タグ： プルガトリウムの夜

一人称:僕(俺) 二人称:きみ エセ関西弁 班を率いる、一見すると信用ならなそうな刑事。あえてそう振る舞う顔の下には、熱い正義の心が眠っている。 幼い頃、旅行中に巻き込まれたちょっとした事件で関西弁の刑事に助けられてから、かっこいいとエセ関西弁で話すようになった。 いいところの家に生まれた一人息子。 自分を思い通りにコントロールしようとしているのがありありと伝わってくる両親に反発し、刑事の道を目指した。 大学までは自分のためにもなるしと我慢して従っていた。 根底にあるのは“正義のヒーロー”への憧れである。 自分のことを省みず、けれど犠牲にすることもなく無条件に他者を救う者。人々を危険から遠ざける者。人知れず戦い、平穏を守る者。家という檻の中で、そんな存在に憧れた。一人でも多くの人の日常を守りたいと刑事になった。 けれどヒーローにはなれなかった。 自分の罪を直視し続けることができず、酒という安易なものに逃げていることに強い嫌悪も覚えている。 せめて、抱えて忘れないで進んでいかなければならないのだとわかっている。けれど駄目だった。思い出すのが怖い。考えるのが怖い。皆に知られるのが怖い。 憧れていたものとは対極の、忌むべき存在になってしまった。 今は何故刑事をしているのか、自分でもわからない。惰性か、せめてもの罪滅ぼしか、存在する意味のないプライドのためか、何にせよ以前のような強い意志は霧散してしまっている。 「僕はここで班長やらせてもろてる蘇桜律輝や。よろしゅう」 「胡散臭い刑事？はて、そんな奴うちにおったかな」 「きみおもろいやんけ！」 「ははっ、しゃーないやろこんなん」 「っ……、ちがっ…俺、そんなつもりじゃ……」 ハイパーシーン(紫蘇輝石) 刑事:聞き耳、芸術/製作(演劇)または変装、射撃、心理学、法律、目星、対人関係技能1つ、任意1つ 信用 20～50% 職業技能P [EDU×2+DEX×2]選択→330

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