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職業技能：芸術家 言いくるめ or 説得、芸術（任意） or 製作（任意）、心理学、目星、歴史 or 博物学 ＋次の技能から３つ選択：コンピューター、写真術、生物学、天文学、芸術（任意） or 製作（任意） 【性格】 真面目で真っすぐな性格。頑固。 正論パンチ繰り出しがちで、相手の冗談が通じずに？？？になることが多い。 傍から見ればコミュニケーションが苦手に見えるが本人は気付いていない。 世界中を転々としていたこともあり、友達と呼べる存在ができたことがない。 【経歴】 エジプト人の母と、韓国人の父との間に生まれた。 5歳の頃に母を亡くし、絵描きの父と世界中を旅していた。 行く先々で父の絵を売り歩く生活で、貧しい暮らしだった。 それでも父のことが好きだったし、父の描く絵を素晴らしいと思っていた。 父から絵の技術を少しずつ教えてもらい、12歳頃からは自分の絵も売れるようになってきた。 少しずつ生活が楽になってきた頃、父は病気でこの世を去った。 死後、父の絵は人気になり、あっという間に売れてしまった。 まとまったお金を手に入れたイルイルは華譚街を訪れた。 【不幸について】 旅路で不幸を売る店があるという噂を聞き、父の死後その店を目指すことにした。 自分はもう十分幸福な時間を過ごしたことだし、不幸を買うことで自分の幸福は他へ回そう、という思考。 人によって幸福の総量が決まっていて、世界にも総量が決まっていて、自分が不幸になれば他者に与えられる、と信じている。 実際のところ、イルイルはずっと幸福だったわけではない。 度重なる不幸を被ってきたが故に、これ以上落ちることはないよね、と思える不幸が落ち着くのだ。 父が亡くなったときも、ああもう大切なものを失わなくて済むのだ、という安心感を得た。 父の死という不幸で、死後作品の価値が上がるという幸福を手にしてしまったことに困惑している。 これは、父の幸福を自分が奪ってしまったのでは？ そうであれば、今度は自分が不幸になりたい。それによって死が与えられても構わない、とさえ思っている。 そのくらい今は生きる希望や意欲がない。

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