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人間失覚殺人癖　HO1 一人称：私、変身した相手の一人称 二人称：君、名前呼び捨て（女）、名字呼び捨て（男）、変身した相手の二人称 MBTI：ISFP-T ●経歴 本名及び芸名は葛城 周（かつらぎ あまね） 芸能一家の大五子。家族構成は両方の祖父母、父母、兄姉兄兄。 家は芸能人にあらずんば人にあらずの思想。 芸能活動で家族は忙しくしていたため、赤子の頃から家政婦に面倒を見られていたが必要最低限であった。 幼い頃より芸能演劇の講師や家庭教師をつけられ厳しく指導され、子役としてテレビや舞台で活動していた。 幼い頃に好奇心から両親の最愛に変身したが、どちらも家族の誰でもなかった。 歳の離れた姉に伝えてみたが当たり前だと一蹴された。 他の家族の最愛を確かめる勇気はなかったし、両親の結果だけでおかれた環境を理解するには十分だった。 14歳の頃に幼少期から世話になっていた演劇の講師にレイプされた。そうして知らぬことを知ることで演技の幅が広がるのだと下卑たツラで宣っていた。 家からの圧力により義務で芸能活動をしてきたため自分自身演技することが好きなわけでも楽しいわけでもない。 幼い頃からの教育によりどのような役もよくこなしていたが、愛が行動原理のような役を当てられた際はいつも納得のいく表現をすることができず、役に感情移入もできず酷く苦戦していた。 家の事情もあるため長年続けていたが、客やスタッフ共演者からの「当たり外れの差が激しい」といった評価や、自分自身表現しきれずにどうしようもなくかたまる体や思考に限界を感じ、27歳でとある舞台の千秋楽直後逃げるように引退した。 舞台女優を辞めたことで勘当され、現在の組織に身を置いている。 ●人となり 寡黙であまり自分からは口を開かない人。 演技に深みがないのではないか、不自然ではないか、人を納得させられる表現をできているだろうか、そういった第三者の視線をずっと気にしてきたため、人の目が得意ではない。 しかし自分の見目の良さを捨てては自分に一体何が残るのかもわからず、今唯一手元にある自分の良さが見目であると思っているため雑にもできない。 相反する感情の中で、基本的には綺麗に着飾るようにしている。 視線から逃れるため誰かの最愛に変身し、見られているのは自分自身ではない安心感を作って過ごすことも度々ある。 1人を好むがどうしても誰かの温もりがほしくなる。 満たされない感覚をなにで埋められるかもわからず、自室には殆ど物がない。寝心地の良いマットレスばかりがある。 自ら自身について語ることは殆どなく訊かれれば軽く答えるか、話したくなければ曖昧に誤魔化すか、嘘を言うかしている。 そのため愛人の中で自身が裏社会の人間であると知っているのは津島時雨だけである。 ●愛人について 幼い頃の経験により人の温もりを無意識に渇望している。 誰かに赦されたい、そんな欲求により形からでも自分から赦してみようと他人に過度に親切にし親身に受け入れた結果、あれよあれよと増えてしまった。 男性との肉体的関係は自身にリスクが大きいため関係を築く気がなかった。そのため愛の真似事のようなものを与えてきたのは女性のみであった。 愛人の最愛に変身しても自分であった試しもない。 自身も愛人の中で誰かが絶対に自分にとって必要かと言われれば誰も必要ないようにも思っていた。 底の空いた鍋が満たされることはないように、誰と関係を築いても虚しいばかりであった。 それでも自分なりに全員を大切にしてきたつもりではいた。幸いそれをこなすだけの器用さは持ち合わせていた。 津島時雨とは同じ劇団に所属しておりそこで知り合った。元の職場で唯一交流が続いている相手である。本名である「葛城 周」を唯一知る愛人でもある。 ●自殺について 自分が赦されるとは思えない感覚を抱いた時、猛烈な孤独感に襲われた時、うまくいかない演技をした後、どうしようもなく無価値で消えてしまいたいと思った時、愛人と過ごした後の空虚感、自身の出演した作品の映像を偶然見た時等に衝動的に行っている。 例えば両親の最愛を知った時は入水を、レイプをされた時は首吊りを、劇団を辞めた際はオーバードーズを試みたがいずれも失敗に終わった。 リストカット等は行うことがない。基本的に死に至るものではないため自身の外見的価値を下げるだけだと理解している。 ●永井盧花 一目惚れの相手。偶然着飾って仕事に行くところを目撃した。 以来彼女が何をしていても「かわいい」で脳が埋め尽くされるようになってしまった。恐ろしいほどに「かわいい」以外のことが考えられなくなる。 普段から素顔を晒していてくれればいいのにと思うが、あれだけかわいいのだから素顔で過ごしていれば虫がわくだろうとも思う。それは困る。 2人きりの時ばかりは素顔でいてほしいが、2人きりの時に素顔でいさせる都合の良い口実も浮かばない。 惚れてしまってからというもの、無意識に目で追ってしまう。最早大喰らいなところも変な被り物をしているところも怪力なところも愛らしい。 人間失覚殺人癖 20240908,14,15 全員読了

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