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辻 朝霞（つじ あさか） 紅の八塩（#AD002D） ＊ 【一人称】 おれ 【二人称】 （名前）くん/ちゃん、きみ 【他PC】 （名字）センパイ、（名字）サン （呼ばれ方を特に指定されなければ。指定されれば従う） 【話し方】 のんびり間延びした話し方 　▼自分用性格メモ：八剱周と新渡戸椛澄とノエルをえ～い！まぜまぜ！して1/3に割ったみたいな性格の男 ＊ 「辻、朝霞、で～す。あはは」 「はろはろ～」 「まあこのおれに任せといてくださいよお～。全部ぜ～んぶ、解決してみせるんでえ」 「アッハ、そんなこともできないんですかぁ？　セ～ンパイ」 B’ASH消防部職員。 のんびりマイペースなように見えて隙が無く、掴みどころがない性格。生意気なことをよく口走る。 責任感は強く、任された仕事は最後まで遂行する。変なところで真面目。 食べることは好き。馬鹿舌なきらいがあるため、何を食べても美味しいし好きだと感じるが、トマトや莢付きの豆といった「外から中身が見えない生鮮食品」が唯一苦手な食べ物。そのまま口に入れるのがなんだか怖い。加工品や、中身が見えていたりすれば平気。 幼少の時分に庭で育てていたプチトマトの中から虫が出てきたことがちょっぴりトラウマになっている。怖がっていることは恥ずかしいから人には言わない。 好きな食べ物はオムライス。ケチャップライスを薄い卵で包んだシンプルな物が好き。だが、勝手に子どもっぽい好みだなと思っているため、人には言わないし人前で注文しない。 ふと暇なタイミングで一人、行きつけの老舗の喫茶店なんかに食べに赴いたりしている。モグモグ。 幼少の頃から喧嘩っ早く、気に入らない奴に飛び蹴りを喰らわせては叱られていた。 不良連中に巻き込まれるようになったきっかけは、中学1年生の時分、不良に絡まれている学生に遭遇して、不良達を追い返したこと、たったそれだけ。どうしてだかその一件が原因で目を付けられてしまったらしい。 そのお陰で、教師には「問題事を持ち込む問題児」、「不良と付き合いのある問題児」であると思われていたが、実際は付きまとわれていただけだし不良との付き合いなんてない。喧嘩に関しては売られていたから買っていたに過ぎない。自分から売ったことはない。 ただ売られた喧嘩を面倒だからとすべて買い、持ち前の身体能力で全て返り討ちにするものだから、不良連中の中では有名になっていた。返り討ちにすればするほど目を付けられる悪循環。 初めの頃は逃げたりしていた。ただ向こうも学習しない阿呆ではない。その内に、逃げ込みそうな場所に待ち伏せをされたり、逃げたとしてもどこかしらで待ち構えられる。どこまでも追いかけられる。 学校での自分は問題児と認識されているから、教師には頼れない。自宅がバレて、家族に迷惑を掛けたくない。誰も助けてくれない、誰にも頼れない。途中から全てが面倒になり、売られた喧嘩を全て買うようになってしまった。 偶に鬱憤晴らしも兼ねて人を傷つける自分がいることに気付いては、ひどく自己嫌悪に陥っていた。 【以下、『B'ASH』HO4の秘匿内容を含む設定・通過シナリオのネタバレ含む通過記録】 「おれが人を助けるお仕事、ねえ」 「…………いいの、かなあ」 「どうしてハルが居なくならなきゃなんなかったのか。真実は、おれがちゃんと突き止めるから。……だから、また会えたら、褒めてね」 「……いや、アハハ。おれは天国に、行けないかなあ」 【秘匿HO内容含むPC情報】 穏やかでゆるゆるとした性格が一番素に近い。家族の前ではそこまで生意気なことは言わない。ちょっと揶揄ってくふくふ笑ってることがあるくらい。 