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【私立花ヶ丘高校秘密倶楽部】 ■HO3：桜に幕 ========== <職業ベース：精神科医(2015)> 職業技能P=[EDU*20]または[EDU*10+APP*10]→後者を選択。 職業技能：医学、化学、心理学、精神分析、生物学、説得、薬学、他の言語 職業特記："1件の狂気において<精神分析>のロールに失敗しても、環境を整えたり、投薬を行ったりすることで再度<精神分析>のロールを行うことができる" <特徴表> 4.6-寄せ餌(D) 1d6⇨6...6*10=60興味ポイント追加。 　人間以外の怪物に好かれやすい。誘拐されれば殺されずに監禁されるか、もっとひどい目に遭うこともある。 5.5-おおらか 　嫌なことをすぐに忘れられる。精神科クリニックや診療所などでの正気度ポイントの回復が+1増加する。 ========== <設定> ▼小夜嵐 花霞(よあらし-かすみ) 四方谷高校2年生、新聞部所属の副部長。 よくいる普通のちょっとおおらかな女の子。 感情のゆらぎも少なく、いつも微笑みを崩さず周囲と接している。 多少のオカルト趣味はあるが、オカルト仲間の前以外ではそこまで前面に出したりはしない。大人しめで主張少なめなイメージ。 両親や兄弟、母方の祖父母は東京で暮らしており、現在は父方の祖父母と3人で暮らしている。 家族仲が悪い訳ではないが、両親が仕事で忙しいことや兄弟とは年齢が離れていることが理由になり、その流れで幼い頃から父方の祖父母と暮らしている。 趣味という趣味も少ないが、料理等の家事は祖母の手伝いで良くしている。庭の植物の世話も習慣化している為ある意味趣味と言えるかもしれない。 しかしそれ故なのかなんなのか、手などに傷を付けている事が多くよく包帯や絆創膏をしている。 本人曰く『こう見えておっちょこちょいなんです』との事。 別に不器用ではないがそこまで器用なわけでもないんだとかなんとか。 「あら、どうかしましたか？」 「ふふ、わたしに出来ることならお手伝いしますよ」 「今日もみなさんがお元気そうでひと安心、ですねぇ。ふふっ」 一人称とか：わたし/あなた/あなたがた ========== <花ダイス> ・ダイスで出たの(松)、使いたいの(桜) 80 松(まつ)「不老長寿」「同情」「向上心」「哀れみ」「慈悲」「永遠の若さ」「勇敢」 活気に満ちた人。経験が貴方を強くするだろう。余裕があり、人を許せる器がある。 誰でも間違いはあるものだ、次からしなければそれで良い。 23 桜(さくら) 「精神美」「規律」 決して曲がらない強い心。全てに厳しく、全てに優しい。 だがそれゆえに折れたら立ち直れるかは分からない。 誰よりも強くて、弱い。それが貴方。 <名前> 小夜嵐(よあらし)→自探、小夜嵐の家系から。 花霞(かすみ)→語源が桜が咲く景色から〜なところから。 <チャット色：#ffdbed /桜色 (ja)⇨FFA5D3 > ========== ・通過シナリオ 【私立花ヶ丘高校秘密倶楽部】 HO3：桜に幕 全員生還 【うらめし修学旅行】　2024.10.01　生還 ・不定(🔸=継続中🔹=解除済み) ・後遺症(🔸=継続中🔹=解除済み) ・AF(◆=家にある🔸=普段から所持🔹=使用済み) ＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝　以下HO内容等ネタバレあり注意　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝ ─ ─── ───── ───　嫌なことは忘れましょう。 　　　　　そうすれば苦しくはないから。 ───　怖いことは隠しましょう。 　　　　　そうすれば普通に見えるはず。 ───　不安も全て隠して抱えて。 　　　　　本当に『わたし』が『わたし』なのかなんて、 　　　　　だれにもわからないんだから。 ========== それを感じ始めたのはあの時からだ。あの桜の実を食べたあの日。 初めはただの気のせいかと思った。でも気が付けば、『それ』は気のせいで済ませられないほど大きくなっていた。 なぜそんな風に感じるんだろう。 なぜいつの間にか手が傷だらけに、泥だらけになっているんだろう。 