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そこそこ良いところの家の出であるが、学生時代に出会ったゲームを忘れられず大学に入らず高卒で働き始める。 表向きは探偵の真似事をしているが、本来は護衛・襲撃を専門としている仕事をしている。方向性が特殊なため、一部では有名である。 学生時代は『オトギカントリーズ』の隔離サーバーにあった赤鯖で遊んでおり、かくれんぼガチ勢の一人であった。 サービス停止してなかったら兄弟と共に父親の会社に勤めていたはずだが、サービス停止してしまいあの頃の刺激を忘れられず、普通の身にいられなくなってしまった。 得意技は相手が足を降ろすのに合わせて自分も降ろし、足音を殺しつつ相手の背後を歩くと言うかくれんぼ。 特徴：『影が薄い』《隠れる+20%》《忍び歩き+20%》 「オトギカントリーズ」VRMMORPG。※現在このゲームのオンラインサービスは停止されております。 通称「オカズ」。 このゲームは童話をモチーフにした国（サーバー）に降り立ち、勇者として魔王を倒すゲームとなっています。遊びとして裏切って魔王側に就くことも可能です。さらに専用の乗り物を使うことにより、別の国に行くことも可能です。難易度は低めに設定されており、和気あいあいとみんなで楽しみましょう！！ 「オトギカントリーズ・裏」 隔離サーバー。もしくは監獄サーバー。 アバター作成時に脳スキャンされ、適正ありと判断されたプレイヤーが送られる世界。表側では搭載されていないゴア表現とダメージフィードバック機能が付いており、リアルの肉体が死なないよう最低限のセーフティーが付いているが、体が欠損する痛みをリアルに感じられる。適正者とはようするに、それでもこのゲームをやるヤバい奴らである。 さらにプレイヤーたちは降り立った国の魔王を倒さず、むしろ国のプレイヤー半分が魔王側に就き、勇者は他国の魔王とプレイヤーたちの首を捕りに行くと言う縄張り争いのゲームに発展してしまった。ようするに魔王は自国の敵ではなく首領になり、世界観を楽しむ表と違って世界観で殴り合うこととなった。国ごとに童話のテーマだけじゃなく、プレイヤー層もかなり違う。 99％のダメージフィードバックがあるゲーム内で、プレイヤー通しの殺し殺され合いのゲームになってしまった。 なお、痛覚機能のことが口が軽く広めようとした愚か者によってバレてしまい、サービスは停止して運営のトップは逮捕されてしまった。サービス停止の瞬間にプレイヤー情報を全消しされているため狂った面子たちの個人情報については警察にも知られていない。 なお、犯罪者予備軍とも言える存在であることをプレイヤーたちは理解しているが、同時に「リアルでの殺し合いとか、刺激足りないよなー」となっているので、ゲームを由来とした犯罪行為は今のところ発生していない。 ・『シンデレラ』：灰鯖。七人の自称お姫様による内乱戦国。 ・『赤ずきん』：赤鯖。隠密と暗殺者が集った鯖。肝試しによく使われた。 ・『白雪姫』：白鯖。猛毒やら拷問器具がめちゃくちゃあった。 ・『ラプンツェル』：髪鯖。男女関係なく髪が長い奴が偉い鯖。そのため髪を狙って攻撃されることが多い。 ・『茨姫』：茨鯖。国中棘の茨だらけ。その茨の隙間から銃撃戦がめちゃくちゃされてた。賞品は眠り姫を口説く権利。大体無視される。 ・『三匹の子豚』：豚鯖。建築ガチ勢どもの鯖。要塞作ってんじゃねーよ。 ・『人魚姫』：海鯖。海中行動を強いられるクソ鯖。専用装備必須。 ・『ブレーメンの音楽隊』：音楽鯖。使われているの楽器じゃなくて音響兵器なんすわ。振動攻撃万歳。耳栓必須な！ ・『ヘンゼルとグレーテル』：兄妹鯖。極道のような奴らが治める国になってた。そっちの兄弟じゃねーよ。 ・『一寸法師』：チビ鯖。この国に入ると漏れなく全員チビサイズになる。 ・『桃太郎』：桃鯖。猿犬雉鬼とどちらかと言えば人種が少ない鯖。ここの鯖からサービス停止の戦犯が出た。 ・『青髭』：髭鯖。元ネタが元ネタだけにめちゃくちゃやべー鯖。少数精鋭だが狂人ばかりでどの鯖からも警戒されていた。

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