この生意気な態度は、八つ当たりや、情報収集のうえで相手を苛立たせてやった方がボロを出してくれるだろうという考え、誰かと必要以上に親しくならないよう遠ざける目的などから意識的にやっている。それでも八つ当たりの割合が大きい。八つ当たりしていることを自覚しており、「ボロを出せ」「もう誰とも仲良くならない」と思っているのもどこか言い訳じみている、ということにも、気が付いている。 八つ当たりは、「人助け」を掲げている皆に向けた羨望が攻撃的に捻じ曲がった結果。朝霞も自分がガキ臭い行為をしていることを自覚している。 誰かと必要以上に親しくならないようにしているのは単純に恐怖から。大切なひとを失うのはもう嫌。もう二度とこんな思いをしたくない。なかば意地。実際に、弟のことがあってからは、孤児院の子ども達や職員以外に大切な人間を作ろうとしなかった。 高校に通いながら育った児童養護施設でアルバイトをし、高校卒業時に児童指導員任用資格を取得。施設退所後は大学には通わず、児童養護施設の職員として働いていた。 育った職員の人達に恩返しをしたい、という気持ちからこのような進路を選択したが、職員の人達は「他にやりたいことができたら言ってね」と言いつつ、今度は職員として朝霞を温かく迎えてくれた。 【1年前の出来事】 はじめは、見知らぬ怪しい男が自分の兄弟について知っていることに驚愕した。 幼少の頃であれば今よりは知っている人間はいたろうが、あれから15年も経過しているのだ。それこそ顔などわかるわけがない。“今”の自分に、“辻晴陽”という兄弟がいたことを知っている人間は限られている。 あの男を信用したわけではない。だが朝霞は、たちの悪い悪戯である可能性は低いと判断した。 結論が出てからは早かった。 B'ASHに所属されることを目標に、朝霞は猛勉強を行うことになる。児童養護施設の職員は辞めることになってしまうから、孤児院の人達には頭を下げて「やりたいことができた」と謝罪したところ、むしろ応援されてしまったので困惑していた。 元より身体能力は高かったし、幸い頭の出来も良かったから、苦労することはあまりなかった。自分が他の人間より不利な状況にあるということも自覚していたから、余計努力した。 それらは、弟がいなくなった日から15年間は何かに全力で打ち込むなんてことがなかった朝霞にとっては、初めての経験で。本人は気が付いていないが、無意識的に興が乗っていたところがある。 そんなポテンシャルを秘めた人間が、「のし上がること」を目的に、生活を削ってまで、生きているうちの殆どの時間を費やすのだ。 採用試験は一度目で通過。その後も一般の消防士として数々の功績を重ね、周囲のことをぐんぐん追い抜き置いて行っては、驚異的なスピードで出世。その過程で努力を欠かしたことなど一日たりともないのだが、そのような素振りを見せることはないこと、人に好まれるような振舞いはしていなかったことなどが理由で、周囲の人間からはとことん煙たがられていた。ズルでもしているのかと“疑わざるを得なかった”ほどに人並み外れていた、ということもある。勿論周囲に人間など寄り付かず、当然のように友人はいなかった。作るつもりもなかったので、朝霞にとっては好都合であったのだが。 そしてようやっとのことで、B'ASHに選抜されるまでに至る。 【銀製の指輪（両親の結婚指輪？）】 恐らくは両親の結婚指輪、と聞いた幼少期の朝霞と晴陽は特に気にすることもなく左手薬指に嵌めていた。 成長し価値観が成熟する度に「いや、流石に左手の薬指は……」と躊躇いながらも、弟と揃いで嵌めていたためなんだかんだで左手薬指に嵌め続けていた（躊躇いが発生する前に弟と死に別れたため、「ここに嵌めるって約束したしなぁ……！！！！」と半ば自棄。真面目か。）。