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【セリフサンプル】 「あ、えっと……はい、大丈夫ですよ。先ほどの仕事はこちらで処理しておきましたので、ご心配なく」 「今日のラッキーカラーは……よし、ラッキーアイテムの十字架も持ったし、あとは――あ、あれも持って行かないと！」 「私、許せないんです。もちろんこの事件もですが……ずっと甘えてた自分自身が。だけどもう大丈夫です、なにも怖いことなんてないですから。……これ以上、失うものなんてないんですから」 【呼び方】 一人称…私 二人称…あなた、～さんなど 【基本情報】 捜査一課に所属する女刑事。 数年前の彼女を知る人物に彼女の印象を聞けば、「要領はいいが良くも悪くもパッとしない」「大人しく、穏和で前に出ることがあまりない人」「常に誰かの後ろをついて回ってる子犬みたいな子」などと返ってくることだろう。 事実として刑事として優秀ではあるがそれだけで特にパッとした功績はなく、どうしても誰かの影に埋もれがち。なにより、自分の同僚にもっとすごい人物がいたため、彼女が日の目を見ることはなかった。しかし、彼女としてはそんな境遇に不満を覚えるようなことはなく、むしろ充実していたことだろう。 彼女の同僚に「中川 恭平」という人物がいた。同僚であると同時に彼とは幼馴染であり、交際を重ねて結婚した夫婦でもある。昔から家族ぐるみでの付き合いでよく一緒にいることが多かった。 中川は昔から正義感が強く、何事にも真っすぐに取り組み、いつでも明るく振舞ってみせ場を盛り上げるリーダーシップの持ち主であり、よく彼に引っ張りまわされていた。もちろん嫌々というわけでもなく、彼女にとっても彼を頼もしく感じ、せめて足は引っ張らないようにと世話を焼くことが多かった。 彼女自身は昔から警察や刑事といったものに憧れなどはなかったが、彼がそういった道を志していることを知り、その道を共に歩みたいと共に刑事を目指すことになった。 そんな二人が正式に交際を始めたのは警察学校に入ってからで、結婚は二人が刑事となれた頃からだが、その時期からとある猟奇的怪異殺人事件を追うこととなり、報告は落ち着いてからとなってしまったため、入籍はしているが式などは挙げてない。それでも、二人で一緒に大きな事件に立ち向かうことにどこか高揚感のようなものを覚えていた。 しかし、そんな甘い現実がずっと続くことはなく、その事件を共に追っていたはずの中川は自殺という形でこの世を去ってしまった。 いったいどうしてそんなことになってしまったのか。どうして自分に一言も告げずにいなくなってしまったのか……そのようなことをぐるぐると考え込んでしまい、塞ぎ込みがちになってしまった。ただ、どうしても彼が自ら命を絶つような人物だとは考えづらい。きっとなにか裏であったんじゃないか。もしそうだとしたら…… 「――私はソレを許せない」 きっとこの事件はまだ終わっていない。彼が自害したことにもなにか理由があるはずだ。それを明らかにしなければ、悔やんでも悔やみきれない。 彼に甘え続けていたからこんなことになったのだ。それに気が付けなかった自分にも腹が立つ。もう自分を支えてくれていた彼は隣にはいない。 だったら誰がやらなくてはいけないか……答えは単純だ。 「いつまでも甘えてられると思うな。私は一刑事なんだ」 「恭平くんが目指してた夢はきっとこんなのじゃない……私が、私がやらなくちゃいけないんだ」 【備考】 本名……中川 千代里 好きなこと、趣味……誰かの役にたてること、料理、占い 嫌い、苦手なこと……おいていかれること、多足類の昆虫 誕生日……9月13日(乙女座) 【特徴表】 3-07：俊敏・・・どんな時でも鋭く素早く状況を把握できる。 　　　　　　　　＜回避＞の基本成功率が[DEX×2]ではなく[DEX×5]となる。 4-08：大切なもの(D)・・・他人には価値のないものだが、大切な品物をいつも身に着けている。 　　　　　　　　　　　　 失った時、1/1D8の正気度ポイントを失う。(1d6→5)(婚約指輪) 【不定の狂気】 【通過済みシナリオ】 『金糸雀の欠伸(HO1)』 以下ネタバレ注意 ーーーーーーーーー 【遭遇した神話生物】 【後遺症】 【会得呪文】 【会得AF】

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