なぜ、虫なんか食べているんだろう。 わからない、わからない。……わからない。 自分で自分のことが、わからない。 まるで自分が、自分じゃないかのように感じる。 そんな、気持ちの悪い感覚。 どうして？わからないけど、それは続いて…不安もどんどん大きくなった。 最初はただ誤魔化した。でも、それも続けば周囲に不安や不信感を与える。疑問を与える。長くは持たない。持たなかった。 ある程度それが続いたある日。 祖父母が私のことを心配し、両親にも連絡するかと話しているのを聞いた。 ただ、いけない、と。そう思った。 わからないことだらけでも、このままではいけない事だけはわかった。理解した。 どうにか隠して、安心させないと。心配なんて掛けたくない。 なんとか、隠して、誤魔化して、どうにか、そうだ。 わらえ。 笑って隠せ、笑顔で、隠せ。何でもないみたいに。 不安なんてない、わたしは普通だから。だから大丈夫。しんぱいしないで。だいじょうぶ。 気付けばそうして、なんでも笑顔に隠す日々が始まっていた。 いいんだよ、だって大丈夫だから。 わたしの事は気にしなくて、いいんだよ。 だから、ねぇ。そんな顔をしないで。 わたしの大好きな顔で、わらってて。 ========== 表面上はおおらかで穏やかな人物だが、その実内面はとても不安定でゆらぎが多い。それこそ霞のように、輪郭がぼやけて掴めない。定まらない。 ただ、祖父母に心配をかけないように。 周囲から『異常』だと思われないように。 自らの不安を隠して抱えて、笑顔で覆っているだけ。 笑え、そうすれば怖くなんかない。 笑え、不安なんか感じていない。 悩みなんてあってないような物だ。 本当に自分が自分なのかなんて、誰にもわからないのだから。 他でもない自分がそう思っていれば、きっと。 そうなる、筈だ。 イメージとしては常に自分に対して精神分析を繰り返ししながらギリギリを保ってるイメージです。にこやか。 ■HO3: 桜に幕 + 怪談名『桜の実』 「これはどこかの学校の桜のお話」 「その学校に大きな桜の木があって、恋愛成就だとか、桜の木の下で告白すると成功するだとか、そんなありきたりな噂があった。」 「でもその桜にはおかしなところがあって、一般的には知られていないけど、桜には実がなる。不味くて食べられないみたいだけどね。その桜は特別美味しい実がなっていた。」 「さくらんぼみたいな味。だから実がなる時期はその桜は人気で、好きな人にその実を食べさせると両思いになる、なんて噂もあった。」 「そんなある日、そうだな、A 子さんとしよう。A 子さんが忘れ物をして深夜の学校に忘れ物を取りに行くことがあった。」 「彼女は無事に学校に侵入して、忘れ物を取りに行った。教室に入ると窓の外がなぜか明るいことに彼女は気づく。」 「窓の外を見れば桜の木が光っていたのさ。そして桜の木の前に一人の女性がいた。」 「女の人は桜の木の前で何かをブツブツとつぶやいていた。A 子さんはそろっと近づいて彼女の声に耳を澄ました。」 『私の子をもらってください』『私ではなく別の人の子になれますように』『どうか私の子を実ってください』 「そうして桜の木は枝を伸ばし彼女のお腹をさすった。その後彼女は何事もなかったように立ち去り。桜の木は元の彼女が知っている桜の木に戻った。」 「もしあの学校の桜の木になっている実が、彼女の子供なのだとしたら、あの木の下で愛を誓い合った二人の子供は、本当は別の子供なのかもしれないね。」 ※上記怪談を初日にPCの口から語ってもらう。語り方は自由。 + 秘匿 あなたはたまに自分が自分でないと感じている。気がつけば手が傷だらけになっていたり、泥だらけになっている。 虫を食べていたこともあった。 それはあなたが小学校の時に桜の実を食べてからだった。 それ以来あなたはずっと自分が自分で無くなるのに悩まされている。怪談はあなたの実体験をもとにした作り話である。 + CS作成指示 ・SAN を最初から -20 すること ・特徴表 : 寄せ餌 (4,6) を必ず採用すること ・下記特徴表は使用不可 　予期せぬ協力者、プロドライバー、飛ばし屋、暗黒の祖先、好意を寄せられている

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