今でも、「弟との唯一の繋がりだから」とやめられずにいる。 流石に恥ずかしくなってきて、高校生くらいからは他の指輪もカモフラージュで付けるようになった。学校に行くときはチェーンに通し、服の下に隠して身に着けていた。 一つだけ指輪を嵌めていると変に勘繰られて面倒だったので、カモフラージュに別のシルバーリングも付けている。初めはカモフラージュで付けていたのだが、今ではシルバーアクセサリー自体が好き。特に装飾のないシンプルなデザインのものが多い。プレーンな指輪とか。 結婚指輪（？）はシンプルで控えめなデザインをしているので（なかば言い訳）左手薬指に、自前のシルバーリング（結婚指輪よりボリュームはあるが比較的控えめなデザイン）は右手人差し指に嵌めている。バランス重視。結婚指輪（？）と細めの指輪を重ね着けしているときもあるかも。基本的には結婚指輪（？）以外は気分で変わる。上記のものは一番頻度が高い嵌め方。 休みの日になるとボリュームがある太めの指輪をプラスで着けていたりする。親指とかに。 ・左手薬指（アニバーサリーリング）：創造性を表す指。左手の薬指に心臓と直結する血管があるという言い伝えがある。愛や絆を深める。→心臓と直結、イコール、弟の記憶が生きる原動力。 ・右手人差し指（インデックスリング）：何かを指し示す指。自立心・行動力を象徴。集中力の向上。 【弟】 弟：辻 晴陽（つじ はるひ） ・呼び方：ハル（幼少の頃のあだ名がずっと残っている） ・呼ばれ方：アサ、アサちゃん（おどけてそう呼ぶことがあった）※基本KPにお任せします ・一人称：おれ ・二人称：（名前）くん ・話し方：のんびり穏やかに話す。朝霞ほど間延びはしていない。 穏やかで底抜けに優しい。どんなことを言われても、ほやほやと笑っては受け流していた。弟曰く、「アサが代わりに怒ってくれるからおれはヘーキ」。 読書が好きで、子どもが読むには難しすぎる本をいつも読んでいた。朝霞は晴陽が楽しそうに話す本の話が好きだった。弟の影響で、朝霞も本を読んでみたりしていた。 大事な兄弟。自分の唯一無二の半身。両親のことを覚えていない自分にとって、たった一人だけの肉親。大切だった。彼の傍で、彼のことをずっと守りたいと思っていた。 初めて小学校というものに通うことになったとき、「楽しみだね」と笑い合ってから、孤児院の先生に送り出された。 しかし知識や気遣いの乏しい小さな子どもは残酷で、足が不自由な晴陽のことを遠巻きに、珍しいものを見つけたとばかりに不躾な視線を晴陽に浴びせたのだ。それだけならよかったが、面白がったのかとあるクラスメイトの男子が晴陽の足に関して質問攻めにしたり、挙句の果てには車椅子をベタベタと触ったりした。それに不快感を覚えた朝霞はその男子を殴り倒してしまった。入学初日に、である。 相手にきっと悪気はなかったし、朝霞が悪いことは十分に理解していたが、思わず体が動いてしまったのだ。キチンと反省したし相手とはその日のうちに和解している。晴陽に謝罪したとき、晴陽は「殴るのはよくないよ」と諭したものの、「でも助けてくれてありがとう」「これ、内緒だよ」と嬉しそうに笑っていた。その顔を、十数年経った今でもよく思い出す。「守りたい」という気持ちがより強くなったのは、その日から。 しかし、自分が守ると誓った弟は理不尽に殺され、悪逆な扱いを受けた。当時8歳。 暫くはずっとぼんやり過ごすばかりの毎日を過ごしていた。数カ月ほど経ってから休み続けていた学校に復帰したが、周囲は朝霞にどう接すればわからない。加えて朝霞は入学時に問題を起こしたことで周囲の人間から「怒らせたら暴れる」というイメージを持たれていた。これまでは間に晴陽というクッションがいたからこそ防がれていたが、その晴陽がいなくなった朝霞はあっという間に孤立することとなる。