 貴方は虐められっ子だ。昨日隣の席の同級生を殺してしまった。 HO1とHO2の関係について HO2は不登校であり、HO1とHO2はあまり話す機会はなかっただろう。 仲が良くても、付き合いの浅い友人どまりだったに違いない。 ＊技能───────────────── ◆あると楽しい技能 <目星><聞き耳><INT> ●放浪者ベース 職業技能：言いくるめ、隠れる、聞き耳、忍び歩き、心理学、値切り、目星＋ほかの言語（英語など） 値切り⇒信用 言いくるめ⇒図書館 ＊特徴表──────────────── ・2-3　親の七光り：親が有名人かもしれない。信用+20 ・2-9　バイリンガル：EDU*5を最大3つまでの他の言語技能に振り分けることができる（フランス語・英語・イタリア語） ＊プロフィール───────────── ■名前：立藤　幸（たちふじ　さち） ■年齢：15歳 ■一人称：私 ■他人称：君/君たち ■誕生日：3/9　誕生花：馬酔木 ■カラーコード： ■好き： ■特技： ■趣味： ■嫌い： ■苦手： ■イメソン： あの夏が飽和する。 死ぬとき死ねばいい 人生はコメディ ■名前由来： ■その他備考： ＊キャラクター───────────── 「昨日、人を殺したんだ」 今現在いじめを受けている中学3年生。 長い黒髪と惹き込まれる様な紫目を持つ。 その容姿はかなり端麗で、中学入学直後から既に人の目も噂もひいていた。 しかし、本人自体は他人とあまり話さず、いわゆる高嶺の花の状態であった。 それがいつからか、気取っている、生意気、見下してる、そんなふうに言われるようになり、気付けばいじめという形になっていた。 誰ともあまり関わっていなかったせいで、誰も止めようとするものはいなかった。 灰崎らむという人間が主体となって、最初は軽いものだったが、どんどん陰湿になっていく。 それでも彼女は嫌がりもせず、泣きもせず、怒りもせず、教師にも家族にも言う気配はなく、ただ黙ってその事実を受け入れ続けてきた。 ​──その限界が近かったとしても。それでも。 中身は割と苛烈な女。 人を、特に男を使うのが本来的に上手い。 皆、彼女がそこにいるだけで存在感があり、惹き込まれる。そうしてまるで馬酔木のように、人を狂わせるのだろう。 しかし彼女はそれを自覚し、自ら使うことは無かった。意味の無いことだから。 彼女の家庭は彼女により荒れた。 そこにいるだけで人を狂わす人間がいたのだ、当然の崩壊なのだろう。 再婚先の父親と名乗る男に襲われかけた。 それを知った母がヒステリーを起こし、男はものに当り散らし、そうして2人して口を揃えて「お前が悪い」と言った。 ああ、きっとそうなんだろうな、とその言葉をうけとめてしまった。 彼女は毎日地獄に行き、地獄に帰っていた。 いつか自分を助けてくれる優しくて誰にも好かれる主人公なんてどこにもいなかったと知った。 基本、自分本位で無駄なことはしたくない、疲れることはしたくないというタイプ。 なので、いじめに関してもスルーを決め込んでいた。いつか落ち着くと思っていたから。 けれど、結局落ち着くことはなく、『昨日』を迎えることになってしまった。 ずっと、この世界に違和感があるんだ。 自分だけがズレているような、そんな違和感が。 幸と名付けられた少女に、幸せの四文字なんてものはどこにも存在しなかったのである。 たった、それだけの話。 HO2の彼のことは正直、取るに足らないただのクラスメイトだった。 顔を見ても名前を思い出すのに数拍かかるような、そんな距離。 なのに、どうしてだろうか。 自分を看取るのは彼だと思ったのだ。 だから、その玄関を鳴らしたのだ。 ＊通過シナリオ名──────────── ・夏飽和　HO1（KPC） ＊秘匿───────────────── ○秘匿内容 これは下校時の夕暮れのことだった。 貴方は隣の席の同級生、灰崎 らむ(性別はKPの任意)を殺害した。 二人きりの逃げ場のないその空間で囁かれる罵詈雑言が嫌になって肩を突き飛ばし、打ち所が悪かったのかすぐに灰崎は息を止めた。 ピクリとも動かず、瞬く間に冷たく固くなっていく灰崎が恐ろしくて、貴方は逃げ出したのだ。 死にたいという感情を抱え、脇目も振らずに走り、家に帰れず、雨が降る外で一夜を過ごして、そうして行きついた先がHO2の家の前だった。 何故ここに行きついたのかは、貴方は理解している。 灰崎を殺した際に、貴方の死を看取るのはきみであると、どこか確信をもって思ってしまったのだ。 だから、貴方はその家のインターホンを押して、頽れたのだ。 ○探索者について 探索者は、灰崎 らむ(性別はKPの任意)に虐めを受けていた。 虐めの内容は好きに決めていいが、貴方が灰崎を殺害する前は、二人きりの逃げ場のない空間で罵詈雑言を浴びせられていた。 囁くようなその声で、脳にちくちくと針を刺しているような心地がして、それに酷く嫌気がさしたのだ。 また、灰崎が死んだことはHO2はまだ知らないだろう。 伝えるも伝えないも自由だ。 ○HO2との関係について HO2は不登校であり、あまり話す機会はなかっただろう。 仲が良くても、付き合いの浅い友人どまりだったに違いない。 HO2に対してどのような感情を向けていても構わないが、秘匿内容にある通り「灰崎を殺した際に、貴方の死を看取るのはHO2であると、どこか確信をもって思ってしまった」ことに留意すること。 ＊AF────────────────── ＊後遺症──────────────── ＊通過日・END───────────── ・

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