しかし精神が摩耗した朝霞にはその状況を悲しく思う余裕も、誰かと話す余裕もなかった。自分のことで精一杯。なので小学校時代はほとんど良い記憶が無く、朝霞自身もあまり記憶していないところが多い。 【NPC：沙魚川叶芽】 ・呼び方：叶芽ちゃん ・呼ばれ方：朝霞、アサ、アサちゃん（晴陽の真似をして揶揄うように呼ぶことがあったかもしれない）※基本KPにお任せします 同じ孤児院出身の仲間。家族。姉。そして、憧れの人。 彼女は昔から正しかった。 警察官になるのだという夢を聞いたときは心から納得したし、そのような志を持つことのできる彼女に心底憧れた。 朝霞の人助けに躊躇がないところは、彼女の考え譲りである。 B'ASHを目指して努力し続ける最中、何度も叶芽のことを思い出した。その頃にやっと彼女に対する強い憧れと羨望を自覚して、そんな彼女みたいになりたいと心のどこかで思っていたということに気が付いた。 「遅すぎる」「今更そんなこと」「おれにはそんな資格ない」と自身に嫌悪と罪悪感を抱きつつ、「良いのかな」とほのかに期待をしてしまったのだ。 【誕生日】 ●9月23日 ○誕生花：花言葉 彼岸花 ・赤：「情熱」「あきらめ」「悲しき思い出」「再会」 ・白：「思うはあなたひとり」「また会う日を楽しみに」 ・黄：「追想」「深い思いやりの心」 ・ピンク：「あなたのために何でもします」 【ステータス】 ●能力値 　能力値はダイスで出た値を入力し、その後指定（年齢下限EDU+6、HO4DEX20固定）に合わせ増減を行いました。 　※SIZ：11+1d8→11+2 　5回振っても下振れがひどく、申し訳ございませんが個別振り直しも行わせていただきました。APPは諸事情です。 　個別振り直し：STR（7→16）、APP（12→16） ●技能値 ○職業：B’ASH消防部職員 　職業技能：〈回避〉、〈投擲〉、〈応急手当〉、〈聞き耳〉、〈登攀〉、〈目星〉、〈跳躍〉、＋〈マーシャルアーツ〉を選択、計8つ 　・職業P（[EDU*10+DEX*10]を選択） 　　〈回避〉：職業技能/訓練によるもの 　　〈投擲〉：職業技能/訓練によるもの 　　〈マーシャルアーツ〉：職業技能/訓練によるもの 　　〈応急手当〉：職業技能/訓練によるもの 　　〈聞き耳〉：職業技能 　　〈登攀〉：職業技能/訓練によるもの 　　〈目星〉：職業技能 　　〈跳躍〉：職業技能/訓練によるもの 　・興味P 　　〈キック〉：元々足癖が悪い 　　〈図書館〉：本はあまり得意じゃない。嫌いではない（弟の影響）。 　　〈信用〉：話し方が胡散臭くて基本第一印象が良くない・人と仲良くするのは苦手 ＊ 【通過記録】 ●『B'ASH』HO4：全生還 □技能報酬 ・全員B -FIREの技能値を50％(HO1,3はシナリオ内で成長していた分も) □Ability ・HO4のAbilityはそもそもテスト用の力の源を注入したことによる一時的なものだったため、その力は失われる。 ＊ 【終了後追記】 衝撃の事実：性格はただの猫被りだった 　猫被りは晴陽を模倣しようとしたもの。身近にあった手本が晴陽しかいなかったことや、単なる寂しさから真似はじめる。絶妙に似ていない。自分でも似ていないと思っているけれど、模倣のつもりで話すと明るく振舞えて世渡りが楽だったので多用している。 　本来は気難しい性格。仏頂面で淡々と話す。毒舌なところがある。 　自分主体で生きてはいけない、と半ば強迫観念のようなものを無意識的に抱いている。楽しそうなものを見て「混ざりたい」と思えば身を引く。自分が大切にしたらなくなってしまう、と思っている可能性